どうしても不安なんです!
現役塾講師のみなさん、そしてこれから塾講師デビューを模索しているみなさん、誰もがこんなことを感じたことはありませんか?
「塾講師、辞めたくなったらどうしよう・・・。」
「向いてないんじゃないかな・・・。」
「授業していて、辛い・・・。」
もちろん、そのような事態に遭遇することはあると思いますよ。極々、普通に、あると思います。
「ええっ!そんな身も蓋もないことを初っ端から断言しちゃうんですか?」
それはそうですよ。何事も善し悪し、一長一短あるのが世の常ではないですか。
むしろ、辞めるか否か「悩む経験なく」すめば、それはものすごく珍しいことなのではないでしょうか。
そこで今日はズバリ!
「辞めたい!」ピンチに陥った自分をいかに救うのか、その方法についてお伝えして参ります。
もしかして既にお悩みかもしれないあなた、将来が不安なあなたには是非とも最後までお付き合いいただけたら幸いです。
あなたが「今」悩んでいるこの時を、あなたの「成長」に繋げられるよう全力でサポートしていきます。
乞う、ご期待!
「塾講師、辞めたい・・・」この【ピンチ】を自分の成長の【チャンス】に変えていこう!
まずはお悩みの因数分解をしてみよう!
「辞めたい・・・。」と同じ言い回しをしますが、その原因は皆同じではありませんよね。
また、その原因が「コレ!」と唯一つということもないでしょう。
誰もが複数の要因が絡み合って、「辞めたい。」と悩むところまで追い詰められた思いでいるとおもいます。
しかし、いくら悩んでいても、そこに時間をかけていても現状は変わりません。
大事な学生生活なのです、時間を無駄にしては勿体無い!
問題は「悩んで終わり」にするのではなく「解決して前に進む」キッカケにしていただきたいものです!
あなたは何故、塾講師を辞めたいのか。
原因をはっきりさせ、解決の方向性を定めましょう。
ここはなるべくシンプルに、例えるならば因数分解をするかのように、あなたの現状分析をしてみてください。
「辞めたい。」のは何故か。
悩みの原因を因数分解のように現状分析をしよう!
自分のお悩みタイプを判別しよう
現状分析の結果はいかがでしたか?
様々なケースが考えられますが、ここでは原因を大きく2つに分けて捉えていきます。
【外的要因】と【内的要因】の2タイプです。
(タイプその1)外的要因
学業に支障をきたすような勤務体系に組み込まれてしまっている、など労働条件が自分の生活に合わない場合。
(タイプその2)内的要因
教授力に自信が無い、社会人として立ち振る舞わなければならないことに対するプレッシャー、自分自身の内面にかかわる場合。
さて、あなたはどちらのタイプでしたか?
それでは次にタイプ別に解決方法を検討して参りましょう。
解決方法の方向性を定めるために、自分のお悩みのタイプを確認しよう!
お悩みタイプ別解決方法とは
まずは【外的要因】について解決方法をお伝えいたしましょう。
(タイプその1)外的要因が原因の場合の解決方法
労働条件が自分の生活に合わないという場合、まずは改善依頼をすべく塾運営者と話し合いの場を設けていただきましょう。
例えば時給に起因しているのであれば、「昇給条件」を確認してみてはいかがでしょうか。
担当教科やシフトに関しても同様です。
不安や不満を自分だけの中でくすぶっていては現状は変わりませんよ。
まずは「話し合いの場に挙げる」ことに挑戦してみてください。
ただし、ここで忘れてはならないのはあなたの本分「学業第一!」です。
話し合いの結果、学業に支障をきたすほどの要求をされた場合は「職場を離れる」ことを視野に入れても良いのではないでしょうか。
別に「塾講師を辞める」必要はありません。
ただ、その現在の職場(=塾)を離れて、まずは然るべき本分である「学業生活を取り戻して」ください。
世間には「塾」はたくさんあるのです。活躍の場を変えて、仕切り直してくださいね。
「辞めるってことは、僕は課せられた試練に負けたことにはならないだろうか・・・。」
「塾講師」の仕事内容に魅力を感じていれば、尚更のことでしょう。
真面目な学生さんほど、「辞める」ことを大失敗したかのように感じてしまうものかも知れませんね。
もし、いまあなたがそのように感じたのだとしたら、私ははっきりと「それは違う。あなたは心配などしなくていい。」と言いましょう。
大学生である今のあなたにとって一番大切なのは「学業」です。
優先順位を忘れないでいてくださいね。
労働条件など外的な要因の場合
⇒ 学業が最優先!自分の本分を忘れずに決断する。
それでは次に、もうひとつのタイプ【内的要因】についての解決方法をお伝えいたしましょう。
(タイプその2)内的要因が原因の場合の解決方法
指導力に自信が無い、生徒の反応が気になる、保護者面談や電話事務対応など「一社会人として立ち振る舞わなければならない」場面での重圧感が辛い、など「塾講師」として求められる素養に対し不安感が強いが故に「辞めたい。」と悩んでいる、または塾講師応募へ踏みきれない場合などが相当します。
こちらのタイプのみなさん、ここから更にもう一歩、お悩み部分を分析していきましょう。
あなたが「塾講師辞めたい。」とまで悩む部分は教授法などの「講師としての技術能力に不足を感じる」からですか?
