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受験生の食事!受験前日から当日まで食事術

2021/12/17

 

 

コレを食べて挑め! 勝つための≪食事術≫とは?

受験生のみなさん、こんにちは。情報局ライターのkazumiです。

 

受験シーズン真っ最中ですね。

 

受験でベストパフォーマンスを発揮するために勉強に集中するのは当然ですが、同時に体調管理にも万全の注意を払いたいものです。

 

皆さんは健康な体の資本である≪食事≫には、どんな取り組みをしていますか?

 

「えっ?≪食事≫に関して受験の為に意識できることってあるの?」

そんな疑問を持った、あなた!

 

受験でベストパフォーマンスを発揮するために必要な≪食事術≫について、本記事でばっちりポイントを押さえて下さい。

 


突然ですが「栄養バランスの良い食事を摂りましょう!」とは誰もがご存じですよね。

 

しかし、皆さんはこれから勝負に挑むのですから、単に栄養価の高いものを食べればそれで良いというわけにはいきません。

 

「勝つ」為には何を食べるのかという点に加えて、それらをいつ食べるのかということも、意識しておきたい重要なポイントです。

 

そこでここからは入試の前日・当日(試験前)・当日(試験後)の食事の摂り方についてお話致しましょう!



腹を満たし体の中からも臨戦態勢を整えていきましょう!


勝つための≪食事術≫・・・何をどのタイミングで食べるのかを把握する!


勝つための食事術≪前日≫

1、就寝予定時刻の3時間前には夕食を済ませる!

すっきりと消化、睡眠を行えるために時間のゆとりを持って夕食を食べるようにしましょう。

 

2、胃腸に負担がかかるものは避ける!

試験前日は緊張やプレッシャーから消化・吸収機能がいつもより低下していることがあるので、脂の多い肉や魚、揚げ物は避けたほうがよいでしょう。

 

「試験に勝つためにカツ丼!」という験担ぎは実はあまりよくありません。同時に、生ものや刺激の強い香辛料、あまり普段食べなれていないものはやめておいた方がよいです。

 

3、炭水化物とビタミンをしっかりとる!

炭水化物はエネルギー源となり、ビタミンは体の調子を整えてくれます。ごはん、パン、麺類などの主食と、野菜や果物などのビタミン源をしっかりとって、高炭水化物、高ビタミンの献立にしましょう。



 

4、食欲がないときは、のど越しのよいものを!

試験前のプレッシャーから食が進まない場合もあるでしょう。


そのようなときには、少量でもいいので麺類など「のど越しのよいもの」を食べましょう。煮込みうどんなどは、いかがでしょうか?身体を芯からあたためることができますよ。


このとき消化・吸収機能を促すため、よく噛んで食べるようにしてくださいね。

 

試験前日・・・最もおすすめしたいのは、野菜たっぷりの煮込みうどん!

       

 

勝つための食事術≪当日・試験前≫

試験当日は、エネルギーを効率よく補給できるように、試験開始時刻から逆算してプランを立てましょう。


 【朝食】

試験時刻3時間前までには朝食を済ませていきましょう。

食するのは前日同様、炭水化物と果物でしっかりエネルギーとビタミンをチャージしてください。

特に、糖質をエネルギーに変えてくれるビタミンB1が重要です。

おすすめは、ご飯、納豆(ビタミンB1が豊富です!)、焼き魚(こちらもビタミンB1が豊富)、野菜たっぷりの味噌汁(体を温めてくれる効果もある)という和風なメニューです。

 

 

こうしてみると日本の伝統的な朝食メニューも、ちゃんと理に適っているということがよくわかります。

また、食べる量や食欲によって当日のコンディションを気にすることも重要です。

特に、遠方から受験する場合、朝食はホテルのバイキングである、という方も多いと思います。

この場合、普段とは異なる環境であるため、食が進まない or 食べ過ぎてしまう、という問題が発生します。

食が進まない場合は無理に食べることはせず、果物や温かいもの、あるいはのどを通りやすいものだけを食べる、でも全然構いません。

また、食べ過ぎてコンディションを崩してしまうことがないよう、いつもよりも量を控えめに抑えておくという意識を持つことも重要でしょう。

 

【試験会場で】

試験前に小腹がすくこともあるでしょう。
補食として、このようなものを用意しておくと良いでしょう。
試験開始にあわせてタイミング良く炭水化物(糖質)を補給することが大事な作戦ポイントです!

