特集記事のサムネイル画像

【塾講師必見】教え子がオープンキャンパスに行く前に伝えるべきポイント!【大学受験】

2021/12/17

オープンキャンパスとは

オープンキャンパスとは、大学などの学校が主催して行う学生入学促進のためのイベントである。学校側は学食無料や模擬授業など様々な趣向を凝らし生徒へ自校の魅力をアピールするのです。実際に大学へ入ることができるので、有名大学のオープンキャンパスには毎年多くの高校生などでにぎわっています。

オープンキャンパスよりも勉強

オープンキャンパスに行きますといって何度も授業を休む高校生がいました。あまりにも休むので生徒になんで行くのかを聞くと「いかなくちゃダメなんじゃないですか?志望校決めるのに重要かなって思います。」と言っていました。まず、行かなくてダメなんてことはありません。行かなくても一般入試ならばテストの点数さえ取れれば入学できます。また、志望校決まっていないから雰囲気見るために行くというのもお勧めできません。その時間でどれだけの勉強ができるのでしょうか。多くの大学のオープンキャンパスに参加するのは勉強時間を削っていることを頭の片隅に入れて臨むべきです。モチベーションアップという意味では大きな効果がありますが、行ったからと言って頭がよくなりその大学に入りやすくなるなんてことはありません。

オープンキャンパスの意義

上記で少々厳しいことを書きましたがオープンキャンパスにも意義はあります。下記のことをしっかり頭に叩き込んでいけばオープンキャンパスも非常に意味のあるものになります。

①志望校が決まっていてモチベーションを上げるためだけに行く自分のいきたいところが決まっていてその中でも1.2校に絞っていくのです。そして、その大学の隅々まで見て、オリジナルグッズなども買い来年の春には必ずここに来ると思いを新たにしましょう。そこでのイメージがこれから冬にかけてきつくなるメンタルの佐瀬になることでしょう。

②併願校として考えているよくわからない大学へ行くみんなが名前の知っている大学であればイメージはつきやすいでしょう。ならば、自分が併願校として考えているよく知らない大学にこそ足を運ぶべきです。大学の立地や交通手段、設備、雰囲気、学生などしっかりと吟味すべきです。そして、ここでの情報がいざ、受験という時に親に「そんな大学知らないわよ。大丈夫なの?」と言われた時の説得材料になるのです。

中学生・高校1・2年生はどう行動すべき...?

今までは高3生をメインに書きました。ここではその他の学年について触れたいと思います。その他の学年の生徒は積極的にオープンキャンパスに行ってください。それも自分の学力に関係なく行きたいと思ったところへ行くべきです。東大・京大・早慶…自分には無理と思う大学へ行って、そういう大学の良さや魅力を肌で感じてください。高3生では自分の限界がなんとなく見えてきているので感動するより以前に現実にぶち当たります。自由な考えができる中学生や高校1・2年生こそ大学の良い魅力に触れて、その後の勉強のモチベーションに広げるべきです。また自分の進路を考えるよいきっかけになることでしょう。

キーワード

新着記事

画面上部に戻る