よく宿題は日ごとに出すべきだ、そうすると生徒は継続的に毎日勉強をしてくれる、という方法論を聞きます。しかし、具体的にどのように指示を出せばいいのかがあまりよくわからなくて実行できていません。今見ている生徒は授業前に宿題をいっきに終わらせる傾向にあって、これでは日々の習慣づけができなくてあまりよくないと思うのですが、いざどう指示すればいいのかあまりよくわかっておらずやきもきしています。
効果的な宿題の出し方について色々と知ってみたいです。お願いします。
効果的な宿題の出し方について色々と知ってみたいです。お願いします。
- 宿題
- 投稿日:2015/06/09
- 投稿者:takakokki
- 回答数:1件
塾回答
宿題の出し方、頭を悩ませますよね。私の場合(普通に個別授業を担当しています)、生徒の状態によって、段階を踏んでいます。
モチベーションが低い、学習習慣がほぼゼロの生徒の場合には、まずは「やってきて褒められて気持いい」宿題からはじめます。暗記でも音読でも、書き取りでも(その場合、やってきたと磯をついたとしてもです)。その代わり、自力でできる内容(質・量とも)だという事が大切です。ですので、1日でやったとしても塾に来る直前であったとしても良しとします。
次に、宿題をやって来てくれるようになれば、「成果につながる宿題」へと切り替えていきます。こちらもやり切れる、という事を大切にします。ある程度成果が出てきて初めて子供たちは欲が出てきます。その向上心に合わせて宿題量も増やしていきます。そして、この段階で初めて取り組む曜日を一緒に決めたり日割りにしていきます。
最終段階として、向上心もでてきて学習習慣もついてきた生徒に対しては、「極力最小限」の宿題とします。授業で行った内容の定着のための最小限の量です。その代わり、担当科目以外も含めて日ごろの勉強の様子を毎回しっかりと聴き取り、承認し、背中を押してあげます。
地域性や塾のカラーによって、だいぶ差異はあるかと思いますが、何かのご参考になれば幸いです。
- 投稿日:2015/12/11
- 投稿者:個別学院Frontier 採用担当者
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