集団指導は時給換算すると2,400円ほど(小中学生対象の授業の場合)となっており、高校生を指導する場合は100円程度時給がプラスされます。授業以外の事務作業などについても、授業外手当として時給950円～960円が支給され、もちろん交通費も支給されます。さらに、臨海セミナーには昇給をアピールできるオーディションというチャンスの場も設けられているため、長期勤務に向いているといえます。

勤務可能時間は平日の16:10～21:40、土曜日の17:00～21:30であり、週1日、1日1コマから勤務可能です。大学の授業やサークルの予定を踏まえて、シフトの曜日や時間を相談して決めることができる上、変更も可能となっており、柔軟に対応してもらうことができます。基本的には毎週固定のシフトですが、都合がつかず勤務が難しそうな場合には、事前に申請すれば対応してもらうことも可能です。現役講師の勤務頻度は、1日3コマで週2日程度の人が多いようです。

服装は男女ともにスーツの着用となっており、男性の場合はネクタイの着用が必要になります。髪型や髪色に関しても、金髪や明るい茶髪が禁止となっており、講師としてふさわしい清潔感のある髪型が求められています。校舎によっては茶髪が禁止であることもあるようです。また、ひげやネイル、ピアス、カラコン、パーマについても禁止であることが多いようなので、校舎に直接確認してみることをおすすめします。

研修回数は経験などによって変動しますが、5～10回の研修を配属先の校舎で受けることができます。板書の書き方から科目・単元別の指導ポイントまで、模擬授業を通して丁寧な研修が行われるので、未経験の人も不安なく勤務し始めることができます。研修の際には、1回(60分)あたり1,000円の給与が支給されます。また、採用後すぐの研修に加えて、実際の勤務が始まった以後にも、定期的に勉強会や研修などが開かれているため、更なるスキルアップを目指すことができます。