【実践編】効果の出るパーソナルオファーオリジナル文面の特徴とシーン別文章例

パーソナルオファーのオリジナル文面機能は、活用方法次第で、効果が大きく変わってしまいます。今回は、どのような対象にどのような文面を送付すれば良いのか、実践編としてポイントを交えながら、具体例をご紹介します。

 

*大まかなポイントなどを記載した【基本編】はこちらの記事をご覧ください。

▼【基本編】パーソナルオファーオリジナル文面機能の使い方

https://www.juku.st/info/entry/2444

 

<目次>

  1. 「オファー理由の納得度」と「塾の魅力度」を高めることが重要
  2. 納得度と魅力度を高めるには?
  3. 配信グループと文章の具体例

 

1.「オファー理由の納得度」と「塾の魅力度」を高めることが重要

オファーの効果を高めるには、
「オファー理由の納得度」と「塾の魅力度」を最大化することが大切です。

オファー理由の納得度が低い、というのは「誰にでもオファーをしている」と感じられている状態です。このような状態では求職者は応募に至りません。
また、オファー理由の納得度が高くても魅力を感じてもらえなければ、「自分のことを求めてくれてはいるのはうれしいけど別の塾のほうがいいなあ」となってしまいます。

では、「オファー理由の納得度」と「塾の魅力度」を最大化するにはどうすれば良いのでしょうか。

 

2.納得度と魅力度を高めるには?

端的にお伝えすると、

オファー対象を細かいグループに分け、それぞれに合わせた文章を送る」ことが必要です。

オファー理由の納得度を高めるには、オファー理由を個別具体的にしていく必要があり、
また、塾の魅力度を高めるにはオファー対象に刺さりそうな塾の魅力を選定し、強調することが必要です。

そのためには、一律同じ文章を送るのではなく、いくつかのグループごとに文章を作成し、送信することが求められます。

 

3.配信グループと冒頭文章の具体例

では、具体的にどのようなグループに分け、どのような文章を送れば良いのでしょうか。
対象の絞り込みは細かいほど良いですが、配信作業の増加を考慮して、今回は大きく3つの推奨グループでご紹介します。ここからは具体的な例をご紹介致します。

 

<ご紹介例>

  1. 「学群」で絞る:GMARCHの各大学の学生に送る場合
  2. 「学年」で絞る:新大学1年生に送る(入学前~春4月頃に送付)
  3. 「文理」で絞る:文系学部に所属する学生に送る(科目で絞ってもOK)

 

1.「学群」で絞る:GMARCHの各大学の学生に送る場合

■冒頭文章

ご登録情報を拝見し、是非ご応募いただきたいと思い、オファーしました。
当塾の高校生の中には、GMARCHの各大学を志望する生徒が多く所属しております。そんな生徒たちにとって、実際に合格した先輩方による指導や経験談の共有は何よりの価値だと思っております。そのような背景からGMARCHの各大学に通われている貴方のような学生を積極的に募集しております。ご経験を活かして、是非ご指導いただけないでしょうか。

 

赤字部分で、GMARCHの学生を積極的に採用している背景を説明し、青字部分で「だから貴方に送っています」という確認をすることで、オファーを送信している納得度を高めています。

 

■下部文章

講師の方々が働きやすい環境をご用意!

◆シフトの融通が効く
テスト期間や長期休暇中のシフト変更も可能です!

◆指導科目やレベルを相談して決められる!
当塾では、学年やレベルなど、事前に指導内容を確認したうえで担当を決めます。
過度に難しいレベルの指導をしなくてはいけない、などといったことはございません。

◆丁寧な研修でサポート
生徒との接し方など細かい部分まで丁寧に指導します。
マニュアルもありますので未経験でも問題ありません。

 

シフトの観点は大学生の多くが気にしている部分ですので冒頭で訴求を行います。
また、今回はGAMRCHの学生がターゲットです。GMARCHの学生の学力レベルは各年度の倍率によって変動はありますが、やはり、東早慶などのGMARCHより上位の大学と比較すると、学力や指導力に不安を感じる学生が多くいます。

その点を踏まえて、指導内容やレベルは相談の上で決められること、きちんとしたサポートを行うことを訴求します。

対象が例えば、東早慶などのトップ校だった場合には、難易度の低さを訴求するよりは、「経験者優遇」「昇給制度」「裁量」など能力に対して適切な評価をすること、能力を活かせる機会があることを盛り込むと効果的です。

 

2.「学年」で絞る:新大学1年生に送る(入学前~春4月頃に送付)

■冒頭文章

ご登録情報を拝見し、是非ご応募いただきたいと思い、オファーしました。当塾では現在、新大学1年生を積極的に募集しております。受験体験がホットな新大学1年生の経験は、大学受験はもちろん、その他の学年の指導にも活きると考えているからです。是非一度求人を確認いただき、ご検討ください!

