今回は名詞に付ける「お」と「ご」について解説します。ご存知の方も多いと思いますが、生徒に聞かれた時のために確認しておいて下さい。
お:和語につける。(訓読みの言葉)
ご:漢語につける。(音読みの言葉)
基本的には以上の法則で解決します。
例えば、
お[訓読みの言葉]:おこころざし、お答え、お手紙
ご[音読みの言葉]:ご心配、ご回答、ご執筆
「お」にはいくつか例外があるので、確認しておきます。
お(例外):お返事、お電話、お天気、お時間
「お」や「ご」を付けることで意味が異なる名詞もあります。
「お」や「ご」を付けてはいけない名詞もあります。
それでは、間違い易い例として、
「遊戯」という名詞に付けて正しいのは「お」でしょうか?「ご」でしょうか?
「遊戯」は漢語なので、「ご」が正解です。
しかし、幼稚園などで「お遊戯会」の方が良く耳にします。女の人が使う言葉や、食事に関する言葉は、「ご」から「お」に変化しつつあります。
運営部おすすめ記事