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【徹底解説!】正社員一次面接突破術

2024/05/30

【徹底解説!】正社員一次面接突破術

正社員求人の場合、面接回数は2~3回程度あるのが一般的。
その中で最初の関門となる一次面接は、自身のアピールの場であることはもちろんのこと、企業の雰囲気や社風をつかみ、自分が働くイメージを持てるかどうか確認する場でもあります。
今回は、そんな一次面接に向けて、実際にどんなことを聞かれたかなどのリアルな声も交えながら、準備としてやるべきことをお伝えします!

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目次

1.一次面接の質問の流れ
2.各質問で面接官がチェックしているポイントは?
  ・自己紹介
  ・転職理由
  ・志望動機
  ・自己PR
  ・逆質問
3.塾への就職・転職なら塾講師ステーションキャリアのLINE就職・転職サポート!

一次面接の質問の流れ

キャリア採用の場合、一次面接はよく、以下のような流れで進行します。

  1. 自己紹介
  2. 転職理由
  3. 志望動機
  4. 自己PR
  5. 逆質問

 

一次面接の目的は履歴書や職務経歴書の内容との照らし合わせと人柄や性格などの確認がメイン。
ただ、面接を担当するのは人事担当者または現場担当者の場合が多いのですが、両者で見ているポイントは若干異なります。

人事担当者の場合、特に「志望度や定着性」に着目して見ている場合が多いです。
具体的には、転職理由や志望理由などから、応募者の志向性や価値観などをチェックし、自社の社風や雰囲気とのマッチ度を測るといったイメージです。
また、実際に入社した場合の配属先の参考とされる場合もありますから、できるだけ正直に、自身の想いを伝えましょう。

現場担当者の場合、「経験やスキル」に着目される場合が多いです。
実際の配属部門の部課長クラスが担当することが多く、現場で活躍できるだけのスキルがあるか、配属先にフィットするかどうかなどを見ています。
塾の場合、アルバイトでの経験を語るのも◎
生徒や保護者とどのようにコミュニケーションを取ってきたか、どんなときに生徒の人生に貢献できたと感じたか、などやりがいを感じたエピソードを振り返り、まとめておくと良いでしょう。

 

 

 各質問で面接官がチェックしているポイントは?

ここからは、各質問ごとにチェックポイントをお伝えします!

 自己紹介

最初の自己紹介は主に、

  • 応募者の人柄を知ること
  • 簡潔に話すスキルがあるかを把握すること
  • コミュニケーション能力があるか知ること
  • 話しやすい雰囲気作り

が目的です。
面接での第一印象が決まるので、緊張するかと思いますが、明るく丁寧に話すことを心がけましょう!
また、あまりダラダラと話すのではなく、1分から長くても3分以内におさめると良いでしょう。

【回答例1(転職の場合)】
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
〇〇(氏名)と申します。
△△大学を卒業後、株式会社××××で経理を2年間担当してきました。
経理の仕事では正確性やスピード感はもちろんですが、社内外の関係者との調整などコミュニケーション能力を問われる業務も多く、時にはできることとできないことをはっきりと伝えることの重要性を学び、伝え方を磨いてきました。
この経験は、御社で生徒や保護者と接する際にも役立てるのではないかと考えております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

【回答例2(正社員経験がない場合)】
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
〇〇(氏名)と申します。
△△大学在学中から××塾で講師をしており、卒業後も社会人講師として2年間働いてきました。
講師としてわかりやすい授業をすることはもちろんですが、生徒一人一人のモチベーションを高め、授業外での学習も積極的に行うよう促すことを意識し、授業時間外でも自習室を積極的に訪れて生徒に声をかけるなどを心がけてきました。
この経験を生かして、御社でも合格実績や生徒数増に貢献していきたいと考えています。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

基本的に、自分の経験は「仕事に関すること」を伝えるようにしましょう。
学生時代の経験や自身の受験経験なども生かせる部分はあると思いますが、それらはその後の質問の中で表現するようにし、この自己紹介のフェーズでは避けるのが賢明です。

 

転職理由

面接官が転職理由を聞くのは、

  • 「同じ理由でまた退職してしまう可能性はないか」
  • 「自社との相性は良いか」

を把握するためです。

塾の場合、生徒への接し方や業務範囲、社員同士の関わり方などにおいて、各社とても個性があります。
会社とのカラーが合わなければ、どんなに優秀な人材でも長く続けることは難しいでしょう。
それでは応募者も企業側もメリットがありません。
「前職を早期で退職した」「転職回数が多い」などに対して引け目を持つ方もいるかもしれませんが、自分自身でも「どんなことにストレスを感じやすいか」「どんな想いを叶えたいか」を正直に伝えることで企業とのマッチ度を測れるでしょう。
ただし、愚痴っぽくなるのはNG。あくまで前向きに展開しましょう。

