医学生必見!塾講師の経験が自分の宝になる!
医学生に伝えたい!塾講師という仕事の魅力!
医学生に伝えたい!塾講師という職業の魅力!
医学部に在籍している方ならば、もうご存知のことですが、医学部は6年制です。
この6年間の過ごし方は、学業に励むことはもちろんですが、ほかに部活に励んだり、自らの趣味に没頭したり、アルバイトをしたりと、十人十色です。そんな6年間の医学部生活も終盤になってくると、実習や卒業試験や国家試験の勉強が忙しくなってきます。
従って、今回の記事の対象者は、主に低学年の方々です。
低学年のうちに、アルバイトとして、塾講師を選び、真剣に業務にあたることで、どのような力が身に付くのかを自身の体験談を基にお伝えしていきたいと思います。
私は、塾講師に限らず、みなさんの経験する全てのアルバイトや部活や趣味の経験が、必ずご自身に成長をもたらしてくれると考えていますが、今回は、数多くあるアルバイトの中から塾講師というアルバイトの魅力を伝えていきたいと思います。
塾講師をおすすめする1番の理由
私が、医学部生のみなさんに塾講師をおすすめする1番の理由は、
将来の職業とつながる部分がきっとあると強く感じているから
です。
私はまだ医師ではなく、そもそも臨床の現場での実習も長くないので、「これが大切です。」や「これが現場では必要です。」と言い切ることは出来ないので、とても抽象的な理由になってしまうのですが…。
でも、みなさんと同じ学部生の間に記事を書くことにより、同じ医学部生という目線から、どうしても塾講師という職業の魅力を伝えたい、きっと将来につながる部分があると思い、書かせてもらいました。このような考えをする先輩講師、医学部の先輩がいたということを頭の片隅においてもらえれば幸いです。
分かりやすく説明するにはどうすれば良い?
みなさんが将来、医療職に就き、患者さんに病状を説明するときに、難しい専門用語ばっかり使う先生になりたいですか。
少なくとも、私はそうはなりたくありません。
もし、私だったら、現在の状況を患者さんに「分かりやすく」伝えたいです。
「分かりやすく」説明するには、「自ら考え、場を重ねること」が大切です。
塾講師には、生徒さんが学ぶ内容を生徒さんに分かる言葉で、生徒さんに伝わるように教えることが求められます。
そのために、塾講師には、生徒さんが理解できる言葉に変換する力が必要です。この力は、一朝一夕に身に付くものではなく、生徒さんの表情を見ながら、試行錯誤し、自らの持ちうる語彙をフル活用して伝えなければ、生徒さんには、伝わりません。
また、塾講師の業務で、会話する対象が生徒さんのみとは限りません。何かお願いをする時や連絡をする時には、先輩講師や塾長に対する言葉遣いは適切である必要がありますし、面談を行うことになれば、保護者の方への対応も求められます。
TPOに応じた言葉遣いが、求められます。
このような対応は、ただただ塾講師の業務を続けているだけでは、身につきません。ではどのようにすればよいのでしょうか。
例えば、先輩講師の対応を見学してみましょう。先輩講師の背中を見て、「このような時は、このように説明すれば良いのか。」や「この言い回し良いな。」や「この言い方ではなくて、もっと良い言い方があったはずだ。」と、自ら考え、勉強させてもらう姿勢で業務に臨みましょう。
この1つ1つの授業や面談の経験で培った力が、高学年になり、臨床実習が始まれば、大切だったんだと後々気付くはずです。
塾講師の経験は低学年のうちに積んでおこう!
カリキュラムは学校によりそれぞれですが、低学年のうちは比較的自由な時間が多いと思います。
学年が進み、高学年になると、実習や卒業試験や国家試験の勉強が始まるので、出来るだけ、低学年のうちに塾講師の仕事を経験しておくことを強くお勧めします。
1年生のうちに塾に入れば、当たり前ですが、自分が一番新人講師です。つまり、他の先生たちは全員先輩です。右も左も分からない状態で、先輩講師に付いて色々聞くことが出来ますし、先輩講師も年下の新人講師には、気軽に声をかけやすいと思います。
なので、1、2年生の時に塾講師になり、授業の流れや塾の雰囲気に慣れていきましょう。
忙しさに慣れよう!
アルバイトと学業を両立するためには、自らの予定を管理したり、体調を管理する自己管理能力が必要です。
予めスケジュールが分かっていれば、採用面談のときに、遠慮せずに聞いてみましょう。
とはいっても、全て、自分の思い通りに行くとは限りません。その時は、出来るだけシフトに穴を開けないように、努力した上で、どうしても難しいときには、出来るだけ早めに、そして、引き継ぎをしっかりとすること、これを徹底するようにしましょう。
これからの医学部生活は、高学年になるほど、予定もぎっしり詰まり、忙しくなってくるのは、どの大学も共通だと思うので、低学年のうちから、ある程度の忙しさに慣れていきましょう。
ある程度の忙しさは、日々にメリハリをもたらしてくれるので、めげずに頑張りましょう。
また低学年のうちに頑張ったことは、高学年になり忙しさが増したときに、「あの時これだけ忙しくても頑張れたのだから、あの時の自分に負けないように頑張ろう」と思えるものです。
出来るだけ長く勤めよう!
