【必見】生徒に伝えたい!入試当日の心構え
試験前日の準備から
講師のみなさん、こんにちは。
さて、今回は試験当日の心構えについて、
私の体験や生徒さんから聞いたことをもとにお話ししようと思います。
勉強以外にも大切なことがたくさんありますので、ぜひ生徒さんに伝授していただければ幸いです。
みなさんは受験生の頃、試験に持って行くものの準備はいつしていましたか?
おそらく、前日までにきちんとバックに荷物を詰めてから就寝する人と、
試験当日の朝に慌ててバックに筆記用具や参考書を詰めて家を出て行くタイプの人がいると思います。
どちらの方が安心かといえば、答えは一目瞭然です。
持ち物はチェックリストやメモの活用を
試験科目や内容によって、持ち物は異なります。
筆記用具はもちろん、定規や実技試験のための着替え、道具も絶対に忘れてはなりませんね。
メモを用意するなどしてきちんと持ち物の管理をしましょう。
食事はどうするか
試験が朝から夕方まで続く場合は、軽食や飲み物が必要になります。
「近くにコンビニエンスストアがあるから大丈夫。」
「大学の構内に軽食売っているからそこで買えばいいや!」
これは危ない判断です!
入試当日はたいていの場合、試験が終わるまでは大学外に出ることが許されません。
(もしも途中で外出してしまった場合は受験放棄とみなされることがあります。大学によって異なりますが、きちんと入試要項を確認してください。)
そのため、軽食を持ってきていない受験生は外に出ようとして警備員さんに声をかけられたり、
大学生協もしまっている場合があり、実際に困り果ててしまうことがあるようです。
試験当日にこのようなことで余計な神経を使わないよう、ちょっとした軽食を持っていくのがおすすめです。
講師の皆さんは、
生徒さんの入試前にぜひ、メッセージつきのチョコレートやブドウ糖を渡すのも良いかもしれませんね。
試験会場へのアクセス
これは絶対に確認しなければならないことですね。
試験に遅刻はできないですし、初めて行く場所は緊張してしまうかもしれません。
そのためにも試験会場が判明したらすぐにアクセスを確認し、
余裕があれば試験前に一度会場まで足を運んでみることを強くおすすめします。
特に東京都内の大学はキャンパスが複数あり、学部によっ
て、また日程によって会場が異なります。
また試験会場の最寄駅は大変混雑していますし、時間帯が朝の通勤ラッシュにかぶることも考えられます。
最近は便利なことに、
スマートフォンを使って何でも調べられるようになり、いつでも会場へのルートを検索できます。
しかし、スマートフォンを忘れた場合や電池切れになった場合は本当にパニックになってしまいます。
そうならないために事前に乗る電車と最寄駅から会場までの道順などは把握しておきましょう。
大学によっては最寄り駅から臨時バスが出ることもあるので利用するのも手です。
ただし混雑必須なので注意しましょう。
いよいよ試験当日
入試には受験票が必須ですね。
受験票を忘れると大学構内に入れることができず、試験を受けることができないなんてことも有り得ます。
玄関に置いておくなどして、家を出る前に必ずチェックしましょう。
また、受験票は入試終了後も手続きなどで必要になる場合があります。
合否確認の際に受験票のバーコードを読み取ってスマートフォンで確認する場合や、
入学書類手続きの際に窓口で受験票の提示を求められる場合があります。
「試験が終わったから捨てちゃえ!」
こんなことはしないよう、生徒さんに伝えてあげてくださいね。
休み時間の過ごし方
試験中の休み時間は、周りの受験生に迷惑をかけないように心がけましょう。
特に匂いのきつい食べ物は控えましょう。
また、音楽プレーヤーの音漏れも注意が必要ですね。
休み時間というのも、次の時間の試験に向けて会場内の空気はピリピリしていると思います。
試験に集中できるよう、行動しましょう。
お手洗い、非常口の確認
これは最初に済ませておきましょう。
やはり何よりも身の安全が第一です。
大学によって作りは様々です。
高層ビルのような大学や、はたまた歴史の長いレンガ調の大学、いろいろあります。
もちろん大学側も最善の注意は払っていると思いますが、自分自身でもできることはしておきましょう。
気分が悪くなった場合
自分の体のことは自分にしかわかりません。
試験中はピリピリしていてなかなか手を挙げにくいとは思いますが、
もし気分が悪くなったら試験監督や補助の学生に助けを求めましょう。
大学側は必ず救護室を用意していますし、別室受験が認められる場合も多々あります。
入試の多い1月2月はインフルエンザや胃腸炎が流行する時期でもあります。
大学側も理解してくれるはずです。
実際にわたしが大学入試の補助をした時は、咳が止まらない受験生の対応をしました。
その受験生は別室に移動し試験を続行することができました。
合否はわかりませんが、彼に取っても他の受験生にとっても良い対応ができたと感じました。
貴重品の管理
まず、あまり大金は持っていかないようにしましょう。
そしてお手洗いで席を離れる場合は受験票と貴重品は必ず携帯するよう心がけてください。
服装について
入試における服装は、おそらくほぼ自由と考えて結構です。
まれに指定校推薦や実技試験がある場合は決まりがあるかもしれませんので、入試要項を確認してください。
大抵の受験生は高校の制服やジャージなどで受験会場に来ています。
しかし、気をつけたい点もいくつかあります。
アルファベットが入った服は英語の試験のヒントになる場合があるので避けること。
仮に着て行ってしまった場合、脱ぐか裏返して着るという選択を迫られます。
わたしが受験生だったとき、試験会場でまさにこの選択を迫られた受験生がいました。
無地のシャツやセーター、トレーナーが無難だと思います。気をつけましょう。
体温調節のしやすい服を持っていくこと。
試験会場内はとても乾燥している上、暖房が入り暖かくなっています。
軽食をとった後は眠くなるかもしれません。
そのためにカーディガンやパーカーで体温調節を各自行えるように準備しておきましょう。
さいごに
時計は絶対に忘れないようにしましょう。
これは大学での貸し出しはないと思ってください。
残り時間はアナウンスされると思いますが、自分で時間を把握しやすい時計を持参しましょう。
もちろんアラームはNGですよ。
講師の皆さんが勉強以外のアドバイスをしてあげることで、生徒さんは本当に安心します。
今回のお話が少しでもお役に立てば嬉しいです。ともに頑張りましょう。
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