漫画とゲームが中学社会の苦手な人を救う!?
よく、社会って暗記をひたすら繰り返す教科の代表例として挙げられますよね…。
生活科から社会が好きで、社会好きが高じて大学では日本史を学ぶ学科に入学し中学高校すべての社会科科目を教えられる筆者としては悲しい限りです。
社会って意外に暗記科目で嫌われてるんですよね…。
そんな中、
自分がいかに社会が好きになり、
中学から大学入試まで社会科の鬼として君臨(笑)できたか
を書いてみたいと思います!
ズバリ私が社会一般を好きになったのはゲームと漫画のおかげです!!!
歴史を好きになったきっかけ
世の中には数多くの歴史を描いたゲームや漫画小説が氾濫しています。
私も小学校5年生の時に父がやっていた、とある「歴史ゲーム」をやり、
そのゲームにはまって歴史が好きになりました。
(ただ、これでは、はまらなければ先に進みませんね。)
私がその次に進んだのは、「漫画の歴史シリーズ」でした。
漫画といえども古代から現代まで約15冊あるシリーズで読み応え十分でした。
これがなぜいいかというと、歴史のざっくりとした流れを簡単に学ぶことができるからです。
歴史を学ぶ上で重要なのは、ざっくりとした流れを覚えることです。
そのためには年号の暗記もいいのですが、
きりがないことと、そして、応用が利かないことが問題であると思います。
大まかな流れをつかめば、細かな年号を多く覚えなくても、年代並べ替えの問題などに対応できます。
また、中学の歴史であれば大まかな流れをつかめれば対応できる問題も多いのです。
流れで覚えると背後関係も理解しやすくなります。
その上、漫画は文字と絵で訴えかけてきてくれます。
「こんな顔していた人がこんなこと言ってたな」なんて問題を解く際に脳内で再生されれば、
圧倒的に忘れにくい知識として頭の中に保存されます。
地理を好きになったきっかけ
次に地理です。
地理の中でも日本の地理問題です。
その中でも人文地理のような都道府県を覚えたり、各都道府県の特産などを覚える問題は頻出です。
地理を解く際には頭の中にある程度でいいのですが地図が出てくれば解きやすくなります。
特産と、都道府県名と地図を学ぶことのできる教材…。
それはズバリ「某すごろくゲーム」です。
電車に見立てた駒を動かしながら各都道府県の物件を購入していくゲームです。
このゲームの多くのシリーズの舞台が日本地図となっているために、
ゲームをしているうちに各都道府県どころか各市町村の位置を把握することができるのです。
また、物件を購入するゲームなので、物件が各市町村の名産物のお店になっていることが多いです。
青森ならリンゴ園、宇都宮の餃子…などなど楽しんで熱中しながら日本地図が頭に入り、
特産品も覚えることができます。
最後に
ゲームに漫画というものは、
「いつまでゲーム・漫画やってるの!!」と勉強の対極にあり怒られる存在ですが、
使い方によっては生徒の学力を上げる大きな勉強道具になりえるのです。
皆さんもぜひ生徒に薦めてみてください。
でも限度はありますよ…。