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緊張とはおさらば!緊張を本気で防ぎたい人に捧ぐ9+1つのメソッド

2021/12/17

 

突然「アイツ」はやって来ます...

大学の授業でのスピーチや仕事でのプレゼン、久しく会っていなかった友人に会う時、

大学受験生はセンター試験前、それに新たな就職先での面接...。

その他さまざまな場面でやってくる「アイツ」。


みなさんも1度は悩まされたことがあるのではないかと思います。

おなかがいたくなる、汗が出る、声が震える、頭が真っ白になる...


そう、緊張です。

 



緊張はするなと意識して止めることの出来るものではないし、
ましてやしようと意識して出せるものでもありません。

落ち着きたい時に限って普段の振る舞いが出来なくなってしまうものです。



私も緊張にはよく悩まされきました。
 

小学校の時、国語の授業中先生に指名された私は、みんなの前で詩を音読をすることになったのですが、

大勢の前で緊張のあまり普段より2オクターブくらい高い声を出してしまい、

みんなに笑われて顔が真っ赤になったのを今でも覚えています笑


緊張しないようになりたい!


みなさんそう思ってらっしゃると思います。

そんなみなさんのために
 

緊張しなくなるようにするための10個のメソッド
をお教えしましょう!
 

~目次~



知っていますか?緊張のメカニズム

まずは敵を知ることが大切です。

緊張を克服するためにはまずどうして緊張してしまうのかを考えてみましょう!

まずは言葉の定義を見てみましょう。

緊張(きんちょう)とは、体や心が張り詰めた状態にあること。
(緊張-wikipediaより)

 

何をいまさら、といったような説明ですね。

 

私たちが本当に知りたいのは

 

なぜ体や心が急に張り詰めた状態になってしまうのか

 

ということです。

緊張状態を引き起こす体のメカニズムをご説明しましょう!

 

緊張のメカニズム

まず緊張を引き起こすトリガーとして、
対象に対して身体的ないし心的なストレスがかかります。


緊張を引き起こす場合の多くは心的なストレスが原因となっていると考えられています。


この身体的ないし、心的なストレスの情報が脳に作用を及ぼします。


次にその情報を受け取った大脳皮質は視床下部に信号を発します。


視床下部はホルモンバランスや自律神経系の働きをコントロールしていて、
受け取った信号に対する反応として、
副腎髄質に対し、ストレスホルモンの1種である「コレチゾール」を分泌するように指令を送ります。
そしてコレチゾールの働きにより肝臓ではブドウ糖が作られます。



これにより血糖値が上がり、

それに応じて呼吸も 荒くなるのです。

(参照:人はどうして緊張するのか - ビジネススタイル - nikkei BPnet)



以上が生理学的な観点からの緊張のメカニズムの説明となります。

このような機構となっているのです。


ただ、そんなこと言っても

私たちの意思でホルモンの分泌量を増やしたり減らしたりすることは当然できませんよね。 

ではもっと具体的に、緊張をしなくなるようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

これで緊張とはおさらば!緊張を防ぐ9つのメソッド 

理論だけを知っても実際に不安を止められなければしょうがないですよね。

では、緊張を防ぐための具体的なメソッドをこれからご紹介していきましょう!


1.対象の見方を変えてみる 

まず、今、自分が何に対して緊張しているのかを具体的に理解しましょう。


そしてその見方が自分から一方的な主観に偏っていないか見つめ直してみましょう。

他の人からしたら、あなたの行動の1つなど気にするに当たらないちっぽけなことかもしれません。

 

2.自分に自信を持つ

緊張している時というのは自分に対して不安を感じている時が多いです。

自分を応援してあげましょう。

日本人によくありがちなのですが、

自分を卑下してしまうことでどんどん負のスパイラルにはまってしまいます。

 


自分は出来る子・・・!

と鼓舞してあげましょう!

 

3.イメージトレーニング

成功体験をイメージしましょう。


緊張はネガティブなイメージからやってくるものです。

希望的観測をすることで

緊張の原因を根本から断ち切ってしまいましょう。
 

4.ココアを飲む

心理的なものではなく生理学的な解決策です。

 

緊張している時というのは自律神経系で交感神経が活性化されてしまっている状態にあります。

ココアには自律神経系の働きを整え、リラックスさせる働きがあります。

就職活動や転職活動等では面接の30分ほど前に飲むのが最も効果的です。

5.ガムを食べる

緊張している時というのは口の中がカラカラに乾燥してしまいますよね。

そんな時にガムを噛む事で強制的に水分を分泌させてやりましょう。

 

 

また、噛むことで副感神経を優位に働かせる作用も同時にあります。 

ただもちろん授業中や面接中には人前で失礼な印象を与えかねないのでやめておきましょう。 
 

6.身だしなみを整える

 

心の乱れは体の乱れとはよくいったものです。

 

身だしなみがきっちりしてないと、気持ちもきちっとしないものです。

万全の準備をしたぞ、という状態を作ることで、気持ちを前向きにすることができます。 

7.自分だけのおまじないを作る

「手に3回人という字を書いてそれを飲む」

という方法を聞いたことがあるかと思います。


実際に人を呑むことが目的ではないことは明らかですが、

かといってこれが不安を和らげるというのは、ちょっと不思議ですよね。


しかしこれにもきちんと効果があって、

これはジンクスを与えてやることで、いつも通りを作り出し、

不安的要素を退けるという効果があるのです。


もちろんこの方法じゃなくても自分のオリジナルな方法で構いません。


自分なりのおまじないを作り、それをやること、ジンクスを持つことが緊張を軽くしてくれるのです。 
 

8.音楽を聴いてみる


緊張したら自分の大好きなアーティストの音楽を聴いてみるのも効果的です。

音楽は体にリズムを与えてくれます。

 

そのリズムが自律神経系の乱れを整え、安定させてくれるのです。

高橋尚子選手も試合の前には音楽を聴いて精神を集中させていたようです。 

9.深呼吸をする

よく知られた方法ではありますが、これにももちろん効果があります。

 

交感神経が活性化されしまっているので、
逆に副交感神経を優位にさせられれば落ち着くことが出来るのですが、


深呼吸には副交感神経の働きを促進する効果があります。

古典的で非科学的なように思われる方法ですが、ちゃんと理にかなっているんです!

 

私のとっておきの緊張解消法

私も緊張に関してはよく悩まさます。

緊張しない方法は知っていても、どうしても緊張してしまうことは多々あります。

そんな時に私が最も重宝した方法があります。

それは、

10.緊張を楽しむ

緊張した時に効く私が最も重宝していて、おすすめしたい第10の方法として、

「緊張を楽しむ」という方法があります。

どうせ緊張はなくならにのだから、だったらいっそ、


緊張して当たり前


と考えます。
 

緊張なんて誰でもするんだ!と緊張してしまっている自分を肯定してあげるのです。

そのことによって緊張を自分の心配事の蚊帳の外から出してやり、

むしろ自分の楽しむものにしてやることができます。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

緊張は人生においてあらゆる場面で私たちを悩ませます。

バイトや就職活動の面接、進級のかかった試験、生徒に自分もわからないことを聞かれたとき、などなど

そんなときに今回の記事を参考にして緊張を乗り切っていただけたら嬉しいです。


 

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