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【塾講師バイトの実態】授業以外の仕事や裏側が丸わかり!スクールIE編

こんにちは! 塾講師ステーション情報局編集部です!

今回は、株式会社やる気スイッチグループのスクールIEで教室長をされている池田室長、現役大学生講師の長崎先生に、スクールIEバイトの働き方やどのような採用を行っているかなど、ここだけの話をたくさん聞かせていただきました。 

 

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やる気スイッチのスクールIEの講師について

やる気スイッチのスクールIE武蔵中原校の池田室長と長崎先生

インタビュー中の様子。武蔵中原校の池田室長(左)は生徒や講師からも人望の厚い敏腕教室長。現役大学生講師の長崎先生(右)は、お笑いサークル所属でM-1出場経験もある人気講師です!

 

──  在籍する講師はどのような属性の方が多いですか?

池田様:

うちの教室(武蔵中原校)には、明るい講師からオタクの講師まで色々なタイプの先生がいます!よく話す講師が多いです。もともと内気で人見知りだった子も、徐々に明るくなっていきました。

採用に学歴は関係ないので大学や学部も本当にバラバラです。4年生まで続けてくれるので、どの学年の講師もまんべんなくいますね。

 

──  勤務中はどのような雰囲気ですか?

長崎様:

にぎやかすぎず、明るい雰囲気です!生徒も講師と仲良くしてくれるので、良い雰囲気ができていると思います。教室長とも仲がよく、本当に何でも言える関係ですね。

池田様:

みんな僕が教室長だって分かってるかな?(笑)でも、「なんでも言える」関係を築くことは意識しています。講師が我慢すると、仕事も続かないし授業の質も落ちていくので、本末転倒になってしまうからです。

  

やる気スイッチのスクールIEバイトの仕事内容

やる気スイッチのスクールIEの個別指導ブース

やる気スイッチのスクールIEの個別指導ブース。生徒:先生=2:1の指導を行います!

 

──  どのような生徒様が在籍されていますか?

池田様:

小中高の生徒がバランスよく在籍しています。学校の授業のサポートがメインですね。

 

──  授業の流れについて教えてください。

池田様:

まず最初の5分はアイスブレイクです。ただの雑談ではなく、生徒の今日のコンディションをしっかり確認してから授業に入るための、非常に重要な工程です。

アイスブレイクが終わったら、宿題を確認して、授業に入ります。教科書準拠のテキストがあるので、学校の進度に合わせて問題を解いていきます。1人が問題を解いている間に、もう1人に解説をして、今度は逆にして・・・という風に進めていきます。

長崎様:

同時に2人見るのは、最初は大変ですが、慣れれば問題なくこなせます。生徒が問題を解き終わりそうな気配を察したらすかさず次の問題を差し出すなど、待ち時間を作らないことを意識しています!マルチタスクはかなり鍛えられますね。

 

 ──  指導レベルの希望は出せますか?

池田様:

もちろんです。ただ、スクールIE武蔵中原校では、中学レベルの数学と英語はみんなできるよね、という前提で採用しています。今ぱっとできなくても、テキストを見て思い出したらできると思いますので。

ちなみに英語は人気教科なので、数学が得意な方が来てくれるととても嬉しいです!

 

 ──  指導で講師に求めることはありますか?

池田様:

生徒の内面を引き出し、そこに合わせて指導を行ってほしいです。例えば、問題の解説の際にテキストをそのまま読み上げるだけでは、生徒1人で学習しているのと変わりません。生徒の特性を理解し、その時の思考プロセスをしっかり聞き出して1人1人に合わせた解説を行うのが講師の仕事だと考えています。

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やる気スイッチのスクールIEバイトに授業以外の仕事はある?

 ──  授業以外の仕事はありますか?

長崎様:

まず授業前後に生徒のお迎え・見送りを行います。こちらは5分以内に終わります。指導報告書は、武蔵中原校ではスタッフの方が記載するので、我々講師は口頭で今日の生徒の様子を報告しています。授業に付け加えて行う業務だと本当にそれくらいですね。

リーダー講師になると、時間割作成などの事務仕事を任されることもあります!

<編集部からひとこと>
指導報告書を自分で書く場合も、授業後ではなく授業中に記入完了するそうです!


 ──  リーダー講師はどのように決まるのですか?

池田様:

パフォーマンスが良い講師にこちらから声をかけたり、手を挙げてくれた講師がいた場合は少しずつ仕事を任せてみて、適性があるかを判断しています。いずれも無理やり任せることはなく、「こういう仕事やってみない?」と事前に意思確認をしています。

なので「忙しいからリーダー講師にはならず、授業の業務に専念させてほしい」という回答でも全然大丈夫です。授業に集中してもらって、そこで最大のパフォーマンスを出していただくのが生徒にとっても講師にとっても一番良いですからね。

 

やる気スイッチのスクールIEバイトのシフトについて

やる気スイッチのスクールIEの教室の様子

教室の様子。奥は事務スペースです!

