特集記事のサムネイル画像

採用計画の重要性、お伝えします!!

2017/05/25

はじめに

突然ですがみなさま、採用活動をするにあたり、採用計画は立てていますか?

「採用計画は立てているものの、ざっくりしたものしかできていない・・・」

「採用計画を立ててもどうせ計画通りに進まないから作っていない・・・」

「採用計画ってなに?」

というように、各塾によって回答は変わってくると思います。

 

そこで今回は、「採用計画」の重要性についてお伝えします!

 現在採用計画を立てている方は確認として、立てていない方は参考としてお役立てて頂ければ幸いです。

 

「採用計画」とは?

 まず、「採用計画」とは何か、についてお伝えしたいと思います。

採用計画とは、読んで字の如く、採用活動に関する計画です。

実はこの採用計画はというものは奥が深く、スケジュールを立てるだけで終わりではないのです。

採用の目的を考えるこからはじめ、その目的に沿ったターゲット設定、そしていつまでに何をするかのスケジュールと予算を考えた上で、採用手法を考える。

この一連の行動こそが、採用計画の本質なのです!

 

では、採用計画とはどのように立てれば良いのでしょうか?

早速、みていきましょう!

 

採用計画の立て方 

 目的

「何のために採用活動をするのか」、ということをはじめに考えなければなりません。

この目的こそが、最終的に立ち返る場所となるのです。 

「講師が不足しているから」

「教室を拡大したいから」

など、簡潔でいいので目的を最初に考えるようにしましょう。

ターゲット 〜どんな人を何人?〜

 次に、「どんな人を何人採用するのか」、ということを考える必要があります。

アルバイト講師と一言で言っても、未経験者なのか経験者なのか、文系なのか理系なのか、など、欲しい人材像が少なからずあると思います。

まずは、求める人材要件を書き出しましょう。

つぎに、その要件の中でどれが必須項目なのか、どれが優先項目なのか、の選別をしましょう。

最後に、項目の順位づけをしましょう。

これをすることで、ターゲットの整理がしやすくなり、どんな求人を打ち出せばいいのか、または、求人を複数にする必要があるのか、などといったことが必然と見えてくるでしょう。

アルバイト講師だけでなく、正社員・契約社員の採用ならば、教室長候補となるケースもあると思います。そうなると、マネジメント能力なども必要になってくることが、自ずと見えてきます。

 

【面接評価シート例】※項目はあくまで参考としてご覧ください。

氏名 学校名 年齢 性別 面接日
自己PR
項目 内容 備考
志望動機    
強み    
弱み    
自己PR    
キャラクター
項目 段階 備考
明るさ   1 2 3 4 5    
声の大きさ   1 2 3 4 5    
声のトーン   1 2 3 4 5    
礼儀正しさ   1 2 3 4 5    
身なりの清潔さ   1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
スキル
項目 段階 備考
業務への適性   1 2 3 4 5    
体力   1 2 3 4 5    
コミュニケーション能力   1 2 3 4 5    
プレゼン能力   1 2 3 4 5    
電話応対能力   1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
    1 2 3 4 5    
学生時代の得意教科・科目    
キャリアプラン
項目 段階 備考
なりたい講師像の有無 ない 1 2 3 4 5 ある  
教室の雰囲気とのマッチング度 低い 1 2 3 4 5 高い  
メンバーの雰囲気とのマッチング度 低い 1 2 3 4 5 高い  
                 
                 
シフト
他の仕事の有無  
希望出社頻度  
希望出社曜日  
希望出社時間帯  
希望勤務開始日  
その他  
スケジュール  〜いつまでに何をする?〜

肝心のスケジュールですが、余裕を持った計画を立てましょう。 いつ頃までに採用活動を終えたいのか、ということを考え、そこから逆算して必要なことを洗い出すといいですね。

予算

おそらく、多くの方が一番悩むポイントがこの予算でしょう。「安く抑えたい」というお声をよく頂戴致しますが、具体的にそれはいくらなのか、という金額まで落とし込めると、より洗練された採用計画を作ることができます。

また、採用コストと聞いて金銭的な面だけをお考えの方にもう一つ忘れてはいけないコストについて、これを機に考えて頂きたいです。詳しくは、採用コストに関するこちらの記事をお読み下さい。(一部、手法についても触れています。)

手法

各媒体によって強みは変わってきます。これまで考えたことに沿って採用手法を考えるようにすることで、最適な採用手法を納得した上で決断できると思います。

 

以上のことが終わったら、いよいよ採用活動のスタートラインに立ったと言えます。この後は、応募者の試験や面接を行なって、採用者を決めていく、という流れになります。

 

採用計画を立てないとどうなる?

採用計画についての基本的な事項をこれまでお伝えしてきましたが、ここからはなぜ採用計画を作らないといけないか、についてお伝えしていきます!

 採用計画を作らないとどうなるのでしょうか?

求人広告の作成に苦労する

 ターゲットが明確でないと、本当に欲しい人材の胸に刺さる求人広告の作成はできません。欲しい人材を取り逃さないためにも、しっかりとした採用計画を立てましょう。

 面接をしたときに、採用基準や優先順位がわからなくなる

 欲しい講師はどんな講師なのか、立ち返る場所があることで判断基準が明確になり、採用者を決める際に悩むことが減るでしょう。

採用活動のPDCAサイクルが回し辛い 

 PDCAとは、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)の頭文字を取った言葉です。このPDCAサイクルを繰り返すことで業務の継続的な改善ができると言われています。採用計画がなければ、1年を振り返った時に、チェックし辛いですよね。長期的な視点で良い講師を採用しようと思ったら、採用計画は欠かせません。

 

おわりに

 いかがでしたでしょうか?

この記事を経て、採用計画の重要性について理解して頂けたなら幸いです。

今後とも、塾講師ステーションを宜しくお願い致します。

 

キーワード

新着記事

画面上部に戻る