今回、アプリスの学内予備校に合格されたHさんに、合格体験記インタビューをさせて頂きました。アプリス学内予備校への就業をご検討される方はぜひとも最後までご覧ください。
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インタビュアー
二宮 愛美 にのみや めぐみ
学生時代から働くことに興味を持ち、国内外の様々な業職種を経験。2018年に株式会社トモノカイに加わり、大学生、訪日留学生から社会人まで幅広い面談経験を経て、2021年には社会人専門求人サイトの『塾講師ステーションキャリア』をリリース。学習塾業界で働く人のキャリア形成をサポートするため日々勉強中。
目次
・候補者さまについて
・転職/ダブルワークを検討した理由
・アプリス学内予備校に決めた理由
・今後のキャリアについて
・最後に
候補者さまについて
はじめに、Hさんについて教えてください。
これまで基本的にはずっと学習塾で勤務していました。1社目は1年半くらいで退職したんですが、2社目は10年ほど勤めていました。私は英語を教えているんですが、受験英語はもう瞬間的に答えがわかるくらいにまでできるようになってたんです。一方で、実際に英語を話せるかとなると全然で。なので、2社目の会社はとても気に入っていたんですが退職して、フィリピンに語学留学に行きました。そのとき既に妻子がいたんですが、人生後悔したくない!ということで妻に理解してもらって(笑)
すごい決断ですね!
フィリピン留学中にも、何度か2社目の会社から「留学が終わったらうちに戻ってきてほしい」と連絡をもらっていたんですが、せっかく留学に行って話せるようになったので、少し違うことをしてみたいなと思って、3社目はインターナショナルスクールの先生をしましたね。同時に「自分で塾を開きたい」という気持ちが強くなっていることに気づきまして、資金面やスペースの問題で個別指導塾をしようと考えたんですが、そういえば個別指導の経験がなかったので、個別指導塾に入社したんです。そしたら1年ほどで役職についてしまって。本当はもっと現場で修行をしたかったんですが、役職がついてしまうと現場で指導できる機会が激減してしまうので、「頃合いかな」と考えて退職し、今は個別指導塾を経営しています。
転職/ダブルワークを検討した理由
今回新しい職場を探そうと思われたきっかけはなんですか?
やはりコロナの影響で先がなかなか見通せない状況であることは間違いなくて、もちろんうまくいっている部分もあるんですが、まだまだ自分の理想とするペースでは生徒獲得ができていないんですよね。マーケティングもしているんですが、資金的な面も含めそこまで余裕がない状態だったので、ダブルワークということで新しい職場を探した形になります。
副業はスケジュール調整なども大変なイメージがありますが、どうですか?
忙しい期間ももちろんありますが、まだ経営する塾の稼働率はそこまで高くないので、大変というわけではない感じですね。
資金の獲得という以外に、新しい業務経験を積みたいというようなお気持ちもあったのでしょうか?
そうですね、やはり自分がやったことのない業務や環境というのはとても刺激的ですよね。それに、これまでは塾業界での勤務経験がほとんどで、学校での指導経験はなかったですし。今回の仕事は「学校での指導経験」が面白そうだなと思って、仕事探しをしました。
学校での指導の魅力はどういうところにあるとお考えですか?
あくまで想像の範囲を出ないですが、塾って結局勉強だけなんですよね。勉強しか教えないですし、子供たちのリアルな生活を見ることはないんですよ。でも、学校は勉強だけの場ではないと思うんです。やはり人間関係が濃いですし、小さな社会の縮図だと思ってるんです。なので、私たちが担当するのはあくまで授業ですが、生徒たちと関わることで教育という部分にも関われたらいいなと思っています。
資金獲得はもちろん、新しい職場を通じて新たな経験、知識の獲得をしようと思ったことがきっかけ
アプリス学内予備校に決めた理由
アプリス以外にもいくつか受けられたと思いますが、決め手はなんだったのでしょうか?
学内予備校とは?
