今回は意味を勘違いしやすいことわざなどについて羅列的ですが紹介してみたいと思います。小学生から高校生まで幅広く対象にしています。中には講師であるみなさんでも間違えて覚えているものがあるかもしれません笑
1.気がおけない … ×:油断できない ○:気を使う必要がない、気楽に接することができる
2.閑話休題 … ×:本題からそれた話をする ○:余談をやめて話を本題に戻す時に用いる言葉→「それはさておき」など
そもそも「閑話」というのが"暇な時にする無駄話"のことで「休題」というのが"話すのをやめること"なので上記のような意味になります。
3.情けは人の為ならず
×:他人に情けをかける(甘やかす)とその人のためにならない
○:他人に親切にしておけば最終的には自分に報いがくる
4.かわいい子には旅をさせよ
×:かわいい子には贅沢な旅をさせてあげよう
○:かわいい子でも甘やかさずに世の中の苦労を理解させてあげよう
5.濡れ手に粟(※「泡」ではありません!!)
×:いくら努力しても実らないこと ○:苦労せずに多くの利益をあげること
このことわざに関しては以前記事を書きましたので参考にしてください→「濡れ手に粟」を成り立ちから教えよう!
6.三つ子の魂百まで
意味は「幼いころの性格は歳をとっても変わらない」ということだが、幼いころに学習したり覚えたことには使わない。
誤用例:「三つ子の魂百までだから字をうまくするために書道教室に通わせよう」←学習事項には使わない!!
正しい例:「三つ子の魂百までというが、あの子は幼いころから負けず嫌いだった」
7.馬子にも衣装
×:「まご」を「孫」と勘違いし、"孫に立派な衣装を着せてる?"みたいな姿をイメージすること
○:外見を立派にすることで誰でも引き立つこと(※馬子とは馬に荷物を載せて運ぶことを職としていた人のこと)
「馬子」を「孫」と勘違いする人は多いと思いますので注意!(筆者もそうでした...)
最後までご覧にいただきありがとうございました。
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