【塾講師必見】1日で30人の生徒の名前を覚える、たった4つの方法!
「はい!では村田さん」
「先生..私、村上だよ~….」
みなさんもこんな経験、一度はないでしょうか?
講師をやっている方ならだれでも、生徒の名前を覚えて当然のことです。
しかし、「なかなか名前が覚えられない!」、「ややこしい名前が多くて!」というのはつきものです。
集団授業の方は何十人、多いときで何百人もの生徒の名前を覚えなければならず、個別指導でも何人もの生徒を抱えれば同じことでしょう!私自身も名前を覚えるのは大の苦手でした。
実は、ある方法を実践して今では多くの生徒の名前も簡単に記憶しています!!!実践している一部をお伝えしたいと思います。
そもそもなんで生徒の名前を覚えることが大切なのか?
そもそも、なぜ生徒の名前を覚えることがそんなに大切なのでしょうか?正直な話、集団授業しているとき全員の名前なんて覚えてなくともなんとかなります。私も昔は同じで、何かあった時は後で座席表を見直して必死で思い出せばなんとかなりました。
もちろん覚えるに越したことはないのですが、非正規社員である人からすれば必ずしも覚えなくともなんとかなってしまいます。
それでも覚えたほういい理由はおおまかに以下の3つです。
- 生徒に興味を持ってもらえるから
- 生徒にいうことを聞いてもらいやすくなるから
- 講師間でのコミュニケーションが円滑になるから
1 生徒に興味を持ってもらえるから
あなたは生徒さんに興味も持ってもらえていますか?
「私は大丈夫!」と思っている方も多いと思いますが本当でしょうか!
名前を呼ぶことによって、好意を持たれやすくなると心理学で証明されています。名前で呼んでもらうことで塾の中大勢の中の1人ではなく、「私だ」という個人が尊重されている感覚になります。「あなた」や「君」よりも、「○○さん」や「○○くん」という呼び方のほうが親しくなりやすいのです。
2. 生徒にいうことを聞いてもらいやすくなるから
講師と生徒がお互いに対して興味を抱き、信頼関係を気づくことによってもちろん講師であるあなたが話したいことも聞いてもらいやすくなります。
また、相手に質問をするときに名前を入れて質問することで、その生徒の注意を一度ひきつけることができます!
3.講師間でのコミュニケーションが円滑になるから
実は、名前を覚えられない頃の私が一番苦労したのはこの点なのです!!
「Anfy先生!○○さん今日どうでしたか?」
「えっあの えっと・・・」
「この前、宿題のやり方について指導したんですが!改善されてましたか?!」」
「えっ、、はいこの前よりかは良くなっていたと、、、」
・・・・・・・
こんなことも実はよくありました!!クラス替えしてしばらくたった後だと、なかなか「すいません。座席表を見ていいですか?!」の一言も言いにくくなってきます。こんな時に、すんなりと、
「はい○○さんですね!宿題の答え合わせだけではなくて、間違え直しまでしっかりやってくるようになっていました!」
と言えたならば!
また、講師の先生は雑談とか飲み会でも生徒の名前ばっかりでるんですよね!そこで話になかなかついていけず、いつも取り残されていた気がします。いまでは、自分から生徒の話題などの話も振ることもできて、他の先生ともコミュニケーションを円滑にとることができるようになりました!
以上のことを踏まえて実際に、名前を覚える方法を書いていきます!
今日からできる!意識するだけでかわる、たった4つの名前の覚え方
具体的な4つの方法は以下のものです!
- 名前でストーリーをつくる
名前を覚えようとしても、ただ記号のように一瞬で頭の中から消えてしまう。「ほんの10秒前まで覚えていたはずなのに」なんてはよくあることでしょう。しかし、人というのは記号ではなくて物語としてなら覚えるのです。それなら、人の名前も物語にしてしまえばいいのではないでしょうか!!
昔、藤本さんという方が作田さんの覚え方を「作物を傷めないように、竹馬で田んぼ作業をする」と覚えたという話を聞いたことがあります。作田さんが田んぼで竹馬にのって慎重に作業しているのが容易に想像できるでしょうか?
もっと簡単に、長谷川であれば「長い谷に川がながれている」その中に長谷川さんがいるイメージを持ってみてください!長谷川君が静かな子ならば、川は静かに流れ潺の音がきっとすることでしょう!こうすることで、名前を思い出す時の引き出しが広がります!
- 自分の知り合いに例える
私達はよくこのような会話をします。
「あのさ!○○って知っている?」
「あいつね、隣のクラスにいる猫顔みたいなやつ」
なんで猫顔とわざわざたとえたのでしょうか?もっと言えばなぜ猫顔という覚え方をしているのでしょうか?
あるものを、自分の知っているものに例え、関連付けて人間は記憶していることが多いのです。塾で自分のもっている生徒に佐藤君(A)がいるとします。佐藤君を佐藤君のままで覚えようとするのではなく、自分がもとから知っている佐藤君(B)のイメージを挟むのです。
誰しも佐藤という名前の知り合いは、人生で1人はいたことでしょう。
実際、どのようにすればいいかというと
佐藤君(A)→記号としての佐藤君ではなくて
佐藤君(A)→佐藤君(B)→佐藤君
つまり、佐藤君(A)を見たときにその、昔学校で知り合いだった佐藤君(B)を思い出し、佐藤君(A)を思い出すのです。
一度、知っているものにイメージを結びつけることでより名前が思い出しやすくなります!
- 普段から名前で呼ぶことを意識する
「こんなの当り前じゃん」と思う方も多いかとは思いますが、実は意識できていることは少ないのです。
昔、私がやった実験があります。他の先生の授業見学で名前を入れて呼んだ生徒の名前を、書き上げました。すると意外なことに18人中7人しか名前を使って呼んでいませんでした。その他の生徒は「じゃ~はい!」といって指で当てるだけなど、名前を呼ぶことはありませんでした。
あなたは本当に意識して名前をよんでいますか?もう一度確認してみてください。
- 帰宅前と寝る前にもう一度思い出す
「名前が覚えられない!」言い換えれば「名前が記憶できない」
つまり、記憶が定着していないということですね!!せっかく上のいくつかの方法で生徒の名前を覚えようとしたのに、最後にこれをやらないのはもったいない!
そう、帰宅前と寝る前にもう一度思い出すのです!
授業が終わりひと段落したら、今日覚えようとした名前をつかったイメージなども思い出しながら1度復習してみてください!その際に、簡単にそのイメージの絵を描いてみるのも効果的です!
そして、あとは寝る前です!
寝る前にもう一度、思い出してみてください!寝る前に勉強すると、勉強したことが頭に残りやすいと言われているのはご存知かとおもいます。
睡眠中の「レム睡眠」と呼ばれる夢を見ている時間帯は、起きている間に起こった出来事の記憶の整理をしているといわれています!
是非、定着させるように帰宅前と寝る前にもう一度!を忘れないようにしてください!
いかがだったでしょうか?
もちろんこの4つの方法以外にもあります!自分なりに覚えやすい方法を工夫して考えてみるのも楽しいのではないのでしょうか?
次回は
「生徒のやる気を引き出す質問」です!!
では!