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【資格は必要?】塾講師になるには?必要な3つの能力とおすすめ資格5選をご紹介

みなさんこんにちは!塾講師ステーション情報局です。

大学生に人気の塾講師バイトですが、塾講師になるためには何が必要かご存知ですか?

本記事では、塾講師になるのに必要な能力と選考の際に有利になることがあるおすすめ資格について解説します。ぜひ塾講師に応募する前にご覧ください。

 


 

執筆者

塾講師ステーション情報局
編集部

塾講師ステーション情報局上の記事の企画・執筆・編集を実施。年100本以上の記事を執筆する有識者や塾バイト経験者など、塾業界に精通するメンバーが執筆を手掛ける。


目次※クリックすると該当箇所へジャンプします!
塾講師になるために必要な3つの能力とは
塾講師になるには資格は必要?
塾講師になるには教員免許があると有利になる?
塾講師におすすめの5つの資格
塾講師になるには大学や学部の指定はある?
塾講師になるには万全な対策が大切 ?あわせて読みたい記事

 

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塾講師になるために必要な3つの能力とは

子どもに勉強を教えたいという熱意だけでは、塾講師になれるとは限りません。塾講師に求められる3つの能力について解説します。

 

責任感

塾講師には、生徒の学力や成績を引き上げようとする責任感が必要です。「バイトだから」「結局は生徒の学力次第だから」などと投げやりに考えていると、生徒にも伝わってしまい、モチベーションを下げることにもなりかねません。

 

コミュニケーション能力

常に生徒に気を配りながら接するコミュニケーション能力は、塾講師に欠かせない能力です。生徒の気持ちや理解度を考えながら、寄り添って授業を進める必要があります。普段から相手の気持ちを思いやることを意識し、コミュニケーション能力を習得していきましょう。

 

学力

授業を行い、生徒に勉強を教えることが塾講師のメインの仕事です。生徒に教えられる程度の学力は必須といえます。また単純に学力が高いだけでは不十分です。持っている知識を生徒にわかりやすく伝える能力も求められます。

 

 


塾講師になるには資格は必要?

多くの場合、塾講師になるためには特別な資格は不要です。塾講師は比較的未経験者の採用率が高く、大学生にも人気のバイトです。資格を持っていないからといって応募をためらう必要はありません。

 

採用試験では資格の有無よりも、仕事に対する姿勢が重要です。勉強を通して子どもたちに自信を持ってもらいたい、勉強ができる楽しさや達成感を知って欲しいと真剣に考えていることなどが評価されるでしょう。

 

ただし、資格がアピールポイントになることはあります。例えば実用英語技能検定やTOEICなどの英語関連の資格は、英語の授業を担当する際に有利に働きます。国語の授業の担当を希望する際には、漢字検定などを持っていると評価されるでしょう。


塾講師の採用条件で資格や経験が求められる場合

基本的に資格は必須ではありませんが、特定の授業に関しては資格を求められるケースがあります。例えば漢字検定や英語検定などの資格取得に向けた授業を担当する場合、学習塾によってはその資格を保持していることが採用条件になります。

 

また、資格ではありませんが、一定の経験を積んでいることが採用の条件になることもあります。例えば難関大学合格に向けた授業を担当する場合、講師自身も難関大学への合格経験を求められるケースが多いです。そのほかにも、一部の中学受験向けのクラスであれば、講師自身が中学受験していること、あるいは実際に中学受験をする生徒を教えた経験があることなどを求められるでしょう。


 

塾講師になるには教員免許があると有利になる?

採用基準は塾によって様々なので一概には言えませんが、教員免許が塾講師の採用選考に有利になることはあります。教員免許を取得している場合、あるいは教職課程を終えている場合は、塾講師の応募の際に履歴書の資格の欄に記載しておきましょう。教えることに興味がある人は、教員免許取得を前向きに検討してみることをおすすめします。 

 

ただし、教員免許の有無よりも、筆記試験、面接試験、模擬授業などの採用試験の結果を重視する塾もあります。教員免許を持っているからと安心せず、採用試験に真剣に取り組み、良い成績を上げるようにしましょう。採用試験前に、担当する学年に合わせて、中学受験や高校受験の模擬テストを自宅で実施してみるのも効果的です。

 

塾講師におすすめの5つの資格

塾講師を目指す方にとって、必須ではないものの有利になる資格があります。資格取得によって系統立てた知識が身に付き、学習指導の際に活かすこともできます。おすすめの5つの資格について見ていきましょう。


実用英語技能検定(英検) 2級以上

「実用英語技能検定」とは、日本英語検定協会が主催する民間資格です。文部科学省が後援しているので、認知度が高く、利用できる場も広い資格です。5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つのレベルがあります。

 

学習塾は一般的に大学受験生までが対象ですが、講師としては2級以上がアピール材料になるでしょう。また、大学によっては、準1級、1級を取得していると単位として認定されることもあります。

