あなたに合う塾の職種は?!<仕事内容から求人を選ぶポイント解説>
塾の仕事と一口に言っても、様々な職種があります。
また、企業でキャリアを積む中で、その職種が移り変わっていくこともあるでしょう。
この記事では、塾講師ステーションキャリアの塾専用適職診断を使った塾の職種の選び方について解説していきます!
<目次>
1.塾の職種にはどんなものがある?適職診断であなたのタイプをチェック!
2.自分に合う職種の仕事の探し方 ポイント解説
1.塾の職種にはどんなものがある?適職診断であなたのタイプをチェック!
学習塾と一口に言っても、対象となる生徒の学年やどういったニーズに応える塾かによって、必要となる人材や仕事内容も大きく異なってきます。
複数の塾ブランドを抱えている企業(例えば、集団指導の部門と個別指導の部門をどちらも持っている、など)もあり、実際の仕事内容は企業ごとに異なるものですが、ざっくりと職種を分けると以下の図のようなイメージです。
では、この中であなたに合う仕事はどれでしょうか?
塾講師ステーションキャリアでは適職診断を用意しています。
既にやりたい仕事内容が決まっている方も、教育業界で働きたいがどのポジションが良いのか迷う方も、ぜひ気軽に診断してみてください!
結果はいかがでしたか?
結果画面では各職種の仕事内容ややりがい、給与などについても見られるので、ぜひチェックしてみてください!
2.自分に合う職種の仕事の探し方ポイント解説
ここでは、適職診断の結果やご自身の仕事内容へのこだわりを踏まえた仕事探しのポイントを解説していきます。
今回は、「教室長」と「講師職」の2つの職種の仕事内容や選び方のポイントをお伝えします!
教室長(教室運営)を希望する場合
<ポイント>
- 正社員求人では「個別(少人数)指導塾の教室長」が最も多い
- 思っている以上に生徒と深く関われる仕事
- 業務範囲はどこまでか?を必ずチェック
- キャリアアップが早く、キャリアチェンジもしやすい
正社員求人では「個別(少人数)指導塾の教室長」が最も多い
特に個別指導塾の場合、教科指導を行うのはアルバイト講師としていることが多いです。
正社員の業務としてはアルバイト講師のシフト作成や教室運営を行うため、塾講師ステーションキャリアの正社員求人で最も多いのがこのタイプです。
思っている以上に生徒と深く関われる仕事
「授業を行うのがメイン業務ではない」と聞くと、生徒との関わりが薄くなると考える方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
受験せよ学校成績にせよ、1教科だけ伸びたらそれで良いわけではなく、総合的に伸ばす必要があるからです。
また、生徒一人ひとりの目標や進路に関する指導、精神面のサポートなども成果につながる重要な仕事です。
例えば、
「やる気がない生徒に対し、目標探しを手伝い、やる気を出させる」
「模試結果の分析を行い、次の学習計画を提案する」
「生徒の志望校合格のために適切な併願校の受験スケジュールを立てる」
など、様々な場面でコミュニケーションを取り、生徒を導いていきます。
つまり、1教科に留まらない指導をできることが、教室長職の醍醐味です。
業務範囲はどこまでか?を必ずチェック
とはいえ、業務範囲は企業ごとに様々です。
求人を見るポイントとしては、
・アルバイト募集・研修業務の担当は本部か現場か
・生徒募集のための広告・宣伝活動の担当は本部か現場か
・事務担当の職員を別に採用していたり、本部が実施したりしているか
などがあげられます。
これらの仕事量によって生徒とのコミュニケーションが希薄になってしまったり、残業が常態化している企業も残念ながら存在するからです。
求人票に記載がない場合は、面接時に聞いてみるのも良いでしょう。
キャリアアップが早く、キャリアチェンジがしやすい
教室長は、教育と経営の両方を働きながら学べるのが大きな魅力です。
教室運営(副教室長など)⇒教室長⇒ブロック長・SV(複数教室のマネジメントを担当)といったキャリアアップが早く、早期に高収入を目指せることも少なくありません。
また、人件費の管理や営業利益の管理など経営面を学べるので、社内外に関わらずキャリアチェンジもしやすいのが特徴です。
【おススメの教室長求人】
・株式会社日本教育協会(代々木個別指導学院)
・新教育総合研究株式会社
講師職を希望する場合
<ポイント>
- 正社員として講師職募集している求人は「中学受験・大学受験」および「集団指導」が多い
- 選考では学科試験や模擬授業などがある場合も
- 時代に合わせた指導のアップデートが必要
正社員として講師職募集している求人は「中学受験・大学受験」および「集団指導」が多い
教室長の部分でもお伝えしましたが、2000年代後半から個別指導塾が一気に増えるとともに、その指導者は学生アルバイトにシフトしていきました。
そのため、社員として講師をしたい場合は、その学生ではできない領域を担当できることがカギとなります。
1)「中学受験・大学受験」
ポイントは「教科書外からの出題がある」ことです。
特に中学受験は、市場が伸びていて東京都の小学6年生の4人に1人が私立中学を受験する時代となっています。
そのため人手不足は著しいのですが、各教科の出題傾向・方法は非常に特殊かつ学校ごとに異なります。
中学受験を経験していない人間からすると習ったこともない解法を求められる問題も多く、指導力が問われるため、正社員募集が多い領域です。
2)「集団指導」が多い
個別指導の場合、目の前の生徒の表情を見ながら、指導のスピードを調整したり、教え方を考えることができますが、集団指導の場合は全体最適を考えながらの指導となるため、難易度が上がります。
また、板書の仕方などにも工夫が必要なため、しっかりと研修を受けた社員による指導を行っている塾も少なくありません。
なお、教員からの転職を考えている方や教職課程を取っていた方などは有利となりやすいようです。
選考では学科試験や模擬授業などがある場合も
その難易度は企業によって異なりますが、選考の中で科目の学力試験や模擬授業がある場合もあります。
塾講師ステーションキャリアでは実際に企業の選考を受けた方からその内容をヒアリングし、選考の情報を収集しています。
選考に関して知りたい方、サポートを受けたい方はLINE公式アカウントより相談を受け付けています!
時代に合わせた指導のアップデートが必要
2020年に大学受験はセンター試験から大学入学共通テストへの転換がありました。
また、中学受験では英検や英語の試験を課す学校も増加傾向です。
このように時代ごとにカリキュラムや傾向が変化するため、講師としても常に指導のアップデートが必要となってきます。
【おススメの講師職求人】
・株式会社早稲田アカデミー
・SAPIX小学部
いかがでしたか?
今回は診断結果にしたがって職種の解説をしましたが、塾の場合、職種を兼務している場合もあり、企業ごとの仕事内容が異なります。
あなたの仕事選びのこだわりや条件、適性を踏まえた具体的な求人については、LINE公式アカウントにて個別に紹介も可能です。
どんな仕事があっているのかイマイチピンとこないという方もぜひご相談くださいね!