【予備校職員の仕事のリアル】元職員が語る!働き方のリアルと休日の過ごし方
塾や予備校の仕事は働く時間帯や休日が独特なので、正社員として働くことに対して不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、予備校業界大手の駿台予備校と河合塾に勤めた経験を持つYさんとKさんに、それぞれの働き方や休日の過ごし方について聞いてみました。
シフト制ならではのメリットや課題、平日休みの魅力など、リアルな日常を垣間見ることができる対談です。
登場人物
Yさん:駿台予備校での勤務経験を持つ、アクティブな元職員。最近の趣味はスノーボード。現在は土日休みの仕事に従事。
Kさん:河合塾での勤務経験を持つ、インドア派の元職員。趣味は手芸やゲーム。同じく現在は土日休みの仕事に従事。
1週間の勤務と休日について
Yさん:
塾講師って『働き方』が特徴的ですよね。私が働いていた校舎は高卒生もいたので、年中無休で朝から晩まで空いているから、基本的にシフト制でした。
でも日曜日はみんなで交代で出勤して、その分他の平日に振り替え休日を取る形だったんです。
Kさん:
うちも完全シフト制でした。校舎長が1ヶ月ごとに予定を決めるんですけど、繁忙期じゃなければ割と希望も通りました。
ただ、高校生中心の校舎だったこともあって、面談予定が入りやすいので、土日連休はちょっと取りづらかったですね。
Yさん:
そうそう、私も日曜固定の休みが基本でしたけど、交代で出勤する週もあって。日曜に働いた週は、別の日に2日分休みが取れるのがありがたかったです。
Kさん:
私は飛び石で休む方が好きだったので、水曜と日曜とか、月曜と木曜みたいな感じで取ってました。連休ももちろんいいけど、残りが5連勤となる方がしんどいな、と思っていました笑
平日休みの魅力
Yさん:
「平日休みの良さって、本当に実感しますよね。私は買い物に行ったり、美容室やヨガに通ったりしてました。同僚と平日に休みを合わせて、ユニバに行ったこともありますよ!混雑が少ない分、めちゃくちゃ快適でした。」
Kさん:
「いいですね!私は水曜日によく映画に行ってました。水曜だと安く観られるんですよ。それ以外は家で料理したり、のんびり過ごすことが多かったです。都心に住んでいた時は、平日休みを活かして人気のお店に行くこともありました。」
Yさん:
「平日休みが恋しくなること、今でもあります(笑)。特に混雑が苦手な私には、平日にしかできない楽しみがいっぱいでした。」
出勤日の1日
Yさん:
「朝から出勤の日は、8:40に校舎に着いて職員朝礼をしてました。その後は生徒の成績管理や模試の準備、保護者対応をしたり。昼休憩を挟んで、午後からは生徒面談や入学検討者の対応がメインですね。」
Kさん:
「私は午後からの出勤が基本だったので、13時か14時に校舎に出社し、まずは事務作業や打ち合わせ。夕方以降は生徒や保護者との面談や生徒の質問対応などが続いて、22時か23時くらいに退社してました。」
Yさん:
「夜遅くまで働くのって大変そうですね。私は朝型だったので、早めに仕事が終わると体力的には楽でした。」
Kさん:
「もともと大学生の頃に塾のアルバイトをしていたこともあり、夜型人間なのでそこまで大変さは感じませんでした。朝、ちゃんと起きられれば、昼間の自由な時間を有効活用できる点では良かったかもしれません。」
休憩時間の過ごし方
Yさん:
「私はおいしいご飯屋さんに行くのが好きで、12時からの昼休憩は楽しみでした!昼から出勤の時は、16時頃に抜けて定食屋さんでしっかり食べることもありました。その生活リズムの時は、体調も良かったし、太りにくかったんです(笑)。」
Kさん:
「私も夜ご飯を食べに出ることが多かったです。忙しい時はコンビニなどで、簡単に済ませることもありましたね。ただ、全く休憩が取れないということはほとんどありませんでした。」
Yさん:
「同僚とのおしゃべりタイムも楽しいですよね。仕事の合間にリフレッシュできると、午後も頑張ろうと思えます。」
Kさん:
「私の場合、どうしても交代で休憩をとることになるので、他の社員と過ごすことはあまりなかったです。一人で音楽を聴いたり本を読んだりしながらゆったりと過ごせるのもリフレッシュになりますよ」
まとめ
塾講師の働き方には、シフト制や平日休みなど独特な部分が多いですが、その分、休日や休憩時間を工夫して楽しむことができます。
YさんとKさん、それぞれの視点から見た塾職員のリアルな働き方や休日の過ごし方もぜひ参考にしてみて下さいね!