塾講師と他のバイトの掛け持ちが可能かどうか気になる方もいるでしょう。塾によってルールはさまざまで、掛け持ちOKなところもあれば禁止しているところもあるため、応募前に規則を調べておく必要があります。このコラムでは、塾講師バイトの掛け持ちについて知っておきたいルールやマナーを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
塾講師バイトの掛け持ちはできる?
塾講師バイトの掛け持ちがOK・NGなケース
塾講師バイトの掛け持ちをおすすめする理由
塾講師バイトを掛け持ちする際の4つの注意事項
塾講師バイトと他業種バイトの掛け持ち、塾側の本音は?
バイトの掛け持ちはスケジュール管理がポイント
塾講師バイトの掛け持ちはできる?
塾講師と他バイトの掛け持ちができるかどうかは、塾によって異なります。一般的に、同業内での掛け持ちは禁止にしている塾が多いです。理由としては、生徒の個人情報、塾の教材情報やノウハウの漏洩リスクを減らすことなどが挙げられます。塾同士の掛け持ちはNGでも、家庭教師はOK・他職種OKなどのケースもあるので、2箇所以上で働きたい場合は塾に問い合わせておきましょう。
塾講師バイトの掛け持ちがOK・NGなケース
塾によって掛け持ちに関する規則は異なります。他塾との掛け持ちがOKな場合と、他塾との掛け持ちはNGだけれども他業種であれば掛け持ちできる場合、業種を問わずバイトを掛け持ちできない場合の3つのパターンに分けて、ルールを詳しく紹介します。
他塾との掛け持ちがOKの場合
塾によっては、他塾との掛け持ちがOKなことがあります。しかし、もう一方の塾で「他塾との掛け持ちはNG」とされているときはできないので、両方が掛け持ちを認めていることを確認しておきましょう。また、トラブル防止のためにも、双方の塾に掛け持ちの旨は伝えておくのが無難です。
塾講師ステーションの求人で「他塾との掛け持ち可否」が確認する方法
塾講師ステーションでは、以下の手順で各塾の「応募資格」から他塾との掛け持ち可否が確認できます。これから求人を探される方はぜひご覧ください。
- 条件を入れて希望の塾を見つける
- 求人情報の下部にある「応募資格」をチェックする
- 「他塾かけもちOK」の記載を確認する
記載イメージ
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他塾との掛け持ちはNG、他業種はOKの場合
他塾は不可でも、他業種のバイトであれば掛け持ちOKの塾も存在します。他業種の例を挙げると、飲食店やスーパー、コンビニなどです。一般的にはこのパターンがもっとも多いとされています。ただし、掛け持ちOKでも「塾の最寄り駅での勤務は不可」など、細かなルールが設定されている場合もあるので塾側に相談するのが無難です。
塾講師ステーションの求人で「他業種バイトの掛け持ち可否」が確認する方法
塾講師ステーションでは、以下の手順で各塾の「応募資格」から他業種バイトの掛け持ち可否が確認できます。塾講師以外のバイトも検討されている方はあらかじめご覧ください。
- 条件を入れて希望の塾を見つける
- 求人情報の下部にある「応募資格」をチェックする
- 「他バイトOK」の記載を確認する
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業種問わず掛け持ちNGの場合
業種問わずに、他バイトとの掛け持ち自体がNGの塾も存在します。講師が掛け持ちをすることが保護者からのイメージダウンにつながると考える塾もあるので、事前に確認しておきましょう。他のバイトを掛け持ちせずに塾講師に専念する分、シフトも多く入れるので、教えるスキルやプレゼンテーション能力などの向上にもつながるでしょう。
塾講師バイトの掛け持ちをおすすめする理由
- 収入を増やせる
- 収入源を複数確保できる
- 他のバイトにはない経験ができる
塾講師バイトの掛け持ちをおすすめする理由は上記の3つです。収入面でのメリット以外にも、塾講師バイトでしか味わえない経験・やりがいを得られます。プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力などの就職に役立つスキルも磨かれるので、大学生には特におすすめのバイトといえます。
塾講師バイトを掛け持ちする際の4つの注意事項
塾講師バイトを掛け持ちしたいと考えている方は、各バイト先の規則を守るだけでなく、無理なく働けるよう自己管理を怠らないことも大切です。バイトを掛け持ちする際に特に注意するポイントを4つ紹介します。
就業ルール