せっかくご縁あって、塾講師として、その塾で働かせて頂くことになったのですから、多少辛いことがあっても出来るだけ長く勤めましょう。
職場や業務により一層慣れることが出来、生徒さんを経時的に見ることが出来るので、お勧めです。
また、数年勤めることにより、塾の課題や改善点も見えてきます。
1年目に気づかなかったことが、2年目に気づくということは、しょっちゅうあります。4年制の学部と違い、就活までの時間が長い分、比較的長い期間勤めることが出来ると思います。
授業を行うだけではなく、塾の運営に関わる機会があれば、仕事にますますやりがいを見出せるでしょう。
任せられた課題は、早めにとりかかり、早めに見てもらおう!
塾講師の業務に慣れてくると、授業だけでなく、運営に関わる業務も任されるかもしれません。
その時に大事なのは、やはり「ほう、れん、そう」です。
「進捗状況を報告し、必要に応じ連絡や相談をする」ことが大切です。
つい、時間をかけて質の高いものを提出したいと思うかもしれません。
私もそう思う1人でしたが、実際働いてみると、早めに取りかかり、早い段階から相談を行うことの方が大事だということに気づきました。
土台に何か抜けがあれば、その上に立つ家を作った状態で提案しても、また基礎の部分からやり直さなければなりません。せっかく作ったものを基礎からやり直すのは、とても残念ですし、先輩講師も、指摘し辛くなると思います。何より、せっかく同じ時間働いてお給料を頂くのですから、期待に沿ったものを作り上げたいですよね。
ですので、早めに取りかかり、必ず先輩講師、塾長にこまめに相談するという姿勢が大切です。これも、臨床実習に出てみると、これも大事だったんだなと気づく日が来ると思います。
立場が人を作る!
塾に在籍する時間が長くなると、立場も変わってきます。
一講師だったのが、チューターやマネージャーに昇進することもあります。
月日が経つと、かつての先輩講師が卒業し、自分が責任のある立場を任されることもあります。そのような時に、出来るだけ昇進することを恐れたり、辞退しないで下さい。
これは、みなさんが成長する絶好の機会です。
最初は不安な気持ちでいっぱいでも、新たに学ぶことが多くて大変そうだなと思っても、挑戦する姿勢を持ってください。
立場が上になれば、それだけ1つの塾を1つのチームとして見ることが出来るようになってきます。誰がどこでどのように動いているのか、把握できるようになります。全体を見渡す力が身に付きます。
きっとこのような経験も、何かのリーダーになったときに、あなたの背中を押すと思います。
最後に...
いかがだったでしょうか。
塾講師と医療職、求められる内容は違えど、少なからず共通する点があると思います。
塾講師は、生徒さんとも保護者の方ともコミュニケーションがとれ、また長期的に関係を築いていけるところが大きな魅力だと思っています。
これから、みなさんが歩む6年間のうち、少しでも多くの方に、塾講師の魅力を実感してもらい、これから先歩む、人生の中で生かして頂ければ、幸いです。
塾講師ステーションって何?なぜ、教育のノウハウを無料で公開しているの?
今回の記事はいかがでしたか?
塾講師ステーション情報局の編集担当の坂本です。
塾講師ステーション情報局では、“塾講師のお仕事をもっとわかりやすく!”をテーマに、
塾講師の方がすぐに使える“現場のノウハウ"はもちろんのこと、
分かりやすい教養記事、認識を変えるような驚きの記事をご提供しています。
また、塾講師業界は、横のつながりが弱く、
どうすれば生徒さんに楽しく学んでもらえるのか?といった情報があまり共有されにくい体質です。
そこで、塾講師ステーション情報局では、
全国の素敵な塾講師の方々のご意見をいただき、現役塾講師及び塾講師希望者のための情報をお役立ちコンテンツとしてまとめています。
そして、親サイトの「塾講師ステーション」では塾講師の方々がもっと活き活きとお仕事ができるように、素敵な職場情報や求人情報なども集めています。
あなた専用のマイページの利用や、メルマガ購読による定期的な情報収集などももちろん可能です。
「塾講師としての活動をもっと魅力的にしたい!」「今の働き方に不満があるかも・・・」「周りに塾講師の仲間がいないので気軽に相談できない・・・」という方へおすすめの無料サービスです。
よろしければ、お気軽にご登録ください。
▼求人掲載件数9500件以上!「塾講師ステーション」へご登録はこちら
http://www.juku.st/info/entry/2
【あわせて読みたい記事】
・【教室運営者向け】学生講師との良い関係を作るために知っておきたい2つのこと
・【塾講師必見】気づかぬうちに生徒の情報を流出させている?! 〜個人情報漏洩を防ぐために〜