【塾講師個別指導】何よりも「楽しい」授業を目指そう!
塾講師というアルバイト。どうせやるなら、生徒も講師も「楽しい!」と思える授業をしたくはありませんか?これから塾講師デビューをする人にも、指導方針で悩んでいる現役講師の方にも是非ご一読いただければ幸いです。
まず、今までのご自身の勉強体験を振り返ってみましょう。
高校受験や大学受験。おそらく大多数の方が塾や予備校を利用していたことでしょう。必死に合格をつかむため、途方もない量の授業や宿題をこなし、塾の先生にしかられて凹み、それでも歯を食いしばって勉強をしてきたことと思います。中には先生がものすごく厳しくて、授業中に指名されてうまく答えられずに
「そんなんで受かると思ってんのかッ!!!!」
などと怒鳴られたことのある方も、もしかしたらいるかもしれませんね。(私の実体験でもあります)
…そして大学生になった今、今度は自分が勉強を教える番です。さて、あなたはどのような授業を思い描きましたか?
自分に合った授業≠誰にでも合う授業
「自身が厳しい受験時代を経験してるから、それをそのまま生徒の授業に取り入れる」
よほど上位校を受けるのでもない限り、上の方法はまず成功しません。断言できます。まず、自分の経験がすべて正解であるという認識を取っ払うことが大事です。
授業進行で大事なこと。それは「楽しい」こと
これは何よりもまず大事。一般によく言われる「分かりやすい授業」というのは、回数をこなしていく中で自然と身についていくものです。しかし個別指導の場合、そして小中学生対象の授業の場合、「楽しさ」こそが欠かすことの出来ない要素です。
では、楽しい授業とは何か。私は
- めっちゃ笑う
- めっちゃホメる
- 会話が途切れない
だと思います。
授業といえども、合間合間にちょっとした雑談は入るもの。そういう場面で面白い話をしてあげること、そして生徒の話に思いっきりリアクションを返してあげること。特に「笑う」ことで雰囲気そのものが良くなり、授業の進み方や生徒のモチベーションも大きく変わってきます。
また、大げさでもいいからホメてあげること。「ちょっとした計算ができた」「宿題で2問しか間違えなかった」のような、普段ならスルーしてしまうようなことでも「よくやった!」「いいね!」とほめてあげること。「認められた」という感覚こそ、生徒がもっとも欲しているものです。
そして少し上級テクニック。会話を途切れさせないこと。極端に言えば、授業中のちょっとした雑談から授業の内容に戻す際などに用います。中には「このまま雑談だけしていたい」と考える生徒もいることでしょう。そんな時、雑談の途切れる瞬間にすかさず「よーしじゃぁ次いくぞ!」と声を掛けることで授業の勢いはそのままにメリハリをつけることが出来ます。
いかがでしたでしょうか?具体的に「楽しい授業」が何か分からないという方は、是非参考にしていただければと思います。