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塾講師バイトの採用試験に落ちたのはなぜ?受かる人との違いやテスト対策を解説

塾講師の採用試験に落ちたのには何か理由があるはずです。採用試験に落ちたときのよくある理由を紹介し、落ちないためにどんな対策ができるのか、筆記試験・面接・模擬授業の3つに分けて対策を解説します。事前にしっかり準備すれば、合格への道も遠くありません。ぜひ参考にして、あきらめずに塾講師を目指してください。

 


 

執筆者

塾講師ステーション情報局
編集部

塾講師ステーション情報局上の記事の企画・執筆・編集を実施。年100本以上の記事を執筆する有識者や塾バイト経験者など、塾業界に精通するメンバーが執筆を手掛ける。

 




目次
塾講師バイトの採用試験・面接に落ちた理由
塾講師バイトの採用試験・面接に落ちないための【筆記対策】
塾講師バイトの採用試験・面接に落ちないための【面接準備】
塾講師バイトの採用試験・面接に落ちないための【模擬授業対策】
採用試験・面接に落ちた経験を次に活かそう

 

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塾講師バイトの採用試験・面接に落ちた理由

塾講師に向いているかどうかは、責任感・コミュニケーション力・学力の3つで総合的に判断されます。もし塾講師の採用試験に受からなかったとしても落ち込む必要はありません。塾はたくさんあるので、自分が落ちた理由を研究して次の採用試験につなげていきましょう。

 

筆記試験の結果

筆記試験の結果が求められる基準に達していない場合は、採用試験に落ちることがあります。教えたい科目・学年に相当する最低限の学力は求められるので、筆記試験を受ける前に復習しておきましょう。

受かる人の傾向 ・小中学校の基本的な問題ができている
・漢字や英単語などの基礎ができている
落ちる人の傾向 ・字が丁寧でなく、読みづらい
・回答に至るまでの道筋が分かりにくい

 

面接の結果

塾講師求人においれ面接は合否を分ける最も重要なプロセスと言っても過言ではありません。面接試験はほとんどの塾の採用試験で実施され、応募者のコミュニケーション能力をはじめとした様々な要素がチェックされます。

 

元気がない、言葉のキャッチボールができていない、一般的な常識がないなど、基本的なコミュニケーションができていない場合は落ちることもあるでしょう。また、職場のカラーや指導形態、教育方針に合わないと判断された場合も落ちることがあります。

受かる人の傾向 ・相手の目をしっかりと見て話す
・自分の言葉で丁寧に受け答えをする
落ちる人の傾向 ・質問を最後まで聞かずに話し出す
・どこかで聞いたことがあるような話ばかりをする

 

 

模擬授業の結果

模擬授業とは、本番を模倣して行う授業のことです。事前準備は不要ですが、過度に分かりづらい説明の場合は落ちることもあります。また、相手に伝えよう、理解してもらおうという意志が感じられないときも、落ちることがあります。

受かる人の傾向 ・相手に伝えようとする意志が感じられる
・話し方が明瞭で聞き取りやすい
落ちる人の傾向 ・口ごもるような聞き取りにくい話し方をする
・知識をひけらかすような説明をする

 

 

 

タイミング

同時期に応募者が重なり、採用枠の都合で落とされることがあります。生徒が増える春は講師の採用枠も増えるチャンスなのでおすすめです。経験者であれば夏期講習や冬期講習の前を狙うのもよいでしょう。こまめに求人案内をチェックし、大量募集や急募の文字を確認してください。

 

 

 

 

塾講師バイトの採用試験・面接に落ちないための【筆記対策】

筆記試験の中には特殊なものもありますが、事前に準備しておけば恐れることはありません。応募先の塾でどのような試験を実施しているのか把握し、しっかり対策してから本番に臨むようにしましょう。

 

筆記試験の有無・科目数を確認する

筆記試験は学力を証明できる重要な機会です。いくら簡単な内容とはいえ、過信せずおさらいしておくことが大切です。

 

塾に応募する前に、筆記試験の有無や科目数を必ず確認しておくようにしましょう。塾講師ステーションでは、以下の手順で各塾の「応募の流れ」から筆記試験に関する情報が確認できます。筆記試験対策にぜひご活用ください。

  1. 条件を入れて希望の塾を見つける
  2. 求人情報の下部にある「応募の流れ」をチェックする
  3. 「選考方法」の筆記試験に記載を確認する
「選考方法」の記載イメージ

 

 

 

 

塾のスタイルを把握する

  塾の例 傾向 対策
中学受験に強い塾  SAPIX・早稲田アカデミーなど  特殊な問題が多い  過去問を解く
高校受験に強い塾  市進学院・明光義塾など  問題に癖がない  基本問題を復習する
大学受験に強い塾  河合塾マナビス・東京個別指導学院など  各科目で深い知識が求められる  指導予定の科目はセンター試験レベルを身につける

受けたい塾のスタイルによって、筆記試験の傾向と対策が異なります。応募先のスタイルを調べて、筆記試験の対策をしておきましょう。有効なのは、やはり実際に過去問を解いてみることです。時間があれば繰り返し、チャレンジしましょう。