中学校や高校では5〜6時間目で通常の授業が終わりますが、私立の学校だと補習や7時間目と呼ばれる通常の授業と別枠の授業があります。これらは塾や予備校の先生に任せられることが多く、助っ人のような立場で学校に行って授業をするのが、学内予備校と言われるものになります。
元々私はこういうシステムがあることを知らなかったので、最初は「副業OKの塾のアルバイト」といった案件を探していました。3社くらい応募はしましたね。コロナの影響で積極的に採用をしている会社は多くなかった印象ですが、アプリスからお電話をもらいまして、少しダメ元な気持ちではありましたが、面接に行きました。アプリスに行こうと考えた理由は、学内予備校というこれまでに経験のない働き方であり、塾ではなく学校で生徒に教えるということもやったことがなかったため、挑戦したいと思ったのが大きいですね。
面接を受ける中で感じたことや、これから受ける人にアドバイスをするなら、何を伝えますか?
特に何か準備をしたというわけではないんですが、「模擬授業をしてください」とアプリスからは言われていたので、面接までの期間で過去の教材からいくつかピックアップして模擬授業と面接を受けましたね。面接も、特に何を言うかは前もってはそこまで考えずでした。ありのままをお話しすることが多いですね。ただ、もしあまり授業になれていない方とかでしたら、模擬授業のための準備はされた方がいいと思いますね。
合格された要因はなんだったと思いますか?
9割方模擬授業の結果が効いていると思っています。というのも、面接より先に模擬授業があって、模擬授業が終わったあとの面接のときにはもう「ぜひお願いします」といった雰囲気でしたからね。あまりこれまでのこととかも聞かれておらず、シンプルに授業できる人かどうかをまずは見られてるなと感じました。
ちなみに、普段どのようにして自己研鑽をなさってるんですか?
中学英語とかであれば3年4年やれば基本的になんでもわかるようにはなると思います。ただ、英語の勉強は中学で終わるわけではもちろんなくて、高校でも大学でも学ぶわけですよね。大学だとTOEICの勉強をしたりしますし。となると、私たち先生も、そこまでを見越して教えるための勉強をしないといけないと思っています。あとは、文部科学省がカリキュラムを変えてくることもよくあるので、それに合わせられるかも非常に大事だと思っていますね。教科書会社や出版社がセミナーなどをやっていたりもするので、機会があればそういったものにも参加したりしています。
合否判定は、模擬試験の結果を中心に見られている印象。そのため、模擬試験の練習を事前にしておくことが合格の秘訣だと考える。
今後のキャリアについて
今後どのようなキャリアを描いていこうとお考えですか?
プロ講師としてどこかに所属してバリバリやっていくというのも考えたりしましたが、大手予備校で教えられるほどの知識や経験はまだないと思っていますし、何よりお金とかよりも自分自身がやりたいと思えることをやりたいので、自分の経営する塾を大きくしていきたいと思っています。一方で、自分一人で経営をし続けると新しいインプットもなかなか得られなくなるので、今回のアプリスでの勤務のように、他の塾や予備校でも働きたいなと思っています。あと、実はyoutubeをやっているんですが、登録者を増やせたらいいなとも思っています(笑)
経営されている塾は今後拠点展開などをしていくおつもりなんですか?
できるならやってみたいですね。信頼できる仲間が増えて、その人の任せたりできたらいいなと思ったりします。ただ、やはり拠点展開をするとなると先立つものも多くなるので、慎重に検討しながらやっていきたいですね。
自身が経営する塾を伸ばしながら、ダブルワークを通じて新たな経験をしていきたい。ダブルワークをすることで井の中の蛙にならないように予防する意識を持っている。
最後に
最後に、同じ塾講師の方々にアドバイスや伝えたいことがあれば!
どれだけ自分の授業をオープンにできるかどうか、は大事だと思っています。自分の授業を見せたくないという講師の方って結構いらっしゃるんですよね。恥ずかしいとか批判されたくないからという気持ちはよくわかるんですが、そこは乗り越えないといけないと思っています。なぜかというと、自分の授業をオープンにすることで良いところも悪いところもフィードバックがもらえるので、自分の課題が見つかったり、自己研鑽すべきポイントがわかったりするんですよね。あとは、保護者さんからの安心感や信頼獲得にもつながることもあるので、できるだけオープンにしていくことが大事だと思っていますね。
本日はありがとうございました!
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