経歴に自信がなくてもプロ講師になる方法
はじめまして。駆け出しプロ講師の高橋勇樹です！
今回は予備校からのスカウトや超高学歴大学院などを卒業されなくてもプロ講師になれる方法を記事で紹介させていただければと思います。
私自身学部卒ですし、この業界では学歴的にもまだまだといったところを卒業していますので、大した経歴ではないと自負しています。
ですが、現在プロの予備校講師として働いています。
おそらく、塾で働いている方や経歴的な観点でも予備校講師として働こうか悩んでいる方は多いかと思います。
今回はそんな方のためにプロの講師のなり方をまとめていこうと思います。
目次
・予備校や塾の募集から応募する
・採用されるためにはどうすればいいか
・最後に 〜自信がなくてもプロ講師になるために必要なこと〜
予備校や塾の募集から応募する
プロの講師というと、一般的に大手の予備校などから直接お話がきたり、既に大手の予備校で働かれているプロの方から推薦状を書いて頂かないとなれないと思っている方が多いかと思います。
私は完全にそのような思考でした（笑）
しかし、実は予備校や高収入のプロ講師の仕事は、一般的な就活のように予備校の求人ページに記載があったり求人媒体から応募できたりすることが多いのです。
かくいう私も、プロ講師の知り合いもいなかったため、この方法で一般応募をしました。
上記以外の予備校や塾でも非常勤講師の募集はありますのでご自身で探してみてください。
また、直接予備校・塾を一件一件探すのが大変という場合は、塾講師ステーションキャリアやその他様々な専門求人媒体を使うのも良いと思います。
採用されるためにはどうすればよいか
前段でプロ講師の『形式的な』なり方はご理解頂けたかと思いますが、言うまでもなく、応募すれば全員が採用されるわけではないですよね。
どうすれば採用に近づくことができるかを以下に記載していきます。
授業の実力を身に着ける
なんといってもここに尽きると思います。
経歴はあまり関係ないとは言ったものの、授業の実力は確実に必要です。選考でももちろん見られます。
授業の実力を身に着けるには上手な方の授業を実際に見、場数を踏み、時には教えて頂く機会をどれだけ担保できるかが重要だと感じています。
場数を踏むなら、まずは高校受験向けの塾や非常勤の学校の先生などで経験を積むことをお勧めします。さらにいうと、高校生向けの集団授業を展開している塾がお勧めです。
というのも、高校生向けの集団授業を展開している塾ではプロ講師だけでなく社員が授業をしているところが多数あり、そこで社員としてプロ講師の人たちと同じように高校生に授業ができると早く実力を身につけられるようになれるからです。
いかにプロ講師と近い環境に身を置けるか、は重要だと考えます。
実績を出す
有名大学に合格させた実績などがあればプロ講師の採用試験時にも注目されることは多いです。
よく勘違いされがちなのは、大量に有名大学に生徒を出すということだけが実績とされるわけではないということです。
どれだけ生徒の成長に貢献ができたか（例えば、偏差値をどこまであげることができたか）といったこともかなり好印象を与えられるわけですね。
また、大学でなくとも有名中学の合格実績でも注目してもらえることがあります。
私が個別指導の教室長をしていたときに指導していた生徒の話ですが、某模擬試験にて私が教えていた科目だけ6位をとってきたことがありました。この話を大学受験予備校の面接官の方にしたところ、とても評価してくださったことがありました。
私が勤めていた個別指導塾は決して進学塾とは言えませんでしたが、それでもしっかりと指導し続けていれば実績を出せることもあります。
もしこの記事を見ていて「自分が働いている場所じゃ大した実績出せないよな…」と思っている方はまず、自分の受け持っている生徒を実直に信じて成長させてあげてください。
必ずそういうチャンスはめぐってきます。チャンスが来たらそれを逃さないようにしましょう。
個別指導や家庭教師のプロ講師からはじめる
いきなり集合の予備校講師からはハードルが高いという方は個別指導や家庭教師のプロ講師がお勧めです。
最近では個別指導のプロ講師というのも出てきております。
こちらでまずはプロとしての実績をつけるという始め方も悪くないと思います。
例えば四谷学院では個別指導のプロ講師枠があり、まずは個別指導のプロとしてデビューして評判をつけてから集合の講師採用試験を受けるということもできるので、こういったルートから始めてみるのもよいでしょう。
大学受験予備校でなく、中学受験や公務員試験予備校の講師から始める
いきなり大学受験の有名な予備校からはじめるというのはハードルが高いと思われる場合が多いと思います。そういった場合は、似た科目のある中学受験や公務員試験予備校の講師からはじめるというのも一つの手です。
ここで実力をつけて大学受験予備校にも行く講師の方も意外と多いですし、大学受験予備校と掛け持ちで授業をされてる方も多いです。
最後に 〜自信がなくてもプロ講師になるために必要なこと〜
いかがだったでしょうか。
今回は経歴に自信がなくてもプロ講師になれる方法をまとめました。
いろいろ必要なことは多いと思いますが一番大切なことは「一歩を踏み出す勇気」だと思います。
こういっては元も子もないかもしれませんが、精神的な部分がしっかりとしていなければ前にはなかなか進めないのが人間だと勝手ながら感じています。
特に、今塾に正社員として勤めている方にとっては、プロ講師は業務委託（個人事業主）となるため、生活への不安があるかと思います。
ですが、そこから勇気を出して一歩を踏み出すことができればプロ講師なることは実はそう難しいことではないと思っていますし、事実私はここまでくることができました。
私自身プロとして生き抜くためにはまだまだスキルアップが必要ですが、一歩を踏み出してよかったと思っております。
もし少しでも悩んでいる方がいれば大きな一歩を踏み出して一緒に歩んでいきましょう！
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