 

塾によっては筆記試験の範囲をHPで公開してくれているケースもあります。応募する前に確認し、ある程度の点数は取れる状態にしておきましょう。

 

 

科目ごとのポイントを抑える

  中学受験 高校受験/私立中学補習
英語  -  中3までの単語、英文法の確認
算数
数学
 割合(速さ・比の問題)、平面図形、分数の四則演算の確認  2次方程式の文章題、円を使った証明問題、平方根や多項式
国語  助詞と助動詞の違い、文節の読み取り、敬語  漢字、古文、漢文
理科  電気回路、振り子運動、中和、植物名  電流、磁界、化学変化、物質の質量の計算問題、天体
社会  都道府県ごとの特色、飛鳥時代から平安時代、国会の仕組み、憲法  明治時代以降の歴史、公民、世界の国々の特色

科目ごとに頻出テーマをチェックして、問題集で対策しておきましょう。

 

なお、中学受験の算数は方程式・文字式を使わずに解くと高い評価が得られます。また、中学受験の理科は元素記号で答えないように注意することが大切です。いずれもその学年で習っているはずの知識だけを使って答えるようにしましょう。

 

塾講師バイトの採用試験・面接に落ちないための【面接準備】

面接では、はきはきと簡潔に話す必要があります。あらかじめ塾の採用条件は頭に入れておき、志望理由やアピールポイントを明快に話すようにしましょう。

 

塾の求める採用条件を確認しておく

勤務時間や勤務地、指導科目などの希望条件が塾の求める条件に合致しているか、あらかじめチェックしておきましょう。認識にずれがないようにしておくことが大切です。また、塾の求める採用条件の範囲内で、自分の希望をはっきりと答えられるようにしておきましょう。

 

なお、塾講師ステーションでは、以下の手順で各塾の「こんな方に来て欲しい!」から採用条件が確認できます。応募前にあらかじめ確認しておきましょう。

 

  1. 条件を入れて希望の塾を見つける
  2. 求人情報の下部にある「こんな方に来て欲しい!」をチェックする

 

「採用条件」の記載イメージ

 採用条件の記載イメージ画像

 

塾の求める講師像について調べておく

求人案内や塾のHPなどで、塾の指導形態や指導方針を確認しておきましょう。個別指導の塾は1対1のコミュニケーション力や寄り添う力が求められますが、集団指導の塾はプレゼンテーション力や大人数を導く力が求められます。それぞれ塾の形態・方針に合う形で自分の求める講師像を作っておきましょう。

 

 

面接の練習をする

面接が苦手な人は、必ず一人や家族を相手に練習しておくようにしましょう。自己紹介や志望動機など、必ず聞かれる質問には、事前に準備してスムーズに答えられるようにしておきます。また、履歴書を提出している場合は、記載した内容と矛盾なく答えられるようにしておくことも大切です。特に、志望動機やアピールポイントは履歴書と同じ内容をしっかり答えられるようにしておきましょう。

 

 

 

 

塾講師バイトの採用試験・面接に落ちないための【模擬授業対策】

塾講師の採用試験で模擬授業が実施されることがあります。事前に授業内容をシミュレーションしておくことや、生徒たちに分かりやすく説明することを念頭に置くことで、緊張せずに模擬授業を行えるでしょう。

 

事前に情報収集し練習をする

求人情報や選考案内はしっかり確認しておくようにしましょう。模擬授業に対して不安がある場合は、直接、塾側に質問して解消しておくことも大切です。また、授業内容を頭で理解するだけでなく、実際に試験前に一人でシミュレーションをしておくようにしましょう。

 

生徒に教えるという意識を持ち前向きに話す

未経験でもポジティブな印象を持ってもらえると好印象です。塾講師は人に教える仕事のため、例え慣れていなくても、人間関係を円滑にできる人柄があれば評価されます。一方的に話すのではなく、人に教える意識を持って話すようにしましょう。

 

問題の要となるポイントを見抜き伝える

より分かりやすい授業にするためにも、単にテキストを解説するのではなく、問題のポイントを伝えるとプラス評価につながります。例えば、数学の公式や英語の文法などにおいて、間違えやすい点を指摘すると、生徒の役に立つ実践的な授業ができる人材だと評価されるでしょう。

 

 

 

 

採用試験・面接に落ちた経験を次に活かそう

塾講師の採用試験に落ちるのには様々な理由があり、一概に印象が悪かったとは限りません。募集人数が少なく、やむなく落としたなどの理由もあるので、塾講師に向いていないと自己判断するのではなく、落ちた経験を次に活かしていきましょう。1つの塾を受けただけで必ず合格するとは言えないため、諦めないことも重要です。

 

次のチャンスを掴むためには、しっかり対策しておくことが大切です。塾講師ステーションでは、塾ごとに採用試験の情報を公開しているので、塾のHPと合わせて試験対策に利用しましょう。塾講師ステーションからの応募で採用されると、5,000円分のお祝いをお渡ししているので、ぜひ一度ご覧ください。

 

 

 

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