 

(試験開始まで2~3時間あく場合)

小さめのおにぎり・だんご・バナナ・カステラ

炭水化物(糖質)が多く脂質が少ないものなので緊張で食が進まない時におススメできる食べ物です。

(試験開始まで1時間程度ある場合)

エネルギードリンク・バナナ

(試験開始まで30分をきっている場合)

スポーツドリンク・飴

 

【昼食】 

「午前中の試験が終わって一安心……お昼を食べて午後の試験もがんばろう!」このようなモチベーションを保つためにも、昼食にも気を払いたいものです。

 

当日の昼食についても、今まで述べたことが当てはまります。

基本的に以下のものを食べるようにしましょう。

  • 食べなれたもの
  • 食べやすいもの
  • 消化にいいもの

また、お母さんが作ってくれたお弁当にしても、途中で買ったお昼ご飯にしても、気をつけたいことが腹八分目に留めておく、ということです。

 

昼食を食べ過ぎると眠くなってしまい、集中力が途切れてしまいます。なので、お腹いっぱいにならないように、量を考えて食べるようにしましょう。

 

試験開始前まで・・・体に負担をかけずにエネルギー補給!消化時間を考えて食品を選ぶこと!

 

勝つための食事術≪当日・試験後≫

お疲れ様でした! 体も脳内もエネルギーを使い切って疲労困憊していますよね。

ぜひ試験後の食事についてもケアをしてあげてください。

【試験直後】

疲労をすばやく回復するためにも、試験終了後できるだけ早いうちに炭水化物(糖質)とタンパク質を体に補給しましょう。これらを同時にとることで疲労の回復が促進されます。

 

例えば、バナナなど炭水化物(糖質)を含む食品に、タンパク質を含むのむヨーグルトなどがおススメです。
食欲がなければたんぱく質をふくむエネルギーゼリーもよいでしょう。

 

これらのものでしたらコンビニエンスストアなので常備されていますから、購入しやすく食しやすいですね。

 

【夕食】

1、疲労回復のためのビタミンとミネラルをしっかり補給!

試験後の夕食には炭水化物(糖質)とタンパク質を補給するとともにミネラルや疲労を回復する働きがあるビタミンを摂ることが大切です。

当日の朝食にも登場したビタミンB1が、ここでも重要な役割を演じてくれます。おすすめは、ビタミンB1が豊富に含まれており、疲労回復に絶大な効果を発揮する豚肉です。

ミネラルを摂取するには海産物がおすすめです。わかめやのり、いわしや煮干しなどがミネラル豊富な食材として挙げられます。 

これらの食材を組み合わせて意識的に取り入れるのがよいでしょう。

 

2、タンパク質をとるべくメインのおかずをしっかり!

前日の食事から、エネルギー源をしっかりと確保するべく炭水化物(糖質)中心の献立になっていました。


しかし、試験後ではエネルギー補給よりも疲労回復等の体のケアの方が重要です。ですので、肉や魚など、タンパク質がしっかりとれるメインのおかずをしっかり食べるようにしましょう。

 

以上の2つの要素により、試験後の夕食は「豚肉のしょうが焼き」に、「煮干しでだしをとった味噌汁」なんていかがでしょうか。

 

 

3、疲れて食欲がないときは、カレーや丼ぶりなどの1品料理がおすすめ!

 

具がたくさんはいったスープも良い一品ですね。

 

試験終了後・・・試験後はバナナ、その日の夕飯はしっかり目のメニュー!

 

まとめ~いいコンディションは、食事が決める~

いかがでしたか?


状況にあわせたエネルギー補給の仕方がご理解いただけたかと思います。

 

とにかく強調しておきたいことは、腹が減っては戦は勝てませんから、エネルギー源である炭水化物(糖質)を積極的に摂取してほしい、ということです。


ここをしっかりチャージして「試験を最後まで戦い抜くスタミナ」をつけてください!

 

万全の状態で試験に臨めますように。

 

皆さんのご健闘を祈っております!

 

 

 

 

<参考サイト>

  • NHKニュースおはよう日本「勝負に勝つ!”受験ごはん”」(http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/02/0214.html)
  • 勉強方法と試験対策のコツ「受験生の食事と栄養」http://www.study-learning.com/benkyou-hou/syokuji.html

(最終閲覧日:全て2016/02/18)


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