【塾講師必見】受験勉強中の誘惑に負けない!勉強のモチベーションを維持するには?
2021/12/17
ご挨拶
はじめまして。tos-shyと申します。
高校、大学、大学院、資格試験と、ちょっぴり長めな受験生活を送った経験を活かして、私なりに学んだことをつらつらと書いていきたいと思っています。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
中学・高校の期末テストも終わり、早くも夏休みムードが漂いつつありますね。
「夏は受験の天王山」などとよく言われるものです。
最終学年であれば、ようやく本腰を入れて勉強を始める頃だと思いますが、よほどのモチベーションがない限り、勉強を続けるのは苦しいものです。
そこで、私自身が大学在学中、受験勉強へのモチベーション維持に使っていた方法をご紹介しようと思います。
①自己啓発本を読む
世の中には、名コーチと呼ばれる人がたくさんいます。そんな名コーチたちのノウハウ本もまた、数多く出版されています。
こういった本には、不思議とやる気をかき立てる力が込められています。
それと同時に、薄めの新書だったり、某中古書店にも在庫がたくさんあることが多いです。
通学途中にある書店で立ち読みしたり、某中古書店で購入したりして読むと、だいたい2週間前後は高いモチベーションを保つことができるはずです。
効果が切れたらまた別の本を探します(笑)
②合格体験記を読む
合格という栄光を掴んだごく一部の人のみに許される特権、それは合格体験記の執筆です。
大学受験や高校受験の場合でも、塾や予備校で配布しているパンフレットに合格体験記が記載されていることが多いです。今日であれば、ブログに書かれている方もいらっしゃると思うので、「○○大 合格 ブログ」等と検索してみればすぐに見つかるのではないでしょうか。
志望の大学に進んだ先輩方のリアルな体験記を読むことで、そのノウハウを吸収するだけでなく、合格までの道のりを追体験でき、行きたい学校への思いを強く持ち直すことができるはずです。
体験記が入手できない場合でも、大学のパンフレットでも、同様の効果が期待できると思います。
生徒の志望がわかったら、すぐに取り寄せさせましょう。
ちなみに大学受験の頃から私はパンフレット収集が趣味となり、今でもいろいろなパンフレットが部屋の至る所に転がっています(笑)
③自分ルールの作成
私が実践した中で、最も効果があったのではないかと思われる方法です。
私が誘惑に弱いダメ受験生だったことを割り引いてお読みいただければ幸いです(笑)
まず、ある程度の巻数が既に発行されているマンガを選びます(最低でも30巻以上が推奨)。
次に、そのマンガの1巻だけを読破しましょう。ただし、読んでいいのは1周だけです。
これから先、以下のルールを設けます。
「そのマンガの続きを買うには、買う巻数の数字×1時間勉強しなくてはならない。」
例:2巻を購入→2時間、3巻を購入→3時間
「一度読んだ巻をもう一度読むためには、巻数の数字×30分勉強しなくてはならない。」
例:1巻をもう一度読む→30分、2巻をもう一度読む→1時間
「蓄積した勉強時間の割り振りは自由。」
例:10巻を読みたくて8時間勉強したけど、4.5時間分を使って9巻を読む(貯金分3.5時間はそのまま残る)
重要なのは、1巻という低いハードルからスタートさせることです。
いきなり10時間机に向かえといっても、なかなかクリアできる生徒はいないはずです。
最初のうちは、勉強時間よりもマンガを読んでいる時間の方が長いかもしれません。
しかし、10巻を超える頃には、マンガと勉強の主従関係は逆転し、一生懸命に勉強した後の休憩時間としてマンガを読んでいるという構造が出来上がるはずです。
多少、動機が不純ではありますが、いったん机に向かう習慣がつくと、近いうちに苦もなく勉強を続けることができるようになるはずです。
ご褒美が出ると思うと、意外と頑張れるものです。
学年によっては親御さんの協力も必要となるでしょうから、説明するのもそこそこのハードルですが(汗)、「たとえばこんな方法が〜」と言ったように雑談めかして話してみると、意外と生徒は実行に移すかもしれません。
新しいマンガにありつけるわけですから(笑)
私のように誘惑に弱い生徒をお持ちの先生方、ぜひお試しあれ。