 

赤字部分で、新大学1年生、大学1年生を募集している背景を説明し、オファーを送信している納得度を高めています。

 

■下部文章

講師の方々が働きやすい環境をご用意!

◆シフトの融通が効く
テスト期間や長期休暇中のシフト変更も可能です!
また、履修が決定していなくても履修時決定後再度調整しますので問題ありません!

◆丁寧な研修でサポート!バイトデビューにぴったり
生徒との接し方など細かい部分まで丁寧に指導します。
マニュアルもありますので未経験でも安心です。

◆私服通勤・茶髪も可!
私服の上から白衣を着るスタイルなので私服でそのまま通勤出来ます!
また、過度に派手過ぎなければ茶髪も大丈夫!「染めたいけど塾がダメだから。。」なんてことはありません!

 

基本的なシフトの部分は学群で送信したときと同じですが、新1年生の場合、履修が決まっていない場合も多くあります。その点を踏まえて、「履修確定前でも大丈夫ですよ」という魅力を訴求します。

また、大学生活が始まる段階で、髪を染めたいな、おしゃれをしたいな、といったことを考えている新1年生も多くいます。「私服通勤・茶髪可!」と訴求することでそういった学生に対して魅力付けを行います。

 

3.「文理」で絞る:文系学部に所属する学生に送る(科目で絞ってもOK)

■冒頭文章


ご登録情報を拝見したところ、文系学部に所属とのことで、英語指導が可能と思い、オファーいたしました。当塾には、英語を履修する生徒が多く在籍していますが、その多くは英語に対して苦手意識を持っています。そんな生徒の苦手意識を払拭できるような英語指導が可能な方を探しております。是非お力をお貸し下さい。

 

青字部分で、送信対象の求職者のパーソナル情報を出し、オファー理由の納得度を高めています。また、そのあとに赤字部分で塾の状況を記載し、「だから文系学部に所属する貴方をオファーしているんです」ということを伝え、納得度を高めています。

 

■下部文章

当塾では講師の方々が働きやすい環境を用意しています!

◆シフトの融通が効く
テスト期間や長期休暇中のシフト変更も可能です!
休職→復職も可能なので留学等を考えている方も歓迎です♪

◆指導科目やレベルは相談して決められる!
学年やレベルは相談して決められます。
また、英語を中心に指導をお願いしますので、「英語指導と言われていたのに別科目や理系科目を指導しなくてはいけなくなった」ということもございません。

◆丁寧な研修でサポート
生徒との接し方など細かい部分まで丁寧に指導!
マニュアルもありますので未経験でも大丈夫!現在活躍中の先生たちは、初めて講師になった方も多いです!

 

文系かつ、英語などの語学系に強みを持つ学生は留学を考えている可能性もあります。
そのため、留学期間に休職をして、復職する、というのも大丈夫ですよ、と魅力を訴求します。また、文系の学生は理系科目に苦手意識を持っている方が多いので、英語を任せること、理系科目の指導は無いことを念押しし、安心感を高めています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したのは、

  1. 「学群」で絞る:GMARCHの各大学の学生に送る
  2. 「学年」で絞る:新大学1年生に送る(入学前~春4月頃に送付)
  3. 「文理」で絞る:文系学部に所属する学生に送る(科目で絞ってもOK)

の3つの絞り込み方でした。今回は運用時の負担を考慮して大まかにこの3つの絞り込み方をご紹介しましたが、同じような粒度での他の絞り込み方もありますし、また、対象をさらに細かく絞り込むことが出来れば、より効果的なオファーを送ることが出来ます。

今回ご紹介したポイント、絞り込み方、文章例を参考にしつつ、企業様毎にあった、オファーの送り方を模索していただけますと幸いです。

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