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【塾講師実話】腕時計,携帯,SNSなど些細なものから保護者とのトラブルに!

2021/12/17

些細なことが保護者とのトラブルに…

講師のちょっとした言動で、実際に保護者とのトラブルに発展したケースを紹介します。保護者とトラブルになると生徒達に嫌な思いをさせてしまいます。場合によっては、自分自身も講師を続けることができなくなりかねません。実際のケースをしっかりと学んで、保護者に誤解を与えかねない言動の回避を心がけましょう。「保護者と泥沼のトラブルになった場合、会社は講師を守りません。すぐに退社してもらい、会社はその講師と無関係であるという主張をします」と明言している塾もあります。自分の身は自分で守るしかないようです。

 

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腕時計で事件になった先生

ある大学受験進学塾のケースです。

 

機能のたくさん付いたいかにもメカニックな腕時計をしている先生がいました。授業中に男子生徒が冗談のつもりで「その時計ってカメラとかついていて盗撮できるんじゃん?」っと言って、先生をからかいました。本当にたわいのない冗談のつもりだったのでしょう。

 

ところが、クラスの中にそれを本気にしてしまった女子生徒がいました。その生徒が両親に報告した内容は「塾の先生がカメラ機能がついている腕時計をしていて、授業中に私を盗撮している」でした。両親は激怒し、塾の本部に乗り込み大きなクレームを立てました。警察沙汰にするとも言い放ったそうです。

 

そのようなクレームが立つと、塾も会社として調査をしないわけにはいきません。実際にその講師は”白”なのですが、幹部社員がその講師のいる校舎に乗り込み”黒”前提の調査が始まります。会議室から怒号や嗚咽が聞こえてきました。

 

調査の結果、問題となった腕時計には撮影機能がないことが確認されたのですが、一度疑われたらそういう目でみられてしまうのが塾の恐ろしさです。その講師は悔し泣きをしながら退社していきました。会社も彼を引き止めることをしませんでした。

 

 

悪くなくても責められる【教訓】

腕時計一つで事件は起こりえます。私自身も派手な腕時計をしたせいで保護者の皆様に「ちゃらちゃらした感じの悪い先生」という印象を与えてしまったことがあります。生徒も保護者もよく見ているんですよね。様々なタイプの生徒とコミュニケーションをとりながら授業を行う塾では「普通の持ち物」が一番です。目立つもの、生徒の興味を引いてしまうような持ち物はなるべく持ち歩かないことが一番だと思います。保護者の方は常に子供からの「マタギキ情報」で判断をしますから。

 

 

時計代わりの携帯電話が起こした事件

個別指導歴3年のA先生。すっかりベテランになり、生徒から大人気の先生でした。塾からもとても信頼されていて、保護者面談や進路指導を一手に引き受けているレベルの先生でした。A先生は時計代わりに携帯電話を使っている先生で、いつも個別ブースに携帯電話を持ち込んでいました。ある日、A先生がコピーをとるために席を離れたとき、授業を受けていた女子生徒がこっそりとA先生の携帯電話からメールアドレスを抜き取ってしまったのです。

 

その日の深夜、A先生の携帯にその女子生徒から「誰だか分かる~?」というふざけたメールが届きます。何も知らないA先生は驚いて「何でおれのアドレスを知っているんだよ?」と返信してしまいました。そこから1時間くらい悪気なく生徒とメールの往復をしていたところ、勉強しないで夜更かししている娘を注意するためにやってきた父親に見つかってしまい、父親が大激怒する事態へと発展しました。

 

 

状況なんて理解してもらえない

この状況になると、どんなに事実を説明をしても理解してもらうことはほぼ不可能です。少なくとも「深夜に生徒とメールのやりとりをしていた」ことは事実であり、激情した父親からみると「先生という立場を利用して娘をたぶらかせている塾講師」なわけですから。娘に勉強させるために高いお金を払って塾に行かせているというのに、これでは本末転倒です。

 

この事件の顛末は、塾の幹部社員、A先生の両親、A先生で父親のもとに赴き平謝りをしたとのことです。生徒は退塾、A先生は退職、塾は授業料を返還したそうです。A先生とA先生の両親、生徒と父親の間にもしこりが残ってしまったかもしれません。誰も得をしないですね。

 

 

SNSだってこわい!

今はほとんどの人がなんらかのSNSを利用しているのではないでしょうか。生徒がTwitterやFacebookで先生を見つけ出し、関わりを持とうとしてくるケースが増えてきているそうです。安易に生徒とSNSでつながりトラブルに発展したケースもしばしば耳にします。生徒からのアプローチに対して、毅然とした態度で「ブロック」することが必要なのかもしれませんね。

 

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