 

──  シフトはどのように決まるのでしょうか?

池田様:

生徒とのマッチングを重視しているので、一般的なアルバイトのような「この時間働きたいです」という決め方ではありません。教室長が、生徒の相性とコマを見ながら、相性が良さそうな講師に「こんな生徒がいるんだけど、担当どうかな?」と相談し、担当を決めると同時にシフトが決まっていきます。

履修の関係でスケジュールが変わってしまった場合は、自分で担当生徒や保護者に連絡をし、コマ変更を打診します。快く対応していただけることがほとんどですので、ご安心を。

 

──  長期休みで帰省したい場合はお休みは取れますか?

池田様:

長期休みには教室が閉まる期間がありますので、基本的にはその期間で調整していただいています。こちらは面接時にご確認ください!

 

 ──  留学や実習など長期のお休みは取れますか? 

池田様:

教室ごとに違うのですが、武蔵中原校では、長期で休む場合は、数か月前から講師全体に共有してもらい、自分でどの講師にどの子を見てもらうか調整します。そして引き継ぎをしっかり行ってから、お休みに入っていただきます。

僕は、スキルアップはどんどんした方がいいと思っているので、留学や実習、資格取得などには大賛成です!だからこそ、講師自身に責任をもって引き継ぎしてほしい。そうすることで、講師も心置きなくお休みに集中できますし、「ただいま!」と言いやすい環境になると思います。

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やる気スイッチのスクールIEバイトの研修について

やる気スイッチのスクールIEの講師の個人引き出し

講師の個人引き出し。出勤したら、自分の引き出しから授業に必要なものを出して指導ブースへ向かいます!

 

 ──  研修の流れを教えてください。

池田様:

まず映像でやる気スイッチのスクールIEの理念や指導の基礎的なことをインプットした後、教室長と先輩講師から対面でのレクチャーを全5回程度行います。特に、やる気スイッチのスクールIEで働く講師に求められるマインドは大切なので対面でも改めてお伝えします。

レクチャーが終わったら、ロープレ(模擬授業)です。意外かもしれませんが、ロープレでは授業の進め方だけでなく、アイスブレイクのやり方も確認していきます。ちなみに、教室長や先輩講師が生徒役なのですが、わざとクセが強い役を演じるので、初回授業の方がスムーズに終わったという声も(笑)。新人も先輩も楽しみながら研修をしています!

 

 ──  アイスブレイクを研修で行うのは珍しいですね。

池田様:

アイスブレイクで使う、相手の発言を深堀りして広げるスキルは、実は授業にも必要です!テキストに書いてあることを読み上げるだけでは講師がいる意味がありませんから、目の前にいる生徒の状況に合ったプラスアルファの解説をしてほしい。そのためには、生徒の回答を広げて掘り下げて、思考プロセスを理解することが欠かせないと考えています。

 

 ──  他に研修の特徴はありますか?

池田様:

研修の内容ではないのですが、うちの教室では、新人に先輩を一人つける「バディ制度」を行っています。新人の子も馴染みやすいですし、先輩も成長できる機会になるので。先輩が後輩の面倒を見る、良い文化ができていると思います!


やる気スイッチのスクールIEバイトの面接、筆記試験について

──  やる気スイッチのスクールIEの選考について教えてください。

池田様:

筆記試験と面接を行います。面接重視ですが、入った後は「中学レベルの英語と数学はみんなできるよね」という前提で動いていただきますので、心配な方は事前に復習しておくと安心かと思います!

<編集部からひとこと>
やる気スイッチのスクールIEは「応募から選考までスムーズだった」という口コミが多いです。塾バイトを早く始めたい人にはピッタリの応募先かも!?


──  面接について詳しく教えてください。

池田様:

生徒の内面を引き出せるかが重要なので、学歴は全く見ておらず、人間性と今通っている生徒との相性を重視しています。

一番お伝えしたいのは、やる気スイッチのスクールIEの面接は、応募者の方を一方的に試す場ではないということです。応募者の方が将来なりたい姿に近づくために、ここで働くことがプラスになるかを確かめるのが面接です!なので、例えば僕の場合は「将来どうなりたい?つけたいスキルはある?それはなぜ?」という質問を必ずしています。

なので、面接だからと言ってかしこまったり取り繕うのではなく、自分の考えを素直に話していただけると嬉しいです。自然体でのご応募をお待ちしています!

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■取材協力
株式会社やる気スイッチグループ
1973年創業。個別指導塾「スクールIE」をはじめ、幼児教室や英会話スクールなど全国で幅広いブランドを展開する総合教育グループ。現在、国内外で13万人以上の学びを支援している。

撮影・取材・文:塾講師ステーション情報局 編集部 取材日:2024年1月17日

 

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