資格概要
目的

・特に受験資格はなく、どの級からでも受験可能

・自分の能力を知る目的としても活用できる資格

・幼児から社会人まで幅広い人が受験

レベル
難易度

・2級は高校卒業レベル、準1級は大学中級程度

・筆記だけでなくリスニングやスピーキングのテストがある


TOEIC 600点以上

「TOEIC」は海外でも受験される英語の資格で、日本では国際ビジネスコミュニケーション協会が運営しています。L&R(Listening&Reading)やS&W(Speaking&Writing)などの種類があり、L&Rを受験する人が多いです。L&Rは990点満点とし、点数によってレベルを判断します。

 

600点以上を取れればだいたい上位半数に入れるため、まずはここを目標にしましょう。

資格概要
目的

・L&Rテストは英語の聞く・読む能力を測ることが目的

・約45分のリスニングテストと約75分のリーディングテスト

・各495点が満点で、各375点以上であれば高い英語力を評価される

レベル
難易度

・合否はなく、高得点を目指して何度でも受験可能

・平均は600点程度、700点以上獲得を目指すのがおすすめ


実用数学技能検定(数検) 2級以上

「実用数学技能検定」は日本数学検定協会が主催する資格で、文部科学省が後援しています。かず・かたち検定(ゴールドスター、シルバースター)から11級、10級、9級、8級、7級、6級、5級、4級、3級、2級、準1級、1級があり、いずれも記述式で、自分の能力に合わせた級から受験することができます。

 

資格として認められるのは2級以上のため、数学力をアピールしたい場合は取得しましょう。また、実用数学技能検定は、大学によっては単位として認定されることもあります。

資格概要
目的

・数学力がどの程度であるかを測る検定

・5級以上は1次試験と2次試験に分かれている

レベル
難易度

・2級は高校2年程度、準1級で高校卒業程度(数学Ⅲ程度)

・1次試験は全体の70%以上、2次試験は全体の60%以上で合格


日本漢字能力検定(漢検)2級以上

「日本漢字能力検定」は日本漢字能力検定協会が主催・認定する民間資格です。10級、9級、8級、7級、6級、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の12の級があります。

  

2級で常用漢字すべての読み書きができるレベルとされているため、履歴書に記載するなら2級以上が望ましいです。

資格概要
目的

・漢字力を測る検定

・読み書きにとどまらず理解の深度も推し量られる

レベル
難易度

・2級は高校卒業レベル

・準1級と1級はどちらも大学・一般レベル


学習塾講師検定

「学習塾講師検定」とは全国学習塾協会が実施・認定する民間資格です。「学習塾講師集団指導1級」と「学習塾講師集団指導2級」、「学習塾指導者認定」の3つの資格があります。

 

学習塾指導者認定はテキスト学習だけで受験することができますが、実務経験1年以上を目安とする学習塾講師集団指導2級は、筆記テストに加えて実技テストもあります。1級は、2級取得者しか受験できません。塾講師としてエキスパートを目指すのであれば、学習塾指導者認定を勉強していきましょう。塾講師になるためのアピール材料というよりも、ある程度、講師としての経験を積んでから取得すると強みになる資格といえます。

資格概要
目的

・満18歳以上であれば、集団指導1級を除き、誰でも受験可能

・熱意にあふれ理論に基づいた教え方ができる塾講師の育成が目的

・塾講師に求められる知識・技術・能力を有しているか確認

レベル
難易度

・学習塾指導者認定と学習塾講師集団指導2級の難易度は比較的低め

・学習塾指導者認定を有している場合、
 学習塾講師集団指導2級の筆記テストは免除され実技テストのみ

・学習塾講師集団指導1級は難易度が高い

 

塾講師になるには大学や学部の指定はある?

塾講師に応募するには、基本的には大学を卒業している、もしくは大学に在学中であることが条件となるでしょう。しかし、特定の大学や、いわゆる有名大学を卒業・在学中であることが求められることは多くありません。なかには、特定の大学や学部を目指すための塾や、有名大学卒業・在学中の講師をそろえていることを特徴としているところもありますが、求人情報の応募資格に記載があるのでチェックしてください。

 

また、塾によっては、短大や専門学校の方でも勤められるケースもあります。求人案件に学歴について明記されていないときは、事前に電話などで問い合わせておくことをおすすめします。

 

塾側としては、基本的には高学歴かどうかよりも、スキルの方に注目する場合が多いでしょう。実用英語技能検定に合格している、TOEICなどで高得点を修めているなどの具体的な資格を持つ場合は、ぜひアピールしてください。

 

  

塾講師になるには万全な対策が大切 ?あわせて読みたい記事?

塾講師には、責任感とコミュニケーション能力、学力が求められます。また、資格を持っていることで採用に有利になることも。塾講師の求人に申し込む前に、応募先では何が重視されているのか、どんな資格やスキルを求められているのか確認しておくようにしましょう。

 

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選考について

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  1. 塾講師の履歴書の書き方
  2. 大学生必見!!バイト”応募後の連絡”で採用に有利?!
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