こんにちは! 資本主義・社会主義・共産主義の違いをわかりやすく教える方法
を執筆したスペンサーです。
塾講師を目指している皆さん、採用試験対策は順調でしょうか?
ほとんどの塾では、講師採用試験は以下のような流れになっています。
<一般的な採用までの流れ>
①応募(書類選考)
②筆記試験(教科試験、論文etc.)
③面接試験
塾講師の採用試験には、面接試験も課されます。
採用する側は、教える科目の専門性に加えて、人間性も確認する必要があるからです。
”人間性”というと抽象的で、「特別な準備は必要ない」というイメージを抱くかもしれませんが、
実は面接試験には、「面接官に好印象を与える」ポイントがあります。
本稿では、
筆記試験には自信があるけど、面接で何を答えればよいかわからない
面接試験でに苦い経験(トラウマ)がある
就職活動を控えているから、面接の基本を知りたい
という皆さんに、今知っておきたい面接の3ポイントをお伝えします!
コンテンツ
1.返答はコンパクトにまとめる
結論から述べると面接において大切なことは、返答をコンパクトにまとめることです。
それはなぜか。面接官になった気持ちで以下のやり取りを見てみてください。
いかがでしょうか?
塾に志願した理由だけ聞いているのに、一つ一つ詳しく説明してしまうと聞き取る取るのが大変ですよね。
面接というのを、
「質問されたことに対して論理的に説得力を持たせて答えること」こう考えている人は多いと思います。
しかし、面接でまず優先すべきは、きちんと会話のキャッチボールをすることなのです。
スムーズなやりとりとするためにも、相手が受け取りやすい返事をしましょう。
<ここがポイント>
返事はコンパクトにまとめ、面接官が聞きやすい返事をする
2.聞かれたことだけに答える
では、面接官が聞きやすい返事をするにはどうすればよいか。
結論から述べると、聞かれたことだけに答えるのがポイントです。
また面接官になった気持ちで以下のやりとりをご覧ください。
どうでしょうか?最初の受け答えよりも答えがかなりコンパクトになっていますよね。
このように回答してくれると、面接官は気になったところを深く掘り下げることができます。
Q「〇〇塾の教育方針に強く共感したと述べましたが、具体的にどの当たりに魅力を感じてますか?」
A「はい。〇〇塾では、習熟度別の少人数学級を積極的に取り入れ、生徒一人ひとりの成績向上のために具体的な取り組みを多く展開しています。生徒一人ひとりを大切にするところに大変魅力を感じます。」
と、会話がポンポン弾んでいきます。
面接官は聞くことのプロですから、気になるところは的確に聞いてくれます。
1つ1つの質問が来る度に、”しっかり説明しよう”と肩肘張らず、結論部分を簡潔に伝えるようにしましょう。
<ここがポイント>
質問には結論で答え、円滑なコミュニケーションができる印象を面接官に与える
3.長所と短所の答え方
面接ではよく「長所と短所を教えてください」という質問をされます。
これは塾講師だけでなく、どの採用面接でも聞かれる質問として有名です。
そんな長所と短所はいかに答えればよいかを一緒に考えてみましょう。
長所の答え方
長所は比較的答えやすいと思います。
これまで皆さんが頑張ってきたことを総括し、自分の言葉で伝えれば良いからです。
例えば、何か1つのスポーツをずっと頑張ってきた人ならば、以下のような回答が想定できます。
<長所の返答例>
・自分には1つのことを最後までやり通す力があること
・辛い、苦しい時もめげずに頑張る力を持っていること
・後輩の面倒をしっかり見る経験を、積み重ねていること
上記のものは一例ですが、皆さんがやってきたことを上手く表現してみてください。
これまでの人生で頑張ってきたこと、苦手だけど努力を重ねて成功したことの中に、皆さんの長所がたくさん眠っているはずです。
短所の答え方
問題は短所です。
短所をいざ答えてみると「この人は大丈夫だろうか」という印象を与えてしまうことがあります。
例えば、
<短所の返答例>
・1つのことを最後までやり抜くのが苦手なところ
・つらいこと、大変なことがあるとすぐに諦めてしまうところ
・人見知りなところ
このような返答を実際耳にすると、
「この人は本当に塾講師をやり抜けるだろうか」
「生徒とちゃんと向き合ってくれるだろうか」
と、聞き手は不安な気持ちになってしまいます。
そこで、おすすめしたい短所の述べ方をご紹介します!
受け手の印象が良い短所の述べ方は「肯定的な内容+~すぎる」という表現を用いることです。
例えば、
①「何事にも好奇心旺盛なため、アクティブすぎると言われることがあります」
②「本が好きなあまり、読書に時間をかけすぎてしまうことがよくあります」
と答えたらどうでしょうか? 大分イメージが変わりませんか?
短所を答えているように見せて、
①「私にはアクティブなところもあります」
②「本を読んで色々な勉強をしています」
という長所を相手に伝えることができるのです。
この方法は経験上かなり有効なのでぜひ使ってみてください。
<ここがポイント>
短所には、自分の長所を含めて答える
まとめ
面接の心構えの部分から、具体的な知識・技能に至るまで本稿で言及してきました。
本稿でもお伝えしてきたとおり、面接において大切な事は以下の3点です。
①返事はコンパクトにまとめ、面接官が聞きやすい返事をする
②質問には結論で答え、円滑なコミュニケーションができる印象を与える
③短所には、自分の長所を含めて答える
これは就活でも使えるテクニックなので是非利用してみてください。
自信を持って臨みましょう!
本稿は以上です。
ここまでお読み下さりありがとうございました。
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