【生徒のタイプ別攻略法】生徒への接し方にお困りの方必見!
塾で指導していると様々なタイプの生徒に遭遇します。
例えば、元気いっぱいでたくさん質問してくる生徒から、普段は静かであまり授業中も質問してこない生徒までいろいろです。
今回はそんな生徒のタイプ別にどう対応すればいいのかについて取り上げたいと思います。
生徒のタイプにはどんなパターンがあるの?
主に生徒のタイプは次の3パターンに分けることができると思います。
①口数が少なめで質問をあまりしてくれない生徒
②活発でよく話しかけてきたり質問してくる生徒
③集中力が続かない生徒
それでは各タイプの生徒に対してどのように接するとよいのかについてここから説明していきたいと思います。
普段静かであまり質問してくれない生徒の場合
質問が少ない生徒というのは、「自分が分からないことを質問するのは恥ずかしい」と考えている場合が結構多いです。
そんな生徒に対して、説明が一通り終わった後に「どう、分かった?」という風に確認したらどうなるでしょうか?
このように訊かれると、どうしても生徒はNo!と答えることに抵抗を感じてしまいます。
ですので、こうした生徒に対しては「今の説明分かりづらくなかった?」という風に質問してあげると質問しやすいと感じるようです。
元気でよく話しかけたり質問してくる生徒の場合
先ほどとは逆の場合です。
よく話しかけてくる生徒は質問を活発にしてくれる点は非常に良いのですが、年齢が下がるにつれて講師の個人情報に興味を持つことが多く質問攻めにすることもあります。
実際このような経験をされた方も多いのではないでしょうか?
このような場合は1つ1つ質問に答えていると時間が無くなるので、授業中は一切答えないようにするのがベストです。
しかし、授業の和やかな雰囲気を壊さないためには、冗談っぽく回避できるかどうかが重要になってきます。
一例としてこんな風に言って回避した例があります。
「先生についての質問には答えません!人間は秘密があった方が魅力的だから!」
面白いですね(笑)
このように言えば冗談っぽく聞こえて楽しい雰囲気のまま授業を続けることができます。
また、自慢話をたくさんしてくるような生徒に対しては、軽く誉めた後にきちんと話を遮断して「今はそれは関係ないから、この問題をやってしまおう!」みたいに言うことが必要です。
集中力が続かない生徒の場合
集中力が続かない生徒に対しては、通常よりも特に一方向的な授業にならないようにすることが重要です。
ずっと講師が話している、とか、ひたすら生徒が問題を解いている、という状況だと集中が切れてしまいますので生徒になるべく話す機会を与えるように心がけましょう。
少人数の授業であれば、間違えた問題に対して生徒に「どのように考えたのか」を説明させるのもよいと思います。
ある程度人数の多い集団授業などの場合には、身近な例で単純な答えやすい質問をしてあげることが有効です!