【めんどくさがりの方に!】簡単風邪予防と対策!
風邪について、知っておきたいこと!
「こんな大切な時期なのに…どうして風邪ひいてしまったんだろう。」
こんな経験、みなさまもあることでしょう。
特にこの時期は受験シーズン真っ最中!受験生も、その家族も風邪をひかないように様々な取り組みをされていると思います。
風邪でコンディションが悪く、これまで培ってきた実力を発揮できないことほど恐ろしいものはありません!
そこで今回は面倒くさがりの方も簡単にできる風邪予防と、もしもかかってしまったらどうすればいいか、その対策についてまとめていきます!
<目次>
人は一生で200回、風邪を引くといわれている!?
突然ですが、人は生涯でどれくらい風邪にかかるのでしょうか!?
昨年を振り返っても、風邪を引いてそれが数日間、長い時だと1週間ずっと喉の調子がわるいなんてこともありませんか。
実は、人は一生涯で平均200回程引くと言われています!
日本の平均寿命が80年ほどの日本人にとって、200回と聞いてしまうと大した数ではないように思うかもしれません。
しかし、風邪にかかっている期間を年数にすると実になんと”5年間”と言われています!単純計算で16日に1日は”風邪の日”があるということになります。(*個人差はあります)
なんとか、この風邪の日の回数を減らすことはできないのでしょうか?
そもそもどうして風邪をひくの?
実は風邪菌は普段から体内に侵入を繰り返しています。
体が健康であれば病原体が侵入しても自力で排除してくれるのですが、体力や免疫力等が落ちていると風邪菌に感染してしまいます。
すると、くしゃみやのどの痛み、発熱などの症状になって表れてしまいます。症状が出た時にはすでに、あなたの体内でウィルスはどんどん増殖しています!
ご存知の方も多いと思いますが、風邪を引きやすいのは十分に栄養が取れていない時、睡眠不足や疲労が溜まっている時、ストレスを感じている時……様々です。
風邪にはかかりたくないけど、面倒な対策はしたくない!
そんな欲張りなあなたに、実践できることもたくさんあります!
まずは風邪予防から!
簡単にできる風邪予防と対策法
たった2分、目を閉じるだけ!
皆さんは自律神経という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
自律神経は心臓を動かしたり汗をかいたりといった、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のことです。
そしてその中には、休む神経と言われる「交感神経」と活動する神経と言われる「副交感神経」があります。
体調を良好に保つためにはこの両者のバランスが大切で、一般的に疲れているときなど免疫を高めるためには副交感神経を高めてあげることが大切です。
そのためにはたった2分、目を閉じるだけ!
「なんだか、疲れたな」、「調子が少しわるいかも」。
そんな時、もう一頑張りする前に2分ほど目を閉じてみてください。すると、副交感神経が優位になりやすく、体力、気力の回復に繋がりやすいと言われています。
私もこの方法はよく使っています!
短い時間でもいいので一日数回、休める時間をとってください。風邪予防につながります!
たった1度お風呂の温度を上げるだけ!
いつも入っているお風呂。
しかし最近では、シャワーだけで済ましてしまう人も多いのではないでしょうか?
お風呂には体温を上げる効果があります。
実は、体温が1度下がるだけで、免疫力は30%も低下すると言われています!
シャワーの方は、湯船になるべく浸かることから、いつもお風呂の水温を40度くらいに設定している方は、1度上げて41度にしてみましょう。
お風呂に入るとすぐに、体温は1度近く上昇、その後は0.2~0.3度上昇した状態で推移します。
体温が一度上がると免疫力はなんと5~6倍も高くなると言われているので、是非実践してみてください。(*ただし、お湯の温度が42度以上になると血圧があがり、心臓等への負担が大きくなるので注意してください。)
そうは言っても、お風呂にはなかなか入れないという方は、首の後ろに熱めのシャワーを1分当ててみてください!
東洋医学では首の根元の周辺に体温を上げて身体を守ってくれる「大椎」というツボが存在します。
そこを温めながら軽く押してあげると効果があると言われています。
湯船に浸かりながら歌うだけ!
