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生徒の深層心理。生徒の気持ちを理解するには

2021/12/17

生徒の深層心理をつかむ

「生徒の気持ちがわかったならどんなに楽だろう」

このようなことを考えたことはないでしょうか?

授業といっても、一方的にただ教えるということも考えらますが、

もっと言えば授業も生徒とのコミュニケーションの一部でしょう。

コミュニケーションといえば相手が何を考えているかということを考え、

会話の受け答えをしていることでしょう。相手がなにを何考えているか

ということは、その人の発言、口調、身振りや手振りから総合的になんとなく

感じといっているはずです。

ある程度の年齢の人ならば、自分の思ったことをはっきりと言葉という形にも

することができるでしょう!

 

しかし、小学生くらいの子はどうでしょうか?なにを考えているか正直わからず

授業中もなにを考えているのやら、

話を聞こうとしても、場合によってはほとんど黙りこくってたまに頷くだけ….

 

このような経験を1回はしたことがあるのではないでしょうか?!

コミュニケーションを図ろうにもうまくいかず、生徒が何を考えているのかわからない

 

しかし一方で、「小学生は素直で、正直だ」という人もいる。

彼らの素直さはどこに一番、顕著に表れるだろうか?

 

答えは簡単でしょう。

「ジェスチャー」です。

言い方を変えれば、「身振りや手振り」「態度」ということになります!

 

  • 生徒のジェスチャーからみる深層心理

生徒の深層心理を映し出すかもしれない、

生徒のジェスチャーをいくつかご紹介したいと思います!

 


 

嘘をついているかも?のサイン

 

鼻を触る

どうやら嘘をつくと、ストレスで交感神経の活動が活発になり、鼻の内部組織が膨張して鼻がむずむずしてくるそうです!

口を隠す

口を手で隠す生徒は、自分の言葉を隠そうとする意識の表れがひょっとしたらあるのかもしれません!できれば嘘をついているときの表情は、見られたくないもの!口を手で隠すと顔も少し隠れます!なるべく本心を隠したいときに、よくでるジェスチャーです。

浅めに椅子に腰かけている

リラックスしている生徒は逆に、椅子に深く腰掛けていることが多いです。落ち着かないと、どうも浅目に腰掛けることが多いようです。

瞬間的に眉をひそめる

嘘をついている生徒は、心に罪悪感等のストレスを抱えているため、瞬間的に眉をひそめ、おでこに短いシワがよってしまうことも多いです。

目が右上へ向く

これは有名な話ですが、とても大きいサインだと個人的に思っています。過去の出来事を思い出しているときは眼が左上を向き、まだ経験していないこと想像するときは眼が右上を向くと言われています。嘘というのはまだ経験していない作り事であるため、話す前に自然と目を右上に向けて嘘のストーリーを作り上げて、その後話し出すことが多いです。あなたが怒っている最中に、生徒の目が右上を向いたら注意したほうがいいかもしれません。

これは、相手が生徒であろうと、友達であろうと、恋人であろうと使えることです。

まばたきの回数が増える

嘘をつくときにかかるストレスによって、瞬きの回数が通常よりも増えることが多いそうです。

たまに、芸能人がネタで嘘をついている役目をやっているときに、いきなり瞬きの回数が多くなって、いかにも怪しい!雰囲気をだしているのをみたことあるのではないでしょうか!?

 

ごまかしている?のサイン

 

話しているときに目をこする

目をこするといったしぐさは、ごまかしのサインです。先ほど、嘘のサインの中で挙げました、話しているときに口を手で覆うという動作もごまかす際にもよく表れるジェスチャーですが、これと同様に自分の意見・意志に対して自信がなく、ごまかしや嘘の時に表れやすいです。

 

あなたの話に興味がない?のサイン

 

後ろに傾いた姿勢

非常に有名なジェスチャーですですが、体が後ろに傾いた姿勢の時、その生徒はあなたの話に興味がない、もしくは発言を受け入れたくない可能性が高いそうです!

授業を始める時と、授業開始後30分たった後で生徒の姿勢を思い出して比較してみるとよくわかると思います。また、これは集中力が切れたといういい方もできます。そのタイミングを見計らって雑談したりといったようにして、授業を組み立ててみるといいですよ!

 

ストレスがたまっているかも?のサイン

 背中を丸めて深く腕組みをする

生徒が、自分の体を抱きしめるように背中を丸めて深く腕組みしている際は、不安や緊張といったストレスに耐えているときです。椅子に座っていることが多いと思うので、背中を丸めて足を胸引き寄せて、座ることは少ないと思いますが笑

そんな生徒に対して、どのように言葉をかけてあげられるかで生徒からの信頼が変わってくるのではないでしょうか?!

 

頬をなでる

生徒が緊張を感じているとき、なんとか緊張を解きほぐしたいとおもっているはずです。そんな時は、頬をなでることが多くあります。その他にも、自分の頭をなでたり・さわったりするのも同じような心理状態だと言えます!そのような行動が頻繁にみられるようになったら、少し気を付けて接してあげてみてください。

 

手元にある物を弄ぶ

あなたが話しているにも関わらず、生徒が手元にあるペンやテキストなど、目の前にある物で遊んでいる場合は、不満を感じたりする他、あなたに対して批判的な意見をもっていることが多いみたいです。その時の心理状況になんとか対応しようとして、矛先が手元のモノにいくと考えられます!

 

興味をもって欲しいサイン

 

ため息をつく

なぜかいきなり生徒がため息…なにかいやなことがあったとは限りません。これは、「僕の話をきいてほしい」という生徒の気持ちの現れかもしれません。

小学生だと、「こんなわざとらしい、大きなため息つくか!!!?」と思わず苦笑してしまうほどのため息を聞かされたことはないでしょうか?!

もしも、時間があれば一言、「なにかあったの?」や「どうしたの?」と声をかけてあげてもいいかもしれませんね。基本的に自慢話が小学生からはかえってきますが(笑)

 

 

興味ありのサイン

 

前に傾いた姿勢

これも有名な話ですね!前傾は相手の発言を受け入れる姿勢、そしてもっと私は話をしたいんだ、という欲求を示すといわれています。


足を手前に引いている

興味ありのサインに入れてしまいましたが、

なにか相手に発言したいときのサインだと思ってください。

足を手前に引いている人は、立ち上がろうとしているか、手をあげて発言をしようかなと

思っている人に良く表れます。よく女の子で恥ずかしくてなかなか手をあげそうであげない子も、足を手前にひく子もいます。その子に、あててみてもいいかもしれませんね!

 

自分を責めているサイン

 

髪をひっぱる

髪の毛をひっぱるって、無意識の間にあなたもやっていることが多いと思います。髪の毛を引っ張るのは自分に対する攻撃行動であり、自分や自分の行動を肯定的にとらえることができず、自分を責め、もっとがんばらなければと自身に罰を与えていると考えられます。

問題を間違えてしまい、髪をふとした拍子にさわっている生徒がいたら、ひょっとしたら頑張り屋なのかもしれませんね!

 

 最後に

このようにしてみると、あなたの生徒が何を考えているのかを理解する

一つ指針にヒントになりえるかもしれませんね。もちろん、生徒一人一人にとって示す

サインは異なることもありますし、絶対的なものではありません。

少しでも、生徒のサインを理解するには彼らの普段の状態(ベース)を観察し、

把握して上での話です。安易に~なジェスチャーをとったからと言って

生徒の気持ちを決めつけないようにしましょうね!

 

それでは!

 

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