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語呂合わせで覚える酸性・中性・アルカリ性の見分け方【中学理科】

中学生

2021/12/17

pHってなに??

今回は、中学入試、高校入試でもよく問われる、pHについて扱います。

 

高校化学では水素イオンの濃度数を用いて計算しますが、中学レベルでは、その性質といくつかの試薬を覚えておけばオッケーです。

 

酸性・中性・アルカリ性

 酸性中性アルカリ性

<画像:http://www.live-science.com/honkan/basic/chishiki02.html>

<性質>

酸性:酸っぱい (酢、果汁など)

アルカリ性:苦い (重層、塩素系漂白剤など)

これ以外の性質を問われることは余りないでしょう。


酸性・中性・アルカリ性はpHによって決まります。

ポイントはpH=7の時です。

通常pH=7のときを中性と認識することが多いのですが、厳密にはpH6.0~8.0の水溶液を中性といいます。

しかし高校化学ではpH=7を中心に、
7より大きいとアルカリ性、7より小さいと酸性、と覚えましょう。

 

酸性・アルカリ性の見分け方


  酸性 中性 アルカリ性
BTB溶液
フェノールフタレイン溶液 変化なし 変化なし
リトマス試験紙 赤⇒青 変化なし 青⇒赤

 

以下の3つを覚えておくと良いでしょう

1、BTB溶液:黄色なら酸性、緑色なら中性、青色ならアルカリ性

(覚え方:酸性、中性、アルカリ性の順に「きみ」)

2、フェノールフタレイン溶液:酸性・中性なら無色、アルカリ性なら

3、リトマス試験紙:青色と赤色。青色リトマス紙を水溶液につけて赤色に変われば酸性赤色リトマス紙が青色に変わればアルカリ性

(覚え方:「あ」が「あ」で「酸性」なので、「おかさん」)

1,2は調べたい水溶液に少量加え、入れた後混ぜて色を見ます。

 

平成25年度神奈川県公立高校の入試問題

酸性中性アルカリ性

平成25年度神奈川県公立高校の入試問題です。答えはb,dなので4です。

一通り説明した後に、実際に問題を解いて、きちんと覚えられているかどうかを確認してください。

 

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