【回答例】
現在、住宅営業をしていますが、お客さまの声を直接把握しているにもかかわらず、課題解決につなげられない現在の仕事に限界を感じています。
上司にはオプション商品の提案方法や取扱商品の拡大などを提言したり、企画部門への異動を願い出たりしてきましたが、いずれも大きな変化につなげることは叶いませんでした。
塾に関しては、学生時代にアルバイトで個別指導講師をしていたのですが、目の前の生徒の合格のために、社員もアルバイトも一丸となっていたことが印象に残っております。
塾の正社員は未経験ですが、営業職で培った顧客ニーズの汲み取りと、そこからの提案力を生かして、生徒や保護者の満足度を上げていきたいと考えています。

ここでは嘘をつかないことが重要ですが、もう一つのポイントが「言わないことを決めておく」です。 
自分の中で伝えたくないことやビジネスパーソンとして不適切と判断したことについては「絶対言わないこと」として置いておくことも必要です。

 志望動機

面接官が志望動機を聞く理由は、

  • 「熱意」
  • 「長く働いてくれそうか」
  • 「企業研究は十分にできているか」

を確認するためです。
中でも、「企業研究」は最も重要なポイントです。
自分自身の転職で叶えたいこと・軸と、企業の理念や考え方を結び付けて考えられているかをチェックされるので、自己分析と企業分析がものを言います。

【回答例】
御社は、小学生から高校生まですべての部門があり、一貫して生徒の人生に携わることができるところが特長だと考えています。生徒が学力を上げるには、先生の教え方がうまいことはもちろんですが、生徒や保護者が塾を信頼して通えるかということも重要だと考えています。その点、御社では小学生から高校生まで、集団や個別、受験も定期テスト対策も行っているとのことで、生徒に合わせた指導ができるため、本当の意味で個々に合わせた指導が可能だと考えています。
また、分かりやすい授業をするには講師自らの学力だけでなく経験も必要だと思います。私自身、4年間アルバイトしていて「どういうたとえ話をすると生徒が楽しく学習できるか」「どういう図を使えば理解しやすいか」などブラッシュアップしてきました。そのため、キャリアアップしても指導業務を続けたいと思っており、それが叶う御社で働きたいと強く思い、この度応募いたしました。

 志望理由を話すための企業研究で重要なポイントは、「なぜ同業他社ではなく、この企業に入社したいのか」をわかりやすく伝えること。
調べ方としては、
・塾講師ステーションキャリアの求人情報や企業のHPなどから、その企業が大事にしている考え方や特徴を知る。
・その塾の競合となる塾やサービスを調べ、業界内でのポジションを知る。
などがあります。
そのうえで、自分自身の軸やキャリアプランと照らし合わせ、その企業でどんな風に活躍したいか、という想いをしっかりと伝えましょう!

 

自己PR

自己PRは「前述の志望動機や転職理由などをまとめて聞かれる場合」と「それらの質問に追加で聞かれる場合」があります。
前者の場合は、これまでお伝えしてきた内容をまとめて伝えれば問題ありません。
一方で志望動機などを聞かれたうえで自己PRを求められる場合は、自身の強みとそれにまつわるエピソードを伝えましょう。

【回答例】
私の強みは「課題に対して何度も試行錯誤し、粘り強く挑み続けられること」です。
前職の営業職では売り上げが低迷する自店舗の復調のため、まずは個人の営業成績を上げるべく努力を重ねました。結果として個人の営業成績が店舗1位となり、さらに後輩や同僚への営業スキルアップ研修なども任せてもらい、その年度の売り上げが前年比135%となりました。
営業に関しては自分の営業スキルを伸ばすために、他店の実績のある社員の営業を見に行って真似てみたり、わかりやすい説明のための追加資料を作成するなどの工夫をしておりました。
これらの経験は、御社でも生徒獲得や保護者との面談などで役に立てると考えています。

 

 

逆質問

これまでお伝えしてきた「自分について語る」以上に重要なのが、「逆質問」です。
ここでは、企業研究ができているか、入社の意欲があるかなどをチェックされています。
事前に気になることは書き出しておき、当日の会話の中で解消されなかったことを複数個質問するようにしましょう。
ただし、給与や待遇、休日についてなど条件面のことばかり質問するのは印象が下がります。
基本的には仕事に関することを聞くように心がけましょう。

【質問例】
・現場に配属された後、どの程度で授業を任せていただけるようになるには、どのくらいかかりますか?
 また、そのための社内資格などはありますか?
・現場社員が教室を超えて交流する機会はありますか?
・もし御社に入社することとなった場合、事前に勉強しておくと良いことはありますか?
・保護者とのコミュニケーションで意識すべきこと、大切にすべきことはありますか?
・私と同世代の社員のキャリアアップの事例などがあれば教えてください。

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