それとも「自分の適性」についてですか?
「塾講師、辞めたい。」⇒不安感が強いのは「(教授法など)講師としての技術能力」それとも「自分の適性」かを見極めよう。
それぞれについてお話して参ります。
① 教授法など「講師としての技術能力」に関するお悩みの解決方法
この解決方法は、実に簡単です。
「経験」と「知識」を増やしてください。
安心してください。‘初めから一人前の講師だった人’などいませんよ。あなたも‘これから’一人前になるべく成長すればよいのです。1コマでも多くの授業や面談、生徒との会話をし「経験」を重ねてください。
「知識」については、このように増やしていきましょう。
担当教科の基礎知識はいかがでしょうか。この点は大学生の皆さんの得意分野ですから、問題ないでしょう。取得すべきは「教授方法」や「社会人マナー」でしょうか。
これについては、まずは塾のマニュアルや研修資料があればその熟読から始めましょう。先輩講師に倣って教授方法を勉強するのも良い方法ですね。また受験指導について書かれている書籍も多く存在します。社会人マナーについても同様です。興味深い1冊を手始めに読んでみるのもお勧めです。
「講師としての技術能力」・・・「経験」と「知識」を増やすことに注力しよう!
② 「自分の適性」に関するお悩みの解決方法
「もしかしたら自分は塾講師に向いていないのではないだろうか。」
こうした思いで日々を送っているあなたこそ、これまでお話ししてきたタイプの中で最も長い時間、頭を悩ませてきた方なのかもしれませんね。
塾講師の仕事にやりがいを感じていて、職場環境も良く、講師としての技術も知識も経験を積んできてなお、塾講師を続けることに自信をもてないでいるからこそ「辞めたい。」とお悩みなのでしょうか。
真摯に「塾講師」という仕事に向き合ってきた、あなた。
「どうぞ、この場にいてください!」
あなたの悩みを知ったなら、そう伝えてくれる人がたくさんいるのではないですか?
「塾」という場所について考えてみましょう。どのようなメンバーが集う場所ですか?
効率のよい勉強方法を知っていて、自分をいつでも律することができ、然るべき知識の習得ができる、ある意味‘完璧な人’は訪れないでしょう。
ここに集う者は「勉強する」ことに関連して皆が何かしらの手助けが必要と感じているのですよね。
では、そういう「助けが必要だ。」と感じている人を支え手助けできるのは、どのような人物なのでしょう?
悩みなど知らない‘完璧な’人物ですか?
違いますよね。
彼らと同じように悩むこと、助けを求めることを経験しているあなたのような人物こそが求められていると、お気づきでしょうか。
ここまでお読みくださったあなたのことです。
「塾講師」の仕事内容に魅力を感じているだけではなく、その責任感も既に感じとっているのでしょう。
誠実であるが故に、あなたは「自分で良いのだろうか?」「自分には塾講師としての適性が、ちゃんと備わっているのだろうか?」と悩んでいるのではないですか?
一生懸命なあなただからこそ、「自分の適性」について悩んでしまう。
しかし、そんなあなただからこそ、この場にいていただきたいとエールを送らせていただきます。
今おかれている場で、ベストをつくす生き方をしている自分を、是非ほめてあげてください!
生徒が求める塾講師とはいつでも自信あふれる‘完璧な人物’ではない。
求められているのは、彼らと同じように、「悩む」経験やその辛さがわかる人物である。
まとめ
「塾講師、辞めたい・・・」
この状況を打破する方法として次のような提案をさせていただきました。
原因をはっきりさせ、何を解決・改善すればよいのか、方向性を定める。【外的要因】なのかあるいは【内的要因】なのか、自分のお悩みタイプを把握する。
【外的要因】について解決方法・・・学業が最優先!自分の本分を忘れずに決断する。
【内的要因】についての解決方法
①講師としての技術能力に不安がある場合・・・「経験」と「知識」を増やすことに注力する。
②講師としての適性に自信が持てない場合・・・生徒が求める塾講師とはいつでも自信あふれる‘完璧な人物’ではない。求められているのは、彼らと同じように、「悩む」経験やその辛さがわかる人物である。
今、まさにこの悩みの渦中にいるあなたへ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
あなたの置かれている状況は決して特別というわけではありません。
誰もがこのような場に立たされることがあるのです。
そして、あなたはその状況に真剣にから真っ向から挑んだ結果「悩んで」いるのですよね。
誰よりも真面目に頑張っているあなただからこそこの【ピンチ】に負けないで頂きたいのです!
今をご自分の成長の【チャンス】に繋げていってください!
あなたの「塾講師ライフ」により多くの笑顔がもたらされますよう、応援しております!
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