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塾で働いてみて分かったこと~時給は?忙しさは?~

こんにちは!塾講師ステーション情報局ライターのスペンサーです。

 

本稿は、

塾講師のアルバイトを始めたいけど、不安があってなかなか応募に踏み出せない!

という皆さんにお届けします。

筆者は大学で3年間塾講師を務めましたが、始めるときはとても迷いました。

塾講師を務める先輩や友人から情報収集をしていく中で、以下の3点が不安になったからです。

塾 不安

今迷っている皆さんも、おそらく上記の3つはとても気になると思います。

 

そこで、塾で実際に働いた経験を踏まえ、

働く前に抱えた不安がどう解消されたか

をお伝えしていきます!

 

 

1.自分に教えることができるだろうか?

結論から述べると、教えることへの不安は誰にでもあります

これは、新人に限りません。すでに10年、20年働いているベテランの先生でも同じです。

以前、業界でもかなり有名なベテランの人気講師に教わったことをご紹介します。

その講師は、教える相手が生きている生徒である以上

  1. 生徒がどこからつまずいているか
  2. つまずいたところから、理解するまでのプロセス

も人それぞれ。

学生たち

これを的確に見極め、指導するのはいくら経験を積んでも、なかなか難しい(だからこそやりがいがあるとも)と言っていました。

筆者自身も塾講師を3年半務めました。今振り返ると最後の最後まで、教えることへの不安は消えなかったと思います。

ですが、この不安があったからこそ、どんな質問にも答えられるよう授業の予習をしていました。

塾講師は、「自分はこの教科に関しては大丈夫。教えられる」と絶対的な自信を持つよりも、

「もし生徒がここでつまずいてしまったらどう教えよう。」

と、生徒がつまずいた場合を想定しておくほうが、指導の引き出しを用意しておく意味でも重要だと思うのです。

※もちろん授業をする際には、自信をもって臨みましょう。

 

<ここがポイント>

教えることへの不安は誰にでもあり、それが自分の授業を磨く材料になる

 

 

2.塾講師の時給は高い?安い?

塾講師の時給は、最初他のアルバイトより安く、次第にそれより高くなると言えます。

 

お金
どういうことか解説します。

1年目は授業の予習や教材研究など、とにかく時間がかかります。

筆者は日本史を担当していたのですが、1年目は教材作りがとても大変だった印象があります。

・上野の歴史博物館に足を運んで、古代の石器の写真を撮影
・桜田門外の変が実際に起こった場所へ行って調べ物

などなど。



とにかく足を動かす予習をしていたため、1授業の予習は少なくても、4時間くらいかけていました。

授業の時間も含めると働く時間は5時間。授業1コマ2000円の給与だったので、

時給に換算すると400円になりますよね。

教えることが楽しかったので、苦しいとかいやだいやだと思いながらやっていたわけではありません。

 

しかし、時給に換算するとなかなか厳しいなあとは思っていました。

それでも、2年目になると1年目の経験がとても活きてきました。

授業のための勉強に終わりはありませんが、1年目よりも予習の負担は大幅に減らすことができます。

それに加えて要領もわかってきますから、だんだん1コマの給料が時給へと近づいていくのです。

時給が2000円だったら、他のアルバイトに比べて相当高い額ですよね。

 

<ここがポイント>

塾講師は経験を積めば積むほど、時給が高い職業になっていく

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時間外労働・減らす

 

 

3.大学の勉強と両立できる?

塾講師の仕事は、大学の勉強にもとても役立ちます

塾講師 大学 両立

大学4年間の勉強を終えて思うことは、

高校の頃までの学習内容を深めていくことは、大学の勉強にも大いに役立つものだった、ということです。

確かに、大学の期末試験の時期になると、塾の予習との両立が大変だと思ったことはあります。

大学でもしっかり単位が取れるよう勉強しなければならないからです。

しかし、高校までの勉強と大学での勉強は全く異なる次元のものではありません。

筆者は大学では歴史学を専攻しており、塾では日本史、英語、国語を担当しました。

これらの科目を担当したことによって研究でいかに役立ったか、というのを具体例で紹介します。

<塾での仕事が大学の研究に役立ったこと>
・日本史を担当
→教えるために学会の論文などを数多く読み、研究動向を把握
大学での歴史学の教授の講義をより深く理解することができるようになった。
・英語を担当
→英語を読む力をさらに磨くことができ、海外の研究論文を読む下地になった
・国語の古典を担当
日本史の史料をしっかり読みこなす力がついた

これらは、塾での教える仕事にも大学での研究にも双方にメリットがありますよね。

自分の大学での勉強にどう結び付けるかは人それぞれですが、

大切なのは直接的なつながりはなくともしっかりと学んだことを活かす力なのではないでしょうか。

<ここがポイント>

塾の仕事と大学の勉強は双方にとってメリットになる

 

 まとめ

以上ここまで、「塾講師のアルバイトを始めたいけど、不安があってなかなか応募に踏み出せない!」という皆さんに、実際に働いて「その不安がいかに解消されたか」をお伝えしました。

最後にポイントをまとめます。

Q1:「自分に教えることができるだろうか?」

教えることへの不安は誰にでもあり、それが自分の授業を磨く材料になる

Q2:「塾講師の時給は高い?安い?」

塾講師は経験を積めば積むほど、時給が高い職業になっていく

Q3:「大学の勉強と両立できる?」

塾の仕事と大学の勉強は双方にとってメリットになる

 

塾講師というのは、1つ1つ試行錯誤をしながら、常に新しいことにチャレンジができるとてもクリエイティブな仕事だと思います。

なので、せっかく塾講師に興味を持っているのなら、その興味を不安によって阻まれるのはもったいない。

そういう思いでこれから塾講師をやろうとしている皆さんに言葉を紡いできたつもりです。

塾講師ステーションではQ&Aコーナーもあって、入塾前に気になることや、本稿で述べたこと以外にも不安なことを質問することができるので、ぜひ活用してみてください。

長くなりましたが、本稿は以上です。ここまでお読み下さりありがとうございました!

 

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