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大学教授(教員)は兼業できる?おすすめの副業と注意点を解説

大学教授(教員)は兼業できる?おすすめの副業と注意点を解説

近年の副業ブームから「副業を始めたいけど、おすすめの副業って何だろうか」「そもそも大学の教員や教授は副業をしても大丈夫なのか」と思っている大学教員は多いのではないでしょうか。

この記事では現在、大学に勤務している教員の方向けに「大学教員は副業ができるのか」「副業をはじめる理由」「おすすめの副業」「副業をする際の注意点」を紹介します。

現在、大学教員で副業を検討中の方はぜひご参考にしてください。

目次
・大学教員は副業をできる?
・大学教員のおすすめ副業
・副業をする際の4つの注意点
・大学教員が副業をはじめる理由
・まとめ

大学教員や教授は副業をできる?

そもそも大学教員は副業をできるのかと疑問に思う方も多いでしょう。国立大学と私立大学のそれぞれの場合で副業可能か紹介します。

国立大学

国立大学の場合、規則が公務員とほぼ同一なため副業に関して厳しい傾向です。国立大学勤務の大学教員や教授はみなし公務員とされており、規則も公務員とほとんど変わりません。

勤務している大学の副業規定と合わせて以下の文部科学省のHPをご確認ください。

文部科学省 国立大学教員の兼業制度について

私立大学

私立大学の場合、運営元が学校法人や企業なので立場はサラリーマンに近いです。そのため大学によって副業を許可しているパターンもあれば禁止をしているパターンもあります。そのため国立大学と比べて副業が比較的しやすい環境といえます。

 

大学教員のおすすめ副業

助手と教授では副業を始める理由がお互いに違うので、おすすめの副業もそれぞれ変わってきます。ここでは大学助手・教授のおすすめ副業を詳しく紹介していきます。

助手の場合

助手の場合は家庭教師・塾講師がおすすめの副業です。理由の1つ目は専門知識が直接活かせるからです。大学で教えている科目をそのまま転用できるので事前準備などが必要いりません。

理由の2つ目は比較的柔軟な時間スケジュールの設定が可能なためです。特に家庭教師はシフトの調整がしやすく、大学の授業や研究に考慮できます。また近年、オンラインの需要が増えてきており場所にとらわれず働くことができます。

比較的に始めやすい副業なので、収入を増やしたいと考えている人におすすめです。

教授の場合

教授の場合はメディアの出演やWeb情報発信、企業の相談役・顧問がおすすめです。主な理由は経験を活かすことができる副業だからです。TVや講演会の出演、Webの情報発信、企業でのアドバイザーは自身の専門分野の経験を強く活かせることができます。

他の理由には仕事の幅が広がることが挙げられます。メディアの出演によって、多くの人々に知られることで外部から声がかかり活躍の幅を広がる可能性があるかもしれません。また業界とのつながりから新しいビジネス機会や共同研究の模索や自身の研究分野の認知が広がって研究について注目されたり、評価されてる可能性があります。 

 

副業をする際の4つの注意点

ここまでおすすめの副業について紹介してきました。最後に副業時に気を付けなければならないポイントを4つ紹介します。それぞれ詳しく見ていきましょう。

ポイント①所属している大学の規定を再確認する

規定を違反していると本職の方に影響を及ぼす可能性があるので、今一度勤務先の大学の規定を確認しましょう。また自身で判断を迷っているなら、一度大学側に相談することもおすすめです。

ポイント②副業収入に注意する

所得の度合いによって確定申告をする必要があるので副業での収入には注意しましょう。具体的に1年に20万円以上の副業所得がある場合に確定申告が必要になります。

また行っている副業がどの所得区分に該当するのか確認しましょう。
例えばパートやアルバイトは給与所得、個人事業主やフリーランスは事業所得に該当します。
その他にも区分はありますが、詳しくは国税庁のHPなどを参照してください。

国税庁 所得区分

ポイント③本業との時間配分を注意する

副業の時間配分を注意する理由は、本業に支障が出てしまわないためです。本業あっての副業です。本業に影響が出てしまったら、元も子もありません。ご自身の体力も合わせて仕事量を調整することを強く推奨します。

ポイント④自身の発言に注意する

発言内容によっては自身の今後に影響を及ぼす可能性があります。特にテレビやSNSなどの発言には注意しましょう。昨今、メディアでの発言で問題になる方が多く、自身のイメージダウンや仕事にも影響を受ける可能性があります。

 

大学教員や教授が副業をはじめる理由

副業を始める理由は大学教員の中でも助手と教授の場合で大きく異なります。その理由について紹介します。

助手の場合

助手が副業をはじめる主な理由は収入を増やしたいからです。給与が十分でないので、副業から収入源を増やして生計を立てたいと考えているようです。

教授の場合

教授の理由は大学以外の実践的な現場で、自身の知見を提供して活躍の場を広げたいからと考えているからです。他の理由に特定の分野での有識者であるため、外部から知見を得たい目的で話が持ち掛けられて、副業を始めるケースもあります。

 

まとめ

本記事では大学教員の副業について「副業をはじめる理由」「副業をする理由」「おすすめの副業」「副業をする際の注意点」を紹介してきました。

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