【塾講師必見】気づかぬうちに生徒の情報を流出させている?! 〜個人情報漏洩を防ぐために〜
はじめに~アルバイトでも注意!~
個人情報の漏洩といえば最近のベネッセの事件が印象的です。個人情報が漏れると会社の信頼がなくなるばかりか、顧客への賠償金の支払いのため巨額の負担が生じてしまいます。アルバイトの立場であっても個人情報保護のために気をつけなければならないことがあります。自分の不注意で生徒の個人情報が漏れてしまい、塾に多大な損害を与えてしまわぬよう、以下のことに注意しましょう。
何に気をつければいいの? -個人情報をどう取り扱うか?-
個人情報保護といっても塾の運営、管理に携わっていないアルバイトの講師に関係のあることは多くはないかもしれません。しかし、塾で働いている限りなんらかの形で個人情報に触れるはずです。生徒さんの個人情報を守るために以下のことに気をつけましょう。
コピーは最小限に
個人情報が載っているもののコピーはなるべく避けましょう。コピーをして枚数を増やすと、その分だけ個人情報が漏れやすくなります。ちなみに私が勤めている塾ではコマ割りのコピーは禁止されています。
シュレッダーを使う
受講科目、模擬試験の成績、学校名、学年、志望校など、塾は多くの個人情報で溢れています。これらの情報が書かれている書類が不必要となり処分する際には注意が必要です。そのままゴミ箱に捨ててしまってはいけません。受講申込書、解答用紙、模擬試験の成績表、時間割、学校の成績などの書類を処分するときはシュレッダーにかけるなどして以後個人情報が読み取られることのないようにしましょう。
個人情報を持ち出さない
当たり前のように思われるかもしれませんが、次のようなことをしたことはありませんか?
テストの解答用紙、成績表を持ち帰った
コマ割りをコピーして持ち帰った
一つ目は指導に熱心になればなるほどやってしまいがちなことです。テストの採点のため、成績を参考に今後の進め方を考えるために家に持ち帰って仕事を片付けることがあると思います。また、二つ目のようにバイトの時間を覚えておくためにシフト表を持ち帰ってしまうこともあると思います。
しかし、それをなくしてしまったらどうなるでしょう?それには生徒の点数、成績、受講科目など多くの個人情報が載っています。紛失してしまうと個人情報漏洩の原因になりかねません。ですから、なるべく仕事は塾の中で済ませ、シフトのメモも生徒の名前を書かないなど、最小限にとどめましょう。
こんな些細な場面でも…
上記の3つのことに気をつけていても個人情報が漏れてしまうことがあります。個人情報が書かれた書類を塾外に持ち出さなくても、塾で働いている以上、講師の頭の中に個人情報は記憶されているので、それを公共の場で口にしてしまうことがあります。
講師同士で飲み会をしたときに生徒の名前を出してその人の成績について話したことはないですか?近くにその保護者の方がお友達といらっしゃったら、その子の成績を知られてしまいますよね。お酒の場になるとついつい声も大きくなり、口も悪くなってしまいがちですので気をつけましょう。
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