みなさん、こんにちは!はじめまして!情報局ライターのオオイシです。
センター英語攻略の記事にアクセスいただきありがとうございます。
今回から大学受験を意識して、センター試験対策として大問別解法を紹介していきたいと思います!
いきなり第6問?と思う方も多いと思います。
でも、センターや入試ってバカ正直に第1問から解かなくてもいいんです。
一番時間がかかりそうな、第6問から潰しておきましょう!
そもそも第6問とは
センター試験を見たことがない高校1,2年生の生徒さんは、第6問が何のことだかわからないと思います。
簡単にいうと、ただの長文なのですが、長い文章は必ず序論・本論・結論があります。
序論は、この文章のテーマやテーマにした理由。
本論は、その例などが多いです。最後の結論は、筆者の考え。
文章の構造でいえば、現代文と同じです。
言ってしまえば、難易度の低い現代文が英語で書いてある感じです。
「そんなことはわかってるからどうやったら読めるのかが知りたい……」という生徒が多いですが、ポイントは単語です。
「ひたすら英単語をやってください」の一言に尽きます!
1. 問1~3で聞いてくること
最初の問1~3で聞いてくることで多いのは、パラグラフの要約です。
最近の傾向は、問いに読むべきパラグラフがきちんと指定されているので、そこを読んで答えましょう。
ただし、これはどの問題でも言えることですが、必ず問題文と選択肢から読んでおくこと!
いきなり本文を読むのだけはやめましょう。
また、選択肢を読んでるうちに、何度も出てくる単語が出てきたらマークしておくこと。
本文(パラグラフ)を読むとき、その単語がある文だけを読めば解ける、という場合が多いです。
2. 中盤に多い文の構成問題
問いの中盤になってくると、どこのパラグラフが序論・本論・結論か、を聞いてくるものがあります。
文章全体を読めばわかる問題ですが、到底そんな時間はありません。
じゃあどうするのか、というとそれぞれのパラグラフの文の頭に注目です。
2008年のセンター試験で、IT革命に関する問題がありました。
その問5に、5つのパラグラフを、3つのグループにわける問題があります。
「5つも読んでいられるか」と、吐き捨てる高校生も多いですが、実はこれ、5つのパラグラフの文頭だけ読めば大丈夫なんです。
例えば、パラグラフ(4)の文頭は、”Another example of this type of arrangement is ・・・”とあります。
この和訳は、”このタイプの取り決めの別の例は・・・”。
ここから判断するに、”このタイプ”は、その前の(3)に出てきた、という風に受け取れます。
つまり、(3)と(4)は同じ主題の例として挙げられています。
次に、(5)の文頭には、”A second bussiness model made possible by the IT Rebolution is・・・”、
(6)は”A similar example is・・・”とあり、和訳すると”IT革命により可能となった第2のビジネスは・・・”と、”同様の例として・・・”となります。
つまり、(5)で新しい話のネタを出し、(6)で同じネタの例を紹介している・・・。
そして、最終パラグラフである(7)は序論・本論・結論でいう結論の部分なので、(3)と(4)、(5)と(6)、(7)という風にグループ分けができます。
また、この解法で不安な方もいると思います。
そういう時は、読んだパラグラフは5~10文字くらいで簡単にまとめておくとよいでしょう。
例えば、(1)は○○(テーマ)の歴史、(2)は○○の例、のように本当に簡単で構いません。
一度読んだパラグラフは、案外覚えてるものなので、思い起こす程度で大丈夫です。
3. 最後の最後、「まとめ問題」
第6問の最終問題に多いのは、本文全体の要約問題です。
筆者は何を言いたかったのか、そもそもこの文章の主題ってなんだっけ・・・大事なことは、忘れたころに訊かれます。
ここで重要になってくるのは、最初と最後のパラグラフです。
この2つを照らし合わせ、両方に当てはまったことが選択肢の回答になる、と考えてもいいでしょう!
一番大事なのは、”解くこと”ではなく”復習”
センターの過去問を解き始めた生徒には、「とにかくバリバリ解きまくるぞー!」ではなく、復習を重点的にさせてください。
私は、解き始めた高3生には、1週間の内に解くのは1日、残り6日は復習しろ、といってます。
それぐらい復習が大事です。
どうしても長文が苦手だ、という人に足りないのは大概、国語力です。
一回解いて間違っていたら、答えを見てわかった気になるのではなく、残りの選択肢から自力で答えを見つけようとしてください。
このやりかたで、実際に点数を伸ばした生徒も多くいます。
また、高1、2生は、「センターなんてまだ・・・ねえ・・・」と思うかもしれません。
確かに、まだ早いし、赤本を買う必要もないと思います。
しかし、高3生がセンターで戦うのは、問題が解けるか解けないか、ではなく、問題が早く解けるか解けないか。
つまり、解けて当たり前と思ってください。
私が受け持っている高2の生徒は、月に1,2回センターの問題を解かせる時間を設けています(もちろん全員ではなく、その生徒のレベルによってですが・・・)。
とにかく、いくら時間が掛かってもいいから、自力で解くということを大事にしてください!
@塾講師を考えている大学生の方へ
長文の解説は時間もかかるし、やりづらい部分がたくさんあります。
ですが、高校生にとっては学校でほとんど触れることがないのが長文問題です。
英語のリーディングの授業で長文はやりますが、あれははっきりいうと暗記です。
入試や受験での長文のやり方は、ほぼ把握していません。
「学校でやってるし、大丈夫だろう」ではなく、一から丁寧に教えてあげるとよいでしょう。
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