皆さんは、上機嫌なときに思わずお風呂場で歌ってしまうということはありませんか?
実は、湯船に浸かりながら歌うだけで風邪予防になっているのです!
風邪を引いてしまった時、家または病院で吸入器を使用したことはないでしょうか?また、乾燥したところにいると喉がイガイガしたり鼻がムズムズしやすくなることがありませんか?
乾燥しているとウィルスに感染しやすくなったり、菌の増殖スピードも上がってしまいます。
そこで粘膜の潤いを保つことが大切になってくるのです。
湯船につかることで蒸気が鼻に入り、粘膜を潤すことが出来ます。
さらに歌うことによって大量の蒸気を鼻と口から吸い込むことが自然とできるのでとてもおすすめです。
歌って風邪予防なんて素敵ですね!先ほどの、41度のお風呂と合わせると更に効果的です。歌いながらストレスも発散しましょう。
鼻の中がすぐに乾いてしまうドライノーズの予防ともなると言われているので、今日からぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
いつも飲んでいる「起きたての1杯の水」を温めるだけ!
喉が渇いた時、朝起きてとりあえず一杯水を飲むとき、それを温めた白湯にするだけで風邪予防に非常に効果的です!
白湯を飲むと体温が上がり、免疫力が高まり風邪予防につながります。
白湯に生姜をすって入れると更に体温上昇につながり、よりいっそう免疫力を高めることが期待できます。
とりわけ朝起きた時に飲むことは効果が高いと言われています。
スポーツドリンクを温めて飲むのもよいでしょう。
体温を上げて血流を促し、ウィルスと闘う白血球のめぐりを良くしていきましょう!
<簡単な風邪予防のポイント!>
たった2分目を閉じる
お風呂の温度を1度上げる、お風呂で歌う
喉が渇いたとき、朝起きたときは白湯を1杯飲む
それでも風邪を引いてしまったときは?
しかし、これだけ風邪の予防をしても「風邪を引いてしまった」、「熱がでてしまった」場合、どうすればいいのでしょうか?
薬は飲む?飲まない?
風邪を引いたらすぐに薬を飲んで…そう思っていらっしゃる方も多いと思います。
しかし、実際のところお医者さんは軽度の風邪だと薬を飲むことは少なく、飲んでも漢方などが多いそうです。
というのも、風邪の原因のほとんどがウィルスで、その風邪のウイルスに効果がある薬がないそうです。
加えて、副作用によって治りが遅くなったりする可能性もあるほか、体の中の良い菌までも殺してしまうこともあるからです。
人間には自己治癒力が備わっているので、それを高めてあげることが先決です!
風邪が治るお酒!?
たまに冗談で「風邪を引いたらお酒を飲んで、アルコール殺菌して治す!」なんて言っている方もいますが、今回はお酒はお酒でも「たまご酒」です。
私自身も風邪を引いた時に祖母に勧められて飲んだ記憶があります!
当時の私としては、決して美味しいと思うことはなかったのですが、たまご酒は素晴らしい飲み物です。
適量のアルコールは体を温め、ほどよい眠気を引き起こし、睡眠を促してくれる効果があります。
それだけではなく、卵に含まれている「シスチン」というアミノ酸は、自然免疫力を高める手助けをしてくれます。さらにその後温かい緑茶を飲むと、より一層の効果が期待できると言われています。
ただし、たまご酒はアルコールなので、未成年の方が飲むときはよく加熱してアルコールをしっかり飛ばすようにしましょう。また、内服薬がある場合は注意してください!
おわりに
いかがでしたでしょうか?!普段の生活で少し気をつければ風邪を少しでも遠ざけることができます。
しかし、本記事で紹介したものはあくまで簡単な予防法であり、睡眠や食事をしっかりとって規則正しい生活をすることがやはり最も大切でしょう!
風邪は忘れた時にやってきます。手洗いうがいは忘れずに!
受験生の皆さんが風邪に負けることなく、本番で実力を発揮してくれることを祈っております!
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