塾だと堅苦しい雰囲気があったけれど、実際は明るく話しやすい雰囲気でした。

私が指導するときにきをつけていることは、一人ひとりとコミュニケーションをとることです。塾は、勉強だけを教えるところではないので、生徒との会話も大切にしています。また、できない子を見捨てないことです。担当した生徒は責任を持って理解できるまで教えています。

「ほめてのばす」という方針があり、それは教室全体に蔓延している。これはある種、耳に心地よいスローガンではあるが、あまりにもポジティブすぎるような気がする。とにかく生徒を呼び込み、適当にほめ、調子に乗らせようというのは、競争が過激化しているせいなのだろうか。とにかく馴れ馴れしく、私のような、自分は馬鹿だからもっと勉強せねば、と思って生きてきた者とは相性がまるで悪い。