あらかじめ、掛け持ちがOKかどうか、塾などの応募先に確認しておきましょう。すでにバイトを始めている場合は、既存の働き先と新しい職場の両方で掛け持ちして働くことに問題がないことを確認する必要があります。
内緒にしているつもりでも、生徒や保護者以外にも意外なネットワークを通じてばれる可能性があるため、掛け持ちがNGの場合は諦めましょう。どうしても2箇所でバイトしたい場合は、掛け持ちOKの職場を探すことが大切です。
また、掛け持ちの可否以外にも塾ごとに定められた様々な勤務条件があります。勤務条件をあらかじめ確認しておくことで、自分に合った塾を見つけやすくなって利、入社後のギャップを少なくしたりすることができるでしょう。
スケジュール管理
掛け持ちバイトをすることで、今までよりも忙しくなります。既存と掛け持ち先両方の業務を全うすることはもちろん、学生の場合は授業やサークルとの兼ね合いもしっかり考えておくことが必要です。
具体的なスケジュールを書き出し、無理なく進められるのか確認しておきましょう。また、万が一体調を崩したときや、試験などで対応できないときについても考え、バイト先の了承を取っておきます。
体調管理
掛け持ちをして忙しくなると、体調管理が難しくなることもあります。無理なく仕事と学業などを両立できるように、以前にも増して注意する必要があります。
夜遅くまでバイトをするときは、睡眠時間が少なくなったり、疲れがたまりやすくなったりすることもあるでしょう。不安なときはいきなり掛け持ちバイトをするのではなく、1つの仕事ごとに慣れるまでの時間を取り、徐々に働く時間を増やしていくようにしてください。
税金・年金関連
掛け持ちで収入が増えると、税金や年金にも影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。学生の場合、年間103万円以上の収入があると所得税を納める必要が発生するだけでなく、親の扶養から外れることになり、親の税負担も増えることになります。
税金の仕組みを把握したうえで、稼ぐ金額を調整しましょう。
塾講師バイトと他業種バイトの掛け持ち、塾側の本音は?
塾講師と他バイトの掛け持ちをすることで、収入が増える、社会人としてのスキルが身につくなど働く側には多大なメリットがあります。しかし、掛け持ちされる塾側はどう考えているのかと気をなる方も多いでしょう。講師が掛け持ちすることへの塾の本音を、実際の口コミから紹介します。
Q.私は大学1年なのですが、大学にも慣れてきましたし今やっているカフェのアルバイトに加えて何かバイトを始めたいと思っています。 しかしながら、カフェのバイトとサークルの関係で週に2回くらいしか新しいバイトに行けそうもありません。
こうした場合、塾講師を掛け持ちすることは可能でしょうか??
A.たくさんの塾がありますので一概には言えませんが、週2回で講師として働いている大学生の方は少なくないと思います。ただし、講師という仕事は「他に代わりがいない」仕事です。他バイトやサークルを理由に仕事を休むことができないので、スケジュール的に無理がないかをもう一度確認してから応募された方が良いと思います。また、中には「週1回から可能」という塾もありますので、それをキーワードに探してみてはいかがでしょうか?
スクールIE(やる気スイッチグループ) 採用担当者
A.担当曜日と担当時間に必ず入れるということであれば、まず大丈夫だと思います。塾講師に求められるのは指導技術もさることながら、何よりも安定して授業を担当できることです。どれほど高い指導力を持っていても、不定期に休まれては安心して生徒を任せることはできません。もちろん採用された後ですぐに予定を変更するのも不可なので、確実に勤務できる曜日、時間帯を確保したうえでご応募してはいかがでしょうか。
EDIX 中郷校 採用担当者
掛け持ちで働いている場合、どうしても体調管理が難しくなるので、突然休むなどの迷惑がかかる可能性も想定されます。また、別のバイト先で仕事を増やすように頼まれ、塾での仕事を減らすことになるというケースもあるでしょう。
塾側に不安を与えないためにも、塾講師と他の仕事を掛け持ちするときは、時間や曜日を調整し、迷惑がかからないように配慮することが大切です。
バイトの掛け持ちはスケジュール管理がポイント
塾講師の仕事をしながら、別の塾や職場で働くケースもあります。働く限りは責任を持って対応できるように、無理のないスケジュールを組むようにしましょう。
塾講師ステーションでは、掛け持ちが可能な塾を紹介しています。他の講師たちの生の声も閲覧できるので、応募前にぜひご覧ください。また、塾講師ステーションからの応募で採用されると、5,000円分のお祝いをお渡ししているので、ぜひ一度ご覧ください。