今日は小学生に対して、主語・述語を教える方法について扱います。主語述語をきちんと理解していると、書く能力の向上に繋がるので、低学年からきちんと理解できていることが望ましいです。
(1)主語と述語
主語:何が
述語:どうした
小学生に対しては以上のように説明される場合が多いです。
主語「主」という漢字は、主人公の「主」と同じなので、その文章の主人公を表します。その主人公が、どのような行動をしているのか、に着目して主語と述語を見分けて行きます。
(2)名詞と動詞
名詞:人や物を表す言葉。
私、あなた、犬、東京、机
動詞:動き(動作)を表す言葉で、言い切りの形(終止形)がウ段で終わる。
吸う、聞く、逃がす、立つ、死ぬ、遊ぶ、見る
(3)主語・述語&名詞・動詞
主語は名詞で、述語は動詞です。
主語は、動詞が表す動作をしている名詞、ということになります。
文章の中で名詞と動詞を見つけ出す作業を行った後に、主語、述語の判定を行います。これによって、修飾語を学習した後も応用が効くようになります。
それでは、例題を見て行きます。
例題1:私は歩く。
名詞は"私"で、動詞は"歩く"です。"歩く"動作をしているのは "私"です。
主語→私、述語→歩く
例題2:太郎はプールで泳ぐ。
名詞は"太郎"と"プール"、動詞は"泳ぐ"です。"泳ぐ"動作をしているのは"太郎"です。プールは泳ぐことができませんね。状況をイメージできるかが重要です。
主語→太郎、述語→泳ぐ
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