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敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語)を正しく使いこなそう!【小学生国語】

小学生

2021/12/17

正しい敬語、きちんと使えますか?

 

今回は小学校国語で学習する敬語についてまとめます。小学校できちんと敬語を覚えておくと、将来にも役に立つので、普段は使わなくても覚えさせるようにしましょう。

 

敬語には3種類あります。

尊敬語:相手を立てる時に使う。

謙譲語:自分がへりくだる時に使う。

丁寧語:「~です。」「~ます。」

 

それでは実際に例文を扱います。正しい敬語に直せるか確認して下さい。

 

(1)先生は私に「おはよう」と言った。

(2)私は先生に「おはようございます」と言った。

 

(1)(2)も動詞は同じですが、主語が異なります。

 

相手(目上の人)が主語の場合、動詞は尊敬語を使います。

私(私の所属する団体の人)が主語の場合、動詞は謙譲語を使います。

(1)は「おっしゃった」、(2)は「申し上げた」が正解です。

 

ここで謙譲語に関する注意です。時々、自分の家族の動作に関して、

 

「私の父がおっしゃっていたのですが...」と尊敬語を用いる人を見かけますが、これは敬語をきちんと勉強出来ていない人です。自分の所有物(自分が所属する団体の人)の動作を、それ以外の人に話す場合は、謙譲語を使います。

 

ゆえに、「私の父が申していたのですが...」が正解です。

 

問題を紹介しておきます。

(1)お客様が演奏会に行く。

(2)お客様がお店に来る。

(3)お客様が商品を見る。

(4)私はお客様にプレゼントをあげる。

(5)私はお客様の持ち物を見る。

(6)私はお客様の話を聞く。

 

 

答え:(1)いらっしゃる(2)いらっしゃる(3)ご覧になる(4)差し上げる(5)拝見する(6)伺う

 

 

以下に主な動詞の敬語をまとめました。

ちなみに丁寧語は基本的に「~です、~ます」を付ければ良いので、尊敬語、謙譲語をきちんと覚えましょう。

 敬語

 

 

 

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