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塾業界正社員の中途採用で確実に1次選考を突破するには!?【キャリアコラム#41】

こんにちは!講師歴33年の平山(♀)です。

本日は、塾業界の正社員を目指している方々に向けて、特に中途採用において1次選考通過率を高めるために準備すべき事をお伝えしたいと思います。

目次
1次選考とは、どの段階のこと?
1次選考では、何を見られるの?
1次選考を確実に突破するためのまとめ


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1次選考とは、どの段階のこと?

1次選考とは、一般的な中途採用プロセスにおいては書類選考(スクリーニング)の次に行われる面接を指す場合が多いです。

書類選考で年代、学歴、職歴や講師歴など最低限の条件を確認した後、それらを満たしていれば1次選考に進めてもらえるでしょう。

当たり前のことですが、この1次選考を突破しなければ2次選考がなく、講師不足で売り手市場の現在ではほとんどの場合、面接としてはこの1次選考と2次選考の2回だけとしている企業が多いですが、小規模な塾やフランチャイズ運営の場合は1次選考でオーナーや社長が出てくることもあります。つまり、1回の選考で採否が決まるということですね。

したがって、1次選考でのフィードバック(1次選考の面接官から、2次選考の面接官への伝達事項)のポイントが高ければ高いほど、最終である2次選考で合格を頂ける可能性が高くなる訳ですから、面接回数が少ないうちの1次選考はかなり重要である、ということをお分かり頂けると思います。

1次選考では、何を見られるの?

1次選考では以下をポイントに見られることが多いでしょう。

条件の合致、一致度合い

給与の折り合いがつくかどうか

応募者が期待している給与額と、予算として支払える給与額がおおよそ合致していないと折角内定を出しても応募者が辞退し、また最初から人を探さなければなりませんので、ここは互いに重要な点です。

勤務できる距離に住んでいるか

在宅での勤務も増えてはきているものの、やはり現場での就業がまだまだ基本となっているため、勤務できる距離かどうかは重要です。一方で、教室数を多く持っている塾もたくさんあるため基本的に勤務できる距離であることは多いはずです。その場合は1次面接で希望勤務地をお伝えしておきましょう。

やってほしい仕事に対して応募者が能力や性格を持ち合わせているか=スキルマッチ

仕事はやる気や憧れだけでは出来ません。きちんと結果を出し、生徒さんや保護者の方々に満足して頂く為には、募集職種の素養や資格を持ち合わせているかどうか、その職種に向いた性格かどうかも非常に重要です。

コミュニケーション力

指導力など以前の、人としてコミュニケーションがとれるかどうか

指導力は入社してからでも磨けますし、資格も取得出来ます。これらは努力で賄うことが出来ますが、コミュニケーション力というのはなかなか一昼夜では磨けません。それに、そもそもコミュニケーション力がないと接客だけでなく先輩や上司からの指導やアドバスも受けづらくなり、思うように活躍出来なくなってしまいます。

面接官も人間ですから、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるぐらいの最低限のコミュニケーション力は備えておきましょう。

志望理由や自己アピール、得手不得手、業界に対する考えなどが具体的に伝えられるか

せっかく面接官が興味を持って色々質問してくれても、うまく考えがまとまっていなかったり、志望理由が曖昧だったり、あるいは緊張し過ぎて自分でも何を話しているかわからなくなってしまったり。

誰にでも起こりうる事ですが、それでも応募したからには志望理由と自己アピール、得手不得手、そして応募職種や業界に対する展望など、必ず聞かれそうなことは書き出すなどして頭の中で整理しておきましょう。

退職・転職理由

どういう理由で前職をやめたのか

この点も、採用企業は非常に気にするところです。忙しいから、給料が安いから、遠いから、嫌な上司がいるから、、と理由は色々ある場合もあるかとは思いますが、特にネガティブな理由に言及すると「この人はうちでも同じ不満を抱いてすぐに辞めてしまうかも」と思われ、落とされてしまいます。

退職理由がどうであれ、応募する企業に対しては前向きに、うまく行かなかったことがあればきちんとそれを分析し、「御社ではこうすることでその点は乗り越えられると思っています。」など、長く続けてくれそうだと思ってもらえる理由を用意しておきましょう。

次の職場に求めているものはなにか(退職理由から何を求めているのか)

こちらもやめた理由と関係していますが、では何故今回その企業で働きたいと思っているのか、という明確な理由が見えなければ、先方としても採用に踏み切る事は難しいでしょう。

正社員となると時間講師と違って長期勤務が前提ですし、採用してからも多大なコストがかかりますから、この辺りをハッキリと伝え、「この人が求めているものはうちで提供してあげられそうだ」と思ってもらえれば、かなり好印象です。

人柄・学歴・職歴など一般的な条件

人柄

人柄についてはあくまで最低条件ではあるものの、やはり正社員だと長く働くことを前提としているため、

  • 周りと調和してやっていける人かどうか
  • 誠実かどうか
  • 社会のルールや約束を守れる人かどうか(遅刻・欠勤なども含めて)

など、一緒に気持ちよく働くことが出来るかどうかは必ず見られていると言ってよいでしょう。決して取り繕う必要はありませんが、普段から人と誠意を持って接する事を心がけておくと良いでしょう。

学歴・職歴

ここも応募条件さえクリアしていれば細かく見られるところではありませんが、やはり塾業界・教育業界であれば教育学部が最も有利でしょう。何故なら、改めて理由付けが必要ないからです。偏差値の高い大学を出ているかどうかもやはり見られている傾向にあります。

その他の学部で直接教育に関連のない法・商・芸術・経済経営・理系学部などの出身の場合には、志望理由を記載する際に何故その学部出身でありながら塾講師や教育業界に応募したのか、を明確に記しておくと良いでしょう。

職歴についても同様です。直前職が同系の職種であれば疑問は生じませんが、あまりに関連の薄い職種であれば一言記しておくのがベターです。

1次選考を確実に突破するためのまとめ

さて、項目別に準備しておいた方が良いことを挙げてみましたが、最後にわかりやすく準備が必要な事柄を箇条書きにしてみます。

  1. 物理的な条件を満たしているかどうか(条件・通勤距離・資格)
  2. 社会的な条件を満たしているかどうか(コミュ力・自己分析力)
  3. 応募の動機(退職理由・志望理由)
  4. 内面的な条件を満たしているかどうか(人柄・考え方)
  5. キャリアとしての一貫性(学歴・職歴)
  6. これらを自分なりに整理し、言葉で説明できる状態になれば、いよいよ応募する段階です。2次は別として、1次で通らないというのは準備不足と言われてしまってもやむを得ません。

つまり、きちんと準備をしておくことが1次選考突破の鍵です!陰ながら応援しています!

 

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塾講師ステーション情報局 編集部

記事執筆者:塾講師ステーション情報局 編集部

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年100本以上の記事を執筆する有識者や塾バイト経験者をはじめとする、塾講師業界に関するエキスパート集団です。

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