これを意識するだけで効果倍増? 求人作成で大切な3つのポイント
1.求人を書くときに何を意識していますか?
突然ですが、求人を書く際にどんなことを意識されているでしょうか?文言の一言一言までこだわっている場合もあれば、もしかするとテンプレートや他の求人からの引用で済ませてしまっているケースもあるのではないでしょうか?
言葉の使い方、レイアウト、内容の詳しさなどによって、相手の受け取り方は変化するものです。同じ勤務条件の求人でも、応募者数が求人の書き方ひとつで変化する可能性もあります。そこで今回は、求人を作成する際に意識するべきポイントをいくつかご紹介します。
2.求人を作成する際に注意すべき3つの観点
求人を書く際に注意すべきポイントは大きく「内容」「雰囲気」「形式」の3つに分かれます。それぞれについて説明していこうと思います。
2-1内容
2-1-1何をしている塾か?
当たり前ですが、何をしている塾かをより正確に伝えることはとても大切です。生徒募集の広告ではないですが、何をしている塾であるかをしっかり伝えることで、求職者はその教室で勤務するイメージを描きやすくなることでしょう。具体的には、教育理念、教育プログラムなどを書くと良いかもしれません。
2-2-2どのような塾か?
続いて、どのような塾かについても求職者にとっては応募可否を決める重要な要素となります。教室内の雰囲気、規模について詳しく書くと良いでしょう。
2-2-3仕事内容
当然、仕事内容についての記載も必要です。指導形態、指導科目、生徒レベルなど、具体的にどのような仕事をするのかはもちろんのこと、その仕事から学べるポイントや身につくスキル、未経験者へのサポート制度などがある場合はそちらにも触れながら記載すると良いかと思います。
<作成例>
生徒一人一人の個性を伸ばす個別指導塾
★神奈川県横浜市の個別指導塾です。生徒は中1から高3まで幅広く在籍していて、レベルも様々です。学校の補習として通う子、受験対策として通う子など様々で、中には集団指導から移ってきて個別指導で実力をつけた子もいます。その他学校の中間試験で順位が3ケタから3位まで上がった子もいます。
★授業中と休み時間の区別がはっきりしていて、授業中は授業を受けている子だけでなく自習をしている子も皆真剣に取り組んで巡回している先生に質問を行います。休み時間は生徒の携帯や音楽プレーヤー、ゲームなど電子機器の利用を禁止しているので、自然と活発なコミュニケーションが生まれ、教室内はとても良い雰囲気です。
初めての先生もなじみやすいアットホームな雰囲気
○現在指導に当たって頂いている先生方の雰囲気はとても和やかでみなさん仲が良いです。
○大学生の先生は全体の7割程度ですが、授業後は講師室では事務さんたちや、専任の社会人講師の方たちともとてもよく話が盛り上がっているようです。新しく指導に当たっていただく方もすぐに溶け込むことのできるとても良い環境です。
○指導法などでわからないこと、不安なことがあればすぐベテランの経験豊富な先輩や専任の社会人の先生に聞くことができますし、教室長はじめ私たちがきちんと対応します。みなさん生徒の目線でわかりやすく指導してくださる先生ばかりなので、未経験者の方もそういった先生方からノウハウを学びとりながら、成長しつつ指導することができます。
2-2雰囲気
内容のほかに、求人広告からどのような雰囲気が感じ取れるかということも大切です。
仕事内容が同じでも、きっちりした塾、アットホームな塾、また職場についてもきっちりした職場、アットホームな職場など、様々あることかと思います。その雰囲気を正しく伝えることで求職者はより勤務イメージを描きやすくなります(また、ミスマッチも減らすことができます)。
2-2-1文体
文体から伝わる雰囲気はとても重要です。きっちりした文語体で書くのか、口語調で書くかによっても求人の雰囲気はかなり変わります。また、「★」や「◎」などの記号を用いるかどうかでも求人の印象はかなり変わります。いくつか試してみて、よりその塾の雰囲気を表していると感じる表現を選択すると良いでしょう。
2-2-2画像
画像を掲載することができる求人媒体も多いことかと思いますが、画像の選択も非常に重要です。授業中の雰囲気、教室の様子など、ご自身の教室をよく表しているものを選ぶと良いかと思います。
2-3形式
最後に、内容、雰囲気、をどのような形式で表記するかということも大切です。他の媒体の原稿をそのまま用いたり、定型文などを使用すればその分作成の手間は省くことができますが、オリジナル文面よりも求職者に正確なイメージが伝わりにくくなってしまうことも事実です。定型文を使わず、オリジナルの表現で求人を作成している教室の方が応募者が現れやすいようです。
3.まとめ
今回は「内容」「雰囲気」「形式」の3つの観点から求人を書く際に注意すべきことをお伝えしました。内容を少し増やしたり、表現を少し工夫するだけで求人広告の効果が良くなるかもしれません。今一度掲載内容を見直してみてはいかがでしょうか?
また、より詳しいコツや求人掲載についてお問い合わせ・ご相談をご希望の方は以下